鎌倉や江の島の花火大会、茅ヶ崎の大岡越前祭など、春から夏にかけての各地の代表的な行事が、次々と中止になっています。東日本大震災の被災者の心情を考えて、また電力事情を考慮してのことだそうです。しかし1年1回の伝統ある行事まで、すべて中止というのはどんなものでしょうか。私の年代ですと、『欲しがりません、勝つまでは』を思いだしてしまいます。
東日本大震災では、南関東でもビルの天井や壁面が崩落する被害ががありました。千代田区の九段会館では、死者まで出ました。ここは辻堂にある大型ショッピングセンターですが、『・・・の落下にご注意ください』の表示が歩道にあります。何が危ないのかと思って見上げますと、壁面を緑化するために植えたツタが枯れて、外壁に張り付いていました。強い風が吹くと折れて、落ちてくるようです。『壁面緑化の落下・・・』でした。
最近は毎日のように、風速10メートル前後の風が吹いています。そろそろ終りに近付いた八重桜の花びらが強い風に吹き飛ばされ、また地上に落ちていた花びらも舞い上がって、まるで吹雪のようです。風情のある光景ですが、お掃除が大変ですね。
近くにある宝珠寺の境内に、白っぽい八重の花が咲いているサクラがありました。この樹の幹には、「御衣桜」と書いた札がぶら下がっていました。花の色を正確に言えば淡い黄緑色です。高貴な人が着る衣の色に似ているから『御衣』で、「御衣黄」というほうが正しいようです。大木のため花が高い所で咲いていますので、花のクローズアップを撮ることはできませんでした。
昭和40年、東京都内には2600余りの銭湯がありましたが、平成20年には900弱にまで減ってしまいました(→こちら)。私が住んでいる辻堂では、JRの駅から徒歩5分以内のところに銭湯が3箇所ありましたが、我が家に一番近い若松湯は2年前に廃業して解体されてしまいました(→こちらとこちらとこちら)ので、残っているのは不動湯(辻堂元町)と浜の湯(茅ヶ崎市若松町)の2箇所です。この写真は入口に太い松が生えている不動湯ですが、昔風の落ち着いた建物が魅力的です。「辻堂不動湯」で検索しますと、銭湯マニアのブログが幾つも出てきます。私は利用したことが無いので中の様子は分かりませんが、これらのブログにはどれも「湘南の名銭湯」と紹介されています。午後3時からの営業が始まってすぐの撮影でしたが、すでに数台の自転車が表に停まっていました。
春になったばかりの3月11日、東日本大震災が発生しました。連日伝えられる被災地各地の目を覆いたくなる惨状、原発の事故と計画停電、そしていつまでも終らない度々の余震。落ち着かない日々が続いていましたが、気がついたら今週末からゴールデンウイークです。あちらこちらのお宅で、鯉のぼりが飾られていました。あと1週間で5月です。
今日は統一地方選挙後半戦の投票日です。私が住んでいる藤沢では、市会議員の投票が行われています。定員36人に対して立候補者は43人です。市会議員の選挙は全市1区ですから、これだけの候補者の中から1人を選んで投票しなければなりません。実際問題として、それは無理です。最高裁判事の国民審査のように、入ってもらいたくない人を投票するようにはできないのでしょうか。これなら泡沫候補と思われる人に投票すればよいので、選ぶのも比較的楽です。減点ゼロの候補者が定員以上に残れば、くじ引きで決めます。やはり無理でしょうか?
ここは辻堂駅西口から直線距離で200メートルほどのところにある、パナソニック(株)エナジー社の『さくら広場(茅ヶ崎)』です。91本のソメイヨシノが植わっています。今年はどの枝にも花がいっぱい咲きましたが、木がまだ若くて枝の数が少ないため、木全体から見ると花の数が少なく貧弱でした。そのソメイヨシノはすでに終って現在はシバザクラが満開で、まるで『シバザクラ広場(茅ヶ崎)』です。
ここはJR辻堂駅の西口(西改札)で、茅ヶ崎との市境まで50メートルほどのところです。券売機が2台、自動改札機も2台だけの、ローカル線の田舎駅の趣です。このチャチな駅舎も建て替えられます。すでに北側の跨線橋は完成していて、小さな駅前広場も出来ました。間もなく駅舎の工事が始まりますので、古い駅舎を記録に残しておきましょう。
ここは藤沢駅と辻堂駅の中間にある松下跡地、正確にはパナソニック跡地です。敷地北側のソメイヨシノはすでに大方が散ってしまって、ヤエザクラが満開になってきました。この跡地19万平方メートルは藤沢市とパナソニックが共同で開発して、CO2排出ゼロを目指すスマートタウンを建設することになりました。事業名は『FUJISAWAサスティナブル・スマート・タウン』で、戸建住宅約750戸と中高層集合住宅300戸が建設されます。敷地内のすべての建物は、原則として太陽光発電や燃料電池などの設備を備えることになっていますので、電力の地産地消街区が2014年度に誕生します。
この三つは違う、殻付きが「落花生」、
薄皮だけにしたのが「南京豆」、
薄皮も剥いだのが「ピーナッツ」だと言張る人がいます。いずれにしても、植物名は落花生です。さて40年ほど前、二宮駅のそばに美味しい落花生の店があることを知って、何回か買いに行ったことがありました。その後は中国産が輸入されるようになったので、もっぱら不味いけれど安い中国産を買い、その味にも慣れました。先日二宮に行きましたので、久しぶりに『豆友』の落花生を買いました。ちゃんと落花生の味がしています。中国産は味が無いので、当分は食べられないでしょう。値段はめちゃくちゃに高くて、どちらの袋も約150グラム入りで500円(殻付き約60個、殻なし約160粒)でした。
辻堂駅改札口横に先月オープンしたコーヒーショップは、なかなか人気があります。禁煙席・喫煙席合わせて42席ありますが2人がけテーブルのため、テーブルが空いていることはあまりありません。この店ではマイボトルを持参するとドリンク商品1杯につき20円割引してくれます。この店で売っている特別なボトルが必要なのかと思いましたら、自宅にある容器で構わないそうです。小遣いと資源の節約になりますね。皆さんもボトル持参でどうぞ。
辻堂海浜公園の水仙ガーデンには29品種、約42,000球のスイセンが植えられています。私のスイセンに対するイメージは、花弁の中央に筒状の副花冠が突き出ていることです。ところが水仙ガーデンには、私の常識から外れるスイセンも幾つかありました。この写真はサニーサイドアップという、副花冠(コロナ)が大きく発達して分裂したスイセンです。1969年に英国王立園芸協会が定めた13種の分類では、第11分類のスプリットコロナに属します。水仙ガーデンに咲いていなければ、スイセンだとは思わなかったでしょう。