科名 / 属名:セリ科 / アクチノータス属
フランネルフラワーの細かい毛が密生する花の手ざわりは、軽く柔らかい毛織物のフランネルに似ています。
少し前までフランネルフラワーは、輸入切り花しか見かけなかったのですが、近年、日本で品種改良されて、鉢花としての流通がふえています。アクチノータス属は、オーストラリアを中心に15種ほどありますが、現在、日本で流通しているのはヘリアンティ種(Actinotus
helianthi)のみです。
水はけがよい酸性の土を好むので、酸度無調整の鹿沼土を混ぜた用土を使い、根鉢をくずさずに植えつけるのが、上手に育てる最大のポイントです。
また、根が繊細なので極端な乾燥に弱く、完全に干からびさせると枯れてしまうことがあります。
なお、フランネルフラワーは日当たりのよい場所を好むので、雨のかからない日なたに置いて管理します。ただし、凍らせると枯れてしまうので、冬は室内に取り込みましょう。真夏は、風通しのよい半日陰に置き、涼しく夏越しさせましょう。
コプロスマ コーヒー
アカネ科 コプロスマ属
常緑低木
ニュージランド原産
寒くなると葉がコーヒー色になるのでこの名前が付けられました。
暑さ、寒さに強い丈夫な植物です。
季節によって葉色が変化します。
コプロスマは、つい最近日本に登場した植物です。小さくて丸みを帯びた葉は、1年を通して茶色や緑に葉は対生して、倒卵型で全縁です。葉の色は、夏は緑色、冬には褐色に変化します。
枝はやや細く、灰褐色で光沢があります。枝や葉の大きさは、種・品種によって大きく異なりますその色を変えます。栽培は比較的簡単です。
テルテモモ(照手桃)
学名:Prunus persica 'Fastigiata'
別名:ホウキモモ(箒桃)、Prunus
persica 'Fastigiata'
科属名:バラ科サクラ属
原産地:神奈川県が品種改良、(中国)
樹高:50~300cm 開花期:3~4月 花色:白・赤・桃 花径:5cm 花の咲き方:八重
テルテモモ(照手桃)は、中国原産のバラ科サクラ属の落葉性低木であるハナモモ(花桃)を、神奈川県農業総合研究所が品種改良した立性の品種です。ハナモモは、モモ(桃)の観賞用と果実用の内、花を楽しむ観賞用の桃です。通常のハナモモ(花桃)は枝が横に広がりますが、テルテモモ(照手桃)は横へは広がらず、コンパクトにまた箒状に縦にまとまった樹形をしています。その樹形から、テルテモモのことをホウキモモ(箒桃)とも呼びます。花はシジミバナ(蜆花)を大きくしたような八重花を咲かせますが、シジミバナ程多くは咲かせません。花の名前は、神奈川県藤沢市ゆかりの「栗判官と照手姫伝説」のテルテ(照手)から付けられました。樹高が高くないことや、開花時期が女の子の桃の節句に当たるため季節の飾り花として人気です
科名:ゴマノハグサ科
属名:
学名:Zaluzianskya
別名:ナイトフロックス
いくつか種類がありますが、通常店頭で出回っているものは昼すぎには開花するオヴァタ(Z ovata 写真上)です。夜に開花するカペンシス(Z
capensis)もありますがそれほど多くは出回りません
花弁の裏側の赤紫が目立つつぼみが開くと、真っ白な変わった形の花を咲かせます。花には芳香があり夕方以降花が開ききったころに香りが強くなります。特にカペンシスは強く香ります
株はこんもり育ち、葉は長円形で葉縁のギザギザがよく目立ちます
不思議な花の名前は人名からきています
春先にベランダやお庭に植えて、毎年春に咲きます。夏はできるだけ涼しいところに1
寒さには一定の抵抗がありますが、霜にあたるといたみますので囲いをわすれずに11。
オーストラリア固有の常緑性低木でブッシュ状†に茂ります。
葉はミントのような清涼感のある香りがします。普及しはじめたのは1990年以降のようですが、香りが楽しめる、花付きがよく毎年楽しめる、比較的育てやすい、などの利点から早春の定番鉢花としてすっかり定着した感があります。花色は青紫色、白、ピンクなどがあります
ギリシア語のプロステーケ(prostheke:付属物)とアンテラ(anthera:葯)からなり、葯に付属体が付く姿に由来します。
強い日射しが苦手なので、真夏はぎらぎらと照りつける直射日光や西日を避けて半日陰や日射しの柔らかい場所で育てましょう。それ以外の季節はよく日に当てます。
