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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の恐怖 3月26日 ダウンタウン(1)

2019-03-26 16:23:51 | B,日々の恐怖





 日々の恐怖 3月26日 ダウンタウン(1)





 5年前、僕はアメリカのある大きな都市のダウンタウンに住んでいた。
僕は夜型人間だったけど、ルームメイトはそうではなかったので、彼が寝てしまった後の夜中の時間はいつも退屈だった。
だから時間をつぶすために、夜中の長い時間、よく外を散歩して色々な考え事をしながら過ごした。
 そういうわけで僕は4年くらいの間、深夜に一人で出歩くことを習慣にしていた。
怖いと思ったことはなかった。
 ルームメイトには、

「 この町じゃ、麻薬密売人さえ礼儀正しいんだよ。」

なんて冗談を言ったものだった。
 しかし、ある晩のたった数分の出来事で、僕の考えは大きく変わってしまった。
その日は水曜日で、午前1時から2時の間くらいだったと思う。
 僕は自分のアパートから離れた、警察のパトロールの順路にもなっている公園の近くを歩いていた。
一週間の中でも特に静かな夜だった。
 車通りは少なく、歩いている人はひとりもいなかった。
その公園も、夜の間は完全に無人だった。















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3月25日(月)のつぶやき

2019-03-26 07:55:52 | _HOMEページ_
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