国歌「君が代」の中に出てくる『さざれ石』です。千鳥が淵の戦没者墓苑に飾られているのを以前にご紹介したことがあります(→こちら)が、これは鶴岡八幡宮の源平池のほとり、幼稚園の横にある『さざれ石』です。『さざれ石』は、石灰岩が雨水で溶解されて生じた粘着力の強い乳状液が少しずつ小石を凝結して、長い年月をかけて1つの大きな岩の塊に変化したものです。岐阜県の天然記念物で、発見者のご子息から昭和56年に寄贈されたと書かれていました。
私は子供の頃、東京・世田谷の経堂に住んでいました。経堂は、畑や田んぼが散在する田舎でした。夏になると、お寺の境内で開かれる縁日に連れて行ってもらうのが楽しみでした。当時はアセチレンランプによる照明でしたので、夜になると境内一帯にはニンニク臭が漂っていました。強烈なあの臭いは苦手でしたが、今になってみると懐かしい遠い日の想い出です。(アセチレンの名誉のために書いておきますが、ニンニク臭と言われているのは不純物の臭いで、純粋なアセチレンは無臭です。)
一昨日は、近所にある諏訪神社のお祭りの最終日で、笛や太鼓の音が夜になっても聞こえました。車のすれ違いも容易でない狭い道路を通行止めにして、裸電球で照らされた屋台がいっぱい並んでいました。かき氷、焼きそば、金魚すくい等々、定番のお店です。今年はいろいろな行事が中止になっていますので、気晴らしに大勢の若者が集まっていました。
これが海中から救われ、玉砂利の上で一休みしているアオバトです。まだ飛び立ったり逃げ回ったりすることができませんので、1メートルほどの至近距離で撮影することができました。思いがけない撮影チャンスが貰えたので、私からも「オジサン、アリガト。」
今年はセミが出るのが遅いと、ニュースで言っていました。我が家では昨日セミの鳴き声(ミンミンゼミ1匹だけ)を、今年初めて聞きました。確かに遅いようです。
今年はセミが出るのが遅いと、ニュースで言っていました。我が家では昨日セミの鳴き声(ミンミンゼミ1匹だけ)を、今年初めて聞きました。確かに遅いようです。
「可哀想に」と思ったその時、日焼けした男性(カメラマンではない)が短パンの裾を濡らしながら海に入って行き、アップアップしているアオバトを救い上げて戻って来ました。海岸の砂利(大磯の海岸は砂浜ではなく、砂利です!)の上に降ろされたアオバトは、羽が乾くまで一休みです。「オジサン、アリガト。」
波の飛沫が頭から降り注いできても飛び立たない、肝っ玉の座ったアオバトもいますが、体力のない若鳥でしょうか、波にさらわれて海中に巻き込まれてしまうアオバトもいます。さんざんもがいてやっと頭だけ水面に出しましたが、水鳥ではないアオバトは、体が濡れてしまうと飛び立つことができません。このまま死を迎えるのでしょうか。可哀想に。
アオバトが主食とする木の実や果実はナトリウムをほとんど含んでいないので、海水から塩分を摂取しなければなりません。しかし、このように海が荒れている日でも海水を飲まないと命に関わる、ということはないでしょう。私には、仲間の中で誰が一番最後まで逃げずにいられるかという、肝試しをしているようにも思われました。
この日は台風6号が接近していましたので、海は大荒れでした。大きな波が岩に当たるたびに、アオバトは逃げ惑います。岩場は岸から20~30メートルも離れていますので、海水を飲んでいる動作は確認できませんでしたが、このような状態ではいやでも海水を飲んでしまっているでしょうね。
浜降祭の全神輿が集結したのを見た後、大磯の照ヶ崎海岸に来ました。アオバトの集団が海水を飲みにくるのは早朝が多いからです。すでに、大勢のカメラマンが集まっていました。アオバトの集団は何回も飛来して岸から少し離れた岩場に降り、そして集団で飛び去って行きました。多分、別の集団が次々と来るのでしょう。(アオバトの記事は先月も記載していますので、併せてご覧下さい。)
毎年のことですが、幼児が音頭をとっているお神輿が、何基かあります。きりりと鉢巻を締め、ピッピッと笛を吹き、ピーンと両手を伸ばして音頭をとっています。随分練習したのでしょう、担ぎ手のかけ声とも良く合っていて可愛らしいです。
神奈川県の無形民俗文化財で『かながわのまつり50選』にも選ばれている浜降祭では、茅ヶ崎市と寒川町の各神社から
大小合わせて40基余りの神輿が海岸に集まり、禊 [ミソギ] をします。3.11で打ちひしがれた国民を元気づけようと、今年はすべての神輿に『祈願 復興 東日本』と書かれていました。全部の神輿が会場にそろったちょうどそのころ、「なでしこジャパン」がアメリカに勝って、FIFA女子ワールドカップで初優勝を決めました。このことも、日本国民を大いに元気づけることでしょう。
3.11以来、海岸での行事の主催者は高潮や津波に神経質になっています。ここには、「標高は海抜5.4メートル」と書かれた真新しい柱が立っていました。相模湾は『湾』とは言っても間口が非常に広いので、何十メートルという大津波に襲われることはないでしょう。しかし、これだけの人を短時間に避難させるのは大変でしょうね。
海の日の昨日早朝、茅ヶ崎海岸で浜降祭が実施されました。今年は諸般の事情により、茅ヶ崎市の4大イベントのうち大岡越前祭、湘南祭、サザンビーチちがさき花火大会が中止になりました。その結果、浜降祭が唯一の全市的行事ですので、海岸の会場は大勢の市民でにぎわっていました。
私の部屋の西側の窓からは、正面に富士山が見えます。以前はほぼ全景が見えたのですが、現在は山頂付近だけしか見えなくなってしまいました。その山頂の前に、建築工事用の大型クレーン(1日の作業が終わって、途中から折り畳まれている)が立ちました。ここに高層のビルが建つと富士山が見えなくなってしまいますので、様子を見に行って来ました。クレーンの北側に10階建てのビルが建ちますがその手前にはすでに11階建てのビルがありますので、現在以上に視界が妨げられることはないようです。安心しました。
懐中電灯の電源として通常使われる大きな単1電池は、しばしば使う物ではないので、予備の電池を用意しているお宅は少ないでしょう。『スペーサー』は、多分どこのお宅にでもストックが何本かある単3電池を、単1電池用の器具に使えるようにするアダプターです。この筒の中に単3電池を入れると外径と長さが単1電池と同じになります。もちろん電池の容量自体は増えませんので使える時間は短いですが、緊急の場合には役に立つでしょう。