房総閑話

廉価版コンデジでどれだけ撮れる?

突然の雨~口ずさんだのは「雨のウェンズデイ」

2007-04-04 21:21:15 | 音楽のある暮らし
夕方4時過ぎから突然雨が降ってきた。
予報通り。
雷と供に霰?雹?までも。

「雨の水曜日か・・」

『壊れかけたワーゲンのボンネットに腰かけて、何か少し喋りなよ静かすぎるから

 海が見たいわって言い出したのは君の方さ
 降る雨はスミレ色、Tシャツも濡れたまま
 wow wow Wednesday

 哀しみにも慣れたね、いつも隣りにいるから、君はクスッと笑い顔、とても綺麗だよ

 さよならの風が君の心に吹き荒れても
 ただぼくは知らん顔続けるだけさ、だって今日は
 wow wow Wednesday

 昔話するなんて気の弱い証拠なのさ、傷つけあう言葉なら波より多い

 海が見たいわって言い出したのは君の方さ
 降る雨はスミレ色、時を止めて抱き合ったまま
 wow wow Wednesday             』 (作詞:松本 隆)
 
自然に口ずさんでいた。

1980年。佐野元春の突然の衝撃的なデビューで、
おっちゃんはサザンオールスターズから佐野元春へ。
新たなロックンロールが頭の芯に響き渡る。
「アンジェリーナ」「ガラスのジェネレーション」「彼女」「SOMEDAY]「Rock’nRoll Night」「グッドバイからはじめよう」
どれも新鮮で毎日聞いていた。

そして82年3月リリースされたのが、『ナイアガラ・トライアングルVol.2』
佐野元春と大滝詠一、杉真理の3人で作ったアルバムだ。

そのときまで噂には聞いていたが、大滝詠一は聴いたことがなかった。
おっちゃんは、『これは何か違う』と感じて、
前年に発売された、『A LONG VACATION』を買う。
もちろんCDではなくて、レコード。

おっちゃんの音楽の世界が一変。全く違う。

よしだたくろうのフォークから始まり、70年代はフォークを弾きまくり、
78年「勝手にシンドバッド」でサザンオールスターズ。
そして、佐野元春。
もはや、フォークギターでは弾き語れなくなってきたところへ大滝詠一。

『A LONG VACATION』すべてがおしゃれで聞き応えがある。
その中の1曲にこの『雨のウェンズデイ』がある。
作曲は大瀧詠一。
ピアノの音が大滝詠一の声にまとわりつく。
それが、ちょっとだるくて、もうこの関係を終わらせてもいいかな?
もう少しだけ一緒にいたいかな。と思わせるような。
この水曜日が雨だから。


何故、口ずさんだか?
だって、今日はウェンズデイ。


このアルバムはこの年のアルバム大賞に選ばれる(松任谷由実の『水の中のASIAへ』も選ばれている)。
1982年10月、世界初のCDアルバムを発表した。


蛇足だが、おっちゃんの音楽は今まで男性ヴォーカルしか聴かなかったが、
渡辺美里の出現で一時女性ヴォーカルしか聴かなくなる。



  


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