もう成人してしまった甥っ子の小学年5年生の時の話しです。
甥っ子はキリスト教系の幼稚園に通っていました。12月に入ると、聖書にちなんだ劇をする。そしてサンタさんに手紙を書くのです。
「かぜをひかないでね」とか「いつもごくろうさまです」とか。
世界中の好い子のところにプレゼントを配るから、日本に来るのは25日の夜になるそうです。
もちろん、その年の好い子だけで、とくに12月はサンタさんの最終チェックの月で、特に好い子にしてないとプレゼントはもらえないのです。
25日の朝にプレゼントがあると、「今年は、サンタさんは日本からまわったんだ」と大喜びでした。
そういうふうに、甥っ子はサンタさんがいることを信じていました。
ところが、小5のときです。
ある友達が「サンタなんていない!プレゼントは父ちゃんだよ」と言ったのです。
それに対して、甥っ子の幼稚園卒園生は「違う!!サンタさんはいるんだ!!」と反撃。
クラスを2つに割る「サンタさん」論争になったのです。
初日時間切れで、チョイ軟弱「サンタさん実在派」は泣きながら帰宅。
家に戻った甥っ子(仲間)は、あらゆる大人にサンタさんが本当にいるか泣きながら聞きまくり、
すべての大人の、「サンタはいるよ」と言う発言に力を得て、眠りにつきました。
論争2日目、さすがに学校の先生も「サンタさんはいない」とは言えず、「サンタさんはいるよ」と発言したため、形勢逆転で勝ち誇ったように帰宅。
論争3日目、「世界中の子供にプレゼントを配れるわけがない」「サンタさんは1人じゃない」「何人だよ」「たくさんいる」「何人だよ」「・・・・」
またまた、形勢逆転。泣きながら帰ってきて、まわりのおとなに勇気づけられる。
論争4日目(学校終業式)、とりあえずプレゼントをもってきたサンタさんを目撃したら電話することで帰宅。
「今年は寝た振りをして、サンタさんを見る」と言い出し、あわてた義兄は、
「見つかったら、プレゼントはなくなる」と言ったが、
「見つからないようにするから大丈夫」
そして、深夜。
義兄はプレゼントを持って、家の外に出て、甥っ子の2階の部屋の窓にはしごをかけ、窓から侵入して、寝ている甥っ子のベッドの横にプレゼントを置き、窓から脱出。
翌朝、甥っ子は「夜、ガタって音で目を開けたら、サンタさんが窓から出て行った。やっぱり、サンタさんはいたんだ」と大喜び。
他の子もなんらかの形で、サンタさんを目撃して、「サンタさんはいる!」ことで決着しました。
あの年のクリスマスは大笑いの大変なクリスマスでした(笑)
それにしても、何も泣かなくてもいいのにね。
その甥っ子は、明日彼女のサンタさんになります。
甥っ子はキリスト教系の幼稚園に通っていました。12月に入ると、聖書にちなんだ劇をする。そしてサンタさんに手紙を書くのです。
「かぜをひかないでね」とか「いつもごくろうさまです」とか。
世界中の好い子のところにプレゼントを配るから、日本に来るのは25日の夜になるそうです。
もちろん、その年の好い子だけで、とくに12月はサンタさんの最終チェックの月で、特に好い子にしてないとプレゼントはもらえないのです。
25日の朝にプレゼントがあると、「今年は、サンタさんは日本からまわったんだ」と大喜びでした。
そういうふうに、甥っ子はサンタさんがいることを信じていました。
ところが、小5のときです。
ある友達が「サンタなんていない!プレゼントは父ちゃんだよ」と言ったのです。
それに対して、甥っ子の幼稚園卒園生は「違う!!サンタさんはいるんだ!!」と反撃。
クラスを2つに割る「サンタさん」論争になったのです。
初日時間切れで、チョイ軟弱「サンタさん実在派」は泣きながら帰宅。
家に戻った甥っ子(仲間)は、あらゆる大人にサンタさんが本当にいるか泣きながら聞きまくり、
すべての大人の、「サンタはいるよ」と言う発言に力を得て、眠りにつきました。
論争2日目、さすがに学校の先生も「サンタさんはいない」とは言えず、「サンタさんはいるよ」と発言したため、形勢逆転で勝ち誇ったように帰宅。
論争3日目、「世界中の子供にプレゼントを配れるわけがない」「サンタさんは1人じゃない」「何人だよ」「たくさんいる」「何人だよ」「・・・・」
またまた、形勢逆転。泣きながら帰ってきて、まわりのおとなに勇気づけられる。
論争4日目(学校終業式)、とりあえずプレゼントをもってきたサンタさんを目撃したら電話することで帰宅。
「今年は寝た振りをして、サンタさんを見る」と言い出し、あわてた義兄は、
「見つかったら、プレゼントはなくなる」と言ったが、
「見つからないようにするから大丈夫」
そして、深夜。
義兄はプレゼントを持って、家の外に出て、甥っ子の2階の部屋の窓にはしごをかけ、窓から侵入して、寝ている甥っ子のベッドの横にプレゼントを置き、窓から脱出。
翌朝、甥っ子は「夜、ガタって音で目を開けたら、サンタさんが窓から出て行った。やっぱり、サンタさんはいたんだ」と大喜び。
他の子もなんらかの形で、サンタさんを目撃して、「サンタさんはいる!」ことで決着しました。
あの年のクリスマスは大笑いの大変なクリスマスでした(笑)
それにしても、何も泣かなくてもいいのにね。
その甥っ子は、明日彼女のサンタさんになります。