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日々の出来事 5月17日 伊能忠敬

2018-05-17 09:39:55 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 5月17日 伊能忠敬







 今日は、伊能忠敬が亡くなった日です。(1818年5月17日)
伊能忠敬は、商人として必死に働き財を成した後、50歳の時に隠居し第二の人生を歩み始めます。
 もともと天文学に興味があった忠敬は、千葉から江戸に出て、江戸幕府の天文分野の第一人者高橋至時に師事し、測量・天文観測などを修めます。
そして、その技術をもとに、1800年、忠敬56歳の時、歩いて日本沿岸を測量し始め、15年以上かけて現在の日本地図と変わらないほどの正確な地図“大日本沿海輿地全図”を作成しました。
その歩いた距離は、実に地球一周の4万キロに及びます。











  イギリス測量艦隊(1861年)






「 困ったな、海図が無いと船が動かせないぞ。
野蛮な文明後進国の日本に地図などあるはずが無いし・・・。
よし、日本沿岸の測量をするか。
おやっ、そこの幕府の役人、何をチラチラ見ているのだ。
見せろ!」
「 いやでござる。」
「 見せろって言ってるだろ、この野蛮人!」
「 あっ、取られちゃったでござる。」
「 な、なんだ、これは・・・・・・。
ま、まさか・・・。
地図だ!
それも、正確に描かれているぞ。
西洋の技術や道具も無いのに・・・。
恐るべし、日本!
野蛮人と言うのは、止めておいた方が良さそうだ。
それに、こんな地図があるのなら、今さら測量する必要はない。
や~めたっと!」
「 地図を返してくれでござる。」
「 や~だよっ!」

 このことから、イギリス海軍は日本に対する認識を改め、忠敬の地図を基に海図を完成させました。
そして、その海図の巻頭には“日本政府から提供された地図による”と注釈が入ったという事です。
















     大日本沿海輿地全図



















☆今日の壺々話











出張








 先週、大阪に出張した。
ケータイで地図を見ても分からなかったので道を訊いたら、

「 なんや。分からんのか。教えたってもええけどナンボ出すんや?」

と言われた。
 面食らって「 ええ!?」と訊き返したら、

「 ナンボ出すんや言うとんねん。
あのな、情報はタダやないんや。
それなりにゼニ払わな。」
「 いくらなんですか?」
「 そら、あんさんの困り度で決まるな。
分からないとどうしても困る、言うんやったら値段は上がるんや。」

がめついようで間が抜けた男だ。
それほど困ってないと言えば安くつく。

「 そんなに困ってないけどね、
ちょっと教えて欲しいんです。」
「 困ってなかったら訊くな、ボケ!」

と男はツバを吐いて行ってしまった。
実際の話だ。























       北に向かって








 2人の若者が車をころがして旅に出ました。
目的は、言わずもがな彼女のゲット。
2人はお気に入りのファッションに身を包み、髪を金髪に染め上げ、耳にはピアスを大量につけて張り切っています。
もちろんケイタイも彼女をゲットできたとき、その場から友達に自慢するための必携アイテムです。
 ところがなかなか目指す女の子は見つかりません。
何度も声をかけてはみるのですが、そのたび冷たくあしらわれていました。
彼らはどんどん北上し、東北を抜け、北海道に入り、女の子はおろか、狐の姿さえ見あたらない原野をひた走りに走り続けました。
 原野を走っているときは半ば朦朧とし、町中に入ると女の子に目を凝らすのに夢中ですから、2人は地図も標識もろくすっぽ見ていません。
 空腹になった彼らが車を停めたところには、“納沙布岬”と書かれた観光看板がありました。
2人ともこの地名の読み方がわかりません。
金髪頭を傾げて、ああでもない、こうでもないと言い合いますが、もとより正解が分かる訳がありません。
そこで昼飯を食う店で訊いてみようと言うことになりました。

「 でもよぉ、青森でバアさんにとっつかまったとき、ナニ言ってんのかオレたちゼンゼンわかんなかったぜ。
ズ~ズ~弁ですんげえ早口だったしよ。」
「 そ~だよなぁ。
ここは青森よりもっと北だから、ナマリがもっとひでえかしんないよな。」

 2人は話し合いながら店に入り、店長という名札を胸に付けた中年男に向かって尋ねました。

「 あのさあ、ここってどこなんだか教えてよ。
オレたち東京から来たんで、訛ってるとよくわかんないから、ゆっくり言ってよね。」
「 そうそう、オレたち、シブヤとか原宿とかでよく遊んでるけど、こーいう“どイナカ”は初めてだもんだからさぁ。」

太った店長は、こめかみのあたりをピクリとさせましたが、カウンターに両手をつき、2人の金髪ボーイの方に身を乗り出してドスのきいた声で言いました。

 「 ぎ~ゅ~う~ど~ぉ~んんん~~のぉぉぉぉ~~
    よぉぉぉぉぉぉ~しぃぃぃぃぃぃ~のぉぉぉぉぉ~~やぁぁぁぁぁ~~!」



























第二の人生(悲惨転落編)








07/06


・今日から参戦することになりました、皆さん宜しくです。
投資経験はゼロですが、FXバ-チャルデモで僅か半年で資金が80~100倍になりました。
デモをやってみた感じ、これは行けると思い、この流れのまま先月で会社を退職。
運転資金として、消費者金融に自宅を担保に1000万借りて定期預金解約して500万、退職金が400万、妻の実家の両親から100万の合計2000万で始めます。
35歳第二の人生頑張るぞ!



