大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の恐怖 6月25日 家

2014-06-25 18:41:55 | B,日々の恐怖



    日々の恐怖 6月25日 家



 俺がいたと、昔言われたことがある。
父親や同級生が同じ時間帯に、私を家の近所で見たと言われたが、その時間帯は家で母親の手伝いをしていたから、外に出ていない。
父親も同級生も、声掛けたけど特に何も反応無かったって言ってた。
父親はその日に、同級生は翌日学校に行ってから言われたから、ほんのり怖かった。

 その当時、住んでた家がオカルト満載な家だったのも影響しているかも知れない。
そこは割と大きな一軒家で、前の住人の老人夫妻が住んでいた時に、おばあちゃんが入院中におじいちゃんが亡くなる→死後3日だったか経過した後に見つかった。
これは、近所のおばちゃんから聞いた。
 家で写真撮れば、おじいちゃんの姿が映るとか、あり得ないものばかり映った。
当時の学校の先輩などが写真見たけどビックリして、知り合いの寺に写真を持って行ってくれた。
 室内に真っ黒な招き猫や前の住人の写真が出て来たり、逆さまの何のお札か分からないお札が、あちこちに貼られていた。
 ある日突然、何とも言えない異臭がして、家族揃って異臭の元を探すが見つからず、換気したが異臭が暫く取れなかった。
 家族で外出中に飼い猫が、何故か1匹だけ風呂場で溺死していたことがある。
発見者は自分で、今でもトラウマ状態だ。
その風呂場のドアは閉めてあって、猫が入らないように猫の柵が取り付けてあった。
足も掛けれない形状の柵だったのに。
数年ほど住んだけど、家族仲がおかしくなった。
 引っ越しした後、そこは暫く空き家になって、数年後に取り壊しされた。
そこの家の近所で、じいさんが孫を殺害したって言う事件起きたりしてて、土地的に良いもんでは無かったみたい。
逆さま札を剥がした兄弟が、おかしな人生歩んでるのが後味悪い。












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しづめばこ 6月25日 P314

2014-06-25 18:41:24 | C,しづめばこ
しづめばこ 6月25日 P314  、大峰正楓の小説部屋で再開しました。


小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。
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小説“しづめばこ”



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