寒さにはあまり強くないので、冬はできれば室内に取り込んであげる方がよいでしょう。寒風・凍結・霜などが防げればそれでよいので保温の必要はありません。窓ぎわに置いてよく日に当てましょう。
アブラナ科 常緑多年草 地中海沿岸~西アジア原産
開花 3~6月
背丈15~25cm 横幅25~cm (ほふく性)
アラビス属の花はいくつかありますが、園芸でアラビスといえば写真のコウカシカが出回っています
ひとめでアブラナ科とわかる形の白花を春に咲かせます
花はやや小さめで、花色は白以外にも赤紫などの花色があります
株はロゼット状で小さいですが横に広がります。葉はヘラ状で葉縁にギザギザが入ります
店頭に多く出回っている花ではありませんが、珍しいというほどではありません
日当たりと水はけのよい場所を好みます
ジメジメした場所ではナメクジによる被害で花が食われやすいので注意です
基本的には丈夫で育てやすい花です
おもに南アフリカに分布する毎年花をさかせるキク科の草花です。以前はディモルホセカの仲間に入れられていましたが、形態の違い(後述)などから、現在ではオステオスペルマムとして独立した属に分類されます。
鉢花や苗として出回っているもののほとんどは改良された園芸品種です。出回り始めたのはさほど古くないのですが、改良が進んでおり花色、花姿など豊富なバラエティーがあります。花色は白、ブルー、ピンクなどで花姿は菊とかマーガレットみたいなかたちです。大きさは径7cm前後で花びらの先がスプーンのようにふくらむユニークなものもあります。また、ディモルホセカとの掛け合わせにより、単独ではなかった暖色系のものもでき花色は更に豊富になっています。葉はヘラ状でやや肉厚、草丈は20~30cmになります。
本日のビンゴ数字
53・66・74です
ボケ(木瓜) は、花弁がふんわりとして色もとても上品で美しい花なのに、名前がいささか気の毒なバラ科ボケ属の落葉低木です。冬に咲く寒ボケと春に咲くボケがあります。ボケは盆栽や庭木に使われ、多数の園芸品種が作られています。ボケには球形の実がなりますが、生食はせず、果実酒や鎮痛剤の材料として用いられます。葉形は(長)楕円形をしており、葉縁には鋸歯があります。枝には鋭い棘があります。
一般名:ボケ(木瓜)
学名:chaenomeles speciosa
別名:カラボケ(唐木瓜)
科属名:バラ科ボケ属
原産地:中国
樹高:200~300cm 花径:2~3cm 花色:橙・赤・白・桃色 開花期:11月~翌年4月 果実径:5~7cm 果実長:10cm
メローシャワー
花持ちがいいです
葉の裏面からメロンの香りがします
管理方法
※根ぐされ注意
一般的に水の与え過ぎでの『根ぐされ』で株をダメにしてしまう人が多いようです。注意をしてください。
※終わった花を切る
茎全体の花が咲き終わってしまったら、茎の根元から抜くか切ってしまっても問題ありません。メローシャワーは実を結びにくいので、花は通常のマラコイデスより花持ちは良いです。
メローシャワーを置く場所は、日当たりの良い場所に置きます。
いきなり外に置くと、植物が驚いてしまうので、玄関先に数日飾った後に外に置くなど徐々に寒さに慣らしながら外に置きましょう。(春の置き場所、現在は屋根下の明るいところ)
※メローシャワーの苦手な場所
メローシャワーの一番苦手な場所は『暑くて、乾燥している所』です。
その次にダメな場所は『暑い所』です。室内の温度が20℃以上になるようでしたら、メローローシャワーと相談してください?!(笑)
キキョウ科ホタルブクロ属
原産 南ヨーロッパ
開花 春から秋
・肥料
緩効性肥料を1ヶ月に1回程度、または薄い液肥(1,000~2,000倍)を1週間に1回程度与えてください。
・置き場
暖かくなる春先までは、日当たりが良く寒くない場所に置く方がよいでしょう。
・植え替え
適期は3月もしくは9~10月です。芽が4~5を一株の目安にしてカットします。株分けを行うときはできるだけ根を切らないようにしましょう。
・切り戻し
切り戻し、剪定という概念はこの子にはありません。枯れ葉や枯れ茎、花がらを摘んで風通しをよくすることで、どんどん花が咲きます。枯れた茎は引っ張り抜くようにすれば簡単です。
【カンパニュラ・メリーベル】
白山貿易の改良品種で、「メリーベル」は登録商標です。高温多湿は苦手なので、長雨に当たらない場所に置き、株が蒸れないように注意しましょう。夏は半日陰で涼しく管理します。水はけの良い用土を使います。秋に株分けで増やせます。