07/07


・報告です。
結果は惨敗です。
具体的に資金の四分の一失いました。
それと上のレスでも言われてますが、銀行融資は考えましたし相談しましたよ。
でも、今の時期自宅担保で1000万はとても無理とのことで消費者金融で借りました。
銀行員に相談したとき、既に会社辞めてたし借りる理由も理解出来ないみたいなので仕方ないですね。


・一応トリップ付けます。
明日は巻き返しはかりますよ。
手応えは感じてるしいけると思ったら勝負かけるつもりです。
皆さんも頑張って下さい。



07/08


・今日も今一つ。
相場は読めたけど後の祭ですね。
ついてません。
結果は100万マイナスです。
原因は恥ずかしい話しですが妻と喧嘩して流れに乗れなかった。
最初応援してた妻もやっぱり一日中自宅にいると駄目ですね。


・それと借金した理由は資金面に不満あったから。
自分の中での必勝法では1000万じゃ勝てないと思いますよ。
最初に資金集めて短期決戦で逃げ切るつもりですから。
現在収入はゼロですから早めに決めるつもりです。


・それなら給料下がっても会社員でいますよ。
自分一人暮らしなら将来もそれでいいですけど、妻もいるし子供も来年から小学校ですから。
色々考えた末の決断です負けられないですね。



07/09


・皆さんの予想通り、今日はやられました。
これで資金が1000万切りましたね。
正直困ったな。


・弱音を吐いてても仕方ないので、明日は相場休んで愛車を鑑定にディーラーに行きます。
三年落ちですが、トヨタのハリア-ですので、そこそこいい値段になると思いますよ。
移動手段が妻の軽だけになりますが仕方ないですね。
ここは我慢です。


・相場とは関係ないですが、先程子供と一緒にお風呂入りましたけど、やっぱり可愛いです。
明日は幼稚園休んでドライブがてら一緒にディーラーに行こうと思います。
妻がうるさいのでこの辺で、皆さんも頑張って下さい。


・危機感はありますよ。
一週間もたたないのに、半分以下になりましたから。
でも、チャート見返すと自分の予想とほぼ一致してますから、流れはきてますしチャンスはあります。
取り合えず愛車を売却して、資金を回復して巻き返しをはかります。
明日は仕切り直しの意味を込めて再出発するつもりです。
苦しいのは今だけ、ここを乗り切れば勝てます。



07/10


・昨日も言ってたましたが、今日は愛車の鑑定にディーラーに行きましたので相場はお休みです。
150万くらいで買い取ってくれるらしいので、若干資金は回復しました。
チャート見る限り勝てる相場でしたね。



07/13


・今日はいい感じで勝ててます。
午前中だけで150万の利益率ですね。
やっぱり運転資金が多ければ多いほど稼げますよ。


・皆さん余裕持ちましょ。
熱くなったら為替は勝てませんよ。
負けるだけです。
手数料の話しが出たので自分の考えを一つ。
FXは基本的に銀行の外貨預金とは変わりませんがサービスの中に「レバレッジ」といったものがあります。
レバレッジを効かせると自己資金の数倍もの通貨を買い付ける事が可能になりリターンが大きくなります。
しかし自己資産の定められた一定額を割り込むとFX会社により強制的に決済され大損をします。
リターンを多く見込めますがリスクも存在します。
これが一部の人達がFXは危ないと言われる所以です。
しかし外貨預金と同等の資産運用が出来きレバレッジも顧客が原則決められリスク管理も自分次第です。
FX会社は買いと売りの値の狭さがドル円の場合1銭3銭程度MMFや銀行の外貨預金は50銭2円程度。
明らかに銀行は暴利ですこの銭や1円なんて微額のような値段を見ると初心者の方はピンとこなかいと思いますが、相当な手数料を抜かれます。
外貨預金は銀行が主に提供する外貨建ての預金です。
都市銀行をはじめ概ねどの銀行も手数料が暴利とも取れるような手数料体系を取っています。
正直論外です尚万が一の銀行破綻時は預金保護の対象にはなりません。
手数料があまりに高くせっかくの利益も殆ど銀行に抜かれ利用するだけ無駄です。
現在の特に都市銀行の外貨預金など利用する価値は皆無と断言しても差し支え有りません。



07/14


・今日も順調に勝ててますよ。
先ずは二連勝ってとこですか。
やっと流れに乗りましたね。



07/19


・皆さんお久しぶりです。
三日連続的にロスカットになり、資金が完全に無くなりました。
消費者金融の方と話しあいましたが、分割返済は認められないみたいなので、昨日話し合って妻とは離婚することにしました。
娘は妻が引き取ることになります。
我が人生、完全に八方塞がりですね。
残念です。
さようなら。


