房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

地震発生率て何?

2012-01-22 02:48:26 | Weblog
前回は降水確率でした。
降水確率は雨が降るか降らないかは言ってはいないのです。雨が降るか降らないかは天気予報の「今日は快晴です。」とか「今日は所によって一時雨。」とかの予報でわかるんです。

では、地震発生率はと言うと、これは『確率』です。
気象庁のHPではさいころの目を例にあげています。
「さいころを振ると、6回に1回は1の目が出る。」1の目が出る確率は6分の1と言うことです。

地震発生率は特定の地域である期間ある規模の地震と言うのが条件です。
「○○沖を震源とするM8規模の地震は今後10年間では1%」

それでは何が1%なのでしょうか?
確率で考えるなら1%は100回に1回です。なにが?

そこで、「さいころを振ると」になるんです。さいころを振らない限りは1の目どころか2の目も3の目も出ないのです。

つまり、「100回地震が起こったらうち1回はM8規模の地震が起こる。」

これだけ見るとなんだか大変だぞと考えるのは一般市民だけで、議員も行政トップも大手企業トップも学者先生も、昨年の地震が起きるまでは大変なんて考えていなかったのです。
なぜか?
もう一度書きますが、「地震が起きたら100回に1回」
分母がものすごく曖昧なんです。いつ地震が起こるかわからないからです。
「地震が起きたら」の確率がわからない。そのわからない数字に100分の1を乗しても何が何やら。
だから、議員などはいつ起こるかわからないものにお金は出せない。企業もそんな曖昧な数字に踊らされて安全費に利益を注ぎ込めない。学者先生などは口では大変だと言いながら、地震が起こってから過去の地震の現地調査をする始末(今までの研究費は何に使われていたの?)。


防災に確率はいらないのです。

今度起きる地震が大地震だと言う考えでなくては、防災にお金は使えないです。
阪神大震災以降一般市民は行政指導や自己危機管理で防災にお金を使ってきました。ところが立法府が一番防災意識が低くお金を使わなかったのです。

降水確率同様、被害損額相当の安全防災にお金をかけてください。


地震発生率はわからなくとも、必ず大地震はくるという意識が大切です。

地震発生率は100%です。


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