ジョージのつれづれぐさ

写真と、写真から作った絵手紙などのブログ

パナソニック、お前もか

2008-11-30 00:05:02 | 湘南
 
東海道線藤沢~辻堂間にあった松下系3工場の内、松下電器(現・パナソニック)以外の2社が今年の3月末で撤退して現在は跡地の整地作業中であることは先日お伝えしました(→こちら)。残っていたパナソニック(株)AVCネットワークス社藤沢工場は今後もここで操業を続けるものと思っていましたら、こちらも来年3月末で撤退して業務を宇都宮工場に移管すると発表されました。三洋電機の買収のために多額の資金が必要になるでしょうが、『パナソニック、お前もか』です。関東特殊製鋼の跡地にできる湘南シークロス(約21万3千平方メートル)に匹敵するこれらの跡地の将来が、ますます分からなくなってきました。(日本電池藤沢工場跡地に建設された湘南モールフィル屋上駐車場より撮影)
画面中央の広大な空き地が、整地作業中の旧・松下系2工場跡地(約13万6千平方メートル)、右側の白い建物は新たに撤退が決まったパナソニック藤沢工場(敷地面積約5万4千平方メートル)。左端遠景は江の島。

続続・長谷観音のライトアップ

2008-11-29 00:07:06 | 湘南
 
紅葉のライトアップと並行して、長谷寺では和傘作家・堀江康子氏による和傘アート展が行われていました。赤みの少ないモミジの紅葉に代わって、境内の所々にちりばめられた赤い瀟洒な和傘が見事でした。このほか、「経蔵」をアルミ箔ですっぽり包んで銀色に輝かせるイベントもありましたが、余り感銘は受けませんでした。

続・長谷観音のライトアップ

2008-11-28 00:03:13 | 湘南
 
前回の失敗に懲りて今回はISO感度を高く設定しましたので、照明が明るいところでは、数十分の一秒のシャッターが切れました。しかし11月下旬では紅葉もまだまだで、鮮やかな赤い色になっている枝を探すのに苦労しました。昨日は関東地方も1月並みの気温で、グーンと冷え込みました。これで紅葉も一気に進むでしょう。

長谷観音のライトアップ

2008-11-27 00:02:15 | 湘南
 
鎌倉・長谷寺の紅葉ライトアップが始まっています。前回行ったのは2年前でしたが、カメラの手ぶれ防止機構を過信してスローシャッターで撮影したために、ほとんどが手ぶれで使い物になりませんでした。そこで今回はISO感度を800に設定して撮影しました。残念ながら、長谷寺の紅葉にはまだ少し早すぎるようでした。

赤灯台白灯台

2008-11-26 00:19:45 | 湘南
 
江の島に近い境川河口に片瀬漁港が完成したのは、今年の1月でした。完成までに13年の歳月と、35億円の事業費がかかりました。漁港入口の防波堤には紅白の灯台が立っていまして、赤灯台がある防波堤と釣り人が大勢いる手前の防波堤の間が、境川の河口です。さて、灯台が紅白なのはお目出度いからではなく、ちゃんとした理由があります。海上保安庁ホームページのQ&