・今後自分は30代後半位まで袋ラーメンで生活しつつ、この生活についていけず食えなくなった後はビルや駅の掃除でもして、それも出来なくなったらホームレスになって行き倒れて死ぬのかな。
でも、正直生きるのが面倒なので、明日脳卒中や心臓発作事故で死ねるならとっとと死んでしまいたい。
以前の職場で、転落して死にかけたが突然の事故は自殺と違って恐怖を感じないというか恐怖を感じる余裕が無くてとても楽。
死ぬのが怖いのは、あれこれ想像を巡らす時間的余裕があるからじゃないのかなーと思う。


・好きな事を仕事にして成功するつもりが、いつの間にか完全に負け組。
自殺をよく考えるけど、実家に帰って親兄弟にバカにされながら、パラサイトシングルでもしようかなと思ってる。
それでは皆さん、お元気で。






























 連休に入って、旅に出るか、と準備。
早朝便を取ったので、自宅から行くと間に合わないので
前夜に羽田に近い漫画喫茶へ。

 当日、バッチリ起床して羽田へ。
手荷物検査の行列に並んだ。
持ってたQRコード印刷の用紙を出すも
「それ読む機械がこの窓口には無いので、あっちに行って。」と。

 仕方なく、あっちの列に並んだ。
やっとこ俺の順番に。
「ぃゃ、それはまず搭乗手続きを・・・。」

あ、そういえば、そんなのがあったか。
・・・乗り遅れたorz


 船にも乗ってみるか、と旅先の某港へ。
予約も取ってあるし、今回は乗船手続きもした。
13時便か。
あと少しだなぁ。

 iPodで音楽聴きながら、スマホで2ちゃん。
気づいたら、アッー!13:03!!
船が出て行くのが見えた。

 ちょいと窓口のお姉さん、あれはもしや13時の・・・
そうですが何か?

・・・乗りそこなったorz


 今回の旅で気づいたんだけど
鹿児島~福岡 って、高速バスが普通でも安いし
席割とかいう奴利用すると、さらに安いのね。
 高速バス予約とった。
・・・それをすっかり忘れて、新幹線乗ってしまった。
船旅に間に合うために。


 そのくせ、船には乗りそこなうわ、新幹線は高いわ
新幹線往復で18000円で安い!と思ってたけど
結局片道分しか使わなくて、もう1枚は金券ショップへ。
そこで90%買取なので、往復切符を買ったメリットほとんど消えたし
そもそも金券ショップをちょい探せば、往復切符よりおそらく安いし。


 これが、今回の連休中に2日連続でやっちまった事です。
旅の事前の予定はくちゃくちゃだし、
費用をどうすればケチれるか練りに練った予定は狂いまくりだし、
余分に泊まるハメになったので、行くつもりだった目的地は結局ひとつあきらめたし。


なんかもう…乙です…。


なんだ?
策士策に溺れるじゃないなぁ。
なんか当てはまるような言葉が有るんだけど、出てこない。























タイ人の友達が日本旅行で楽しみにしてる事








 タイ人の友達が、日本旅行にやってきた。
一番楽しみなのは何かと聞いたら、「超ハイテク未来型トイレ!」という返事が返ってきた。
写真撮って友達に自慢するの!と熱弁した彼女に和んだ。
実際に某SNSに、本当に写真載せて自慢してたよこの子……。


便器研究サークルに所属していた先輩が、日本の便器技術は世界一ィィィ!だと言っていたのを思い出した。


便器立国ニッポン、か。
便座がアツくなるな。


適温でお願いします>便座


ローマ法王が感激したとかいう話があるくらいだからな。
太陽系一なことは間違いないだろう。


テルマエロマエの作者が、昔の日本のトイレが恐怖空間だったから、そのトラウマで現代日本の異様な快適トイレが誕生したのではないかとエッセイで書いてた記憶。
とても納得した。























修学旅行








 修学旅行の時、友達の荷物の最深部に、全長30cmくらいの木彫りのアイヌ(?)の像みたいのと、

「 俺の親友のこいつが、生まれてから一度も九州に行った事が無い。
死ぬまでに一度でいいから見てみたいというから、悪いけど連れていってやってくれ。」

という、お兄さんの手紙が、その像に貼り付けられているのを、初日の宿泊先で発見。
 そのアイヌ像は誰かのお土産で、友達んちの居間にずーっと放置されてたモノで、出発前日の夜中に、いつの間にか入れられていたらしい。
 ご丁寧に何故か毛筆で、アイヌ像に友達の住所と名前が書き込まれてて、どっかに置いてくることもできず、しかもうちの学校の修学旅行って、毎日移動して宿泊先が変わる旅行だったから、友達は1週間ずーっとそのアイヌ像を持ち歩いていた。
友達は、旅行でまわった神社仏閣全部で、「兄が早く出て行きますように」と祈願してた。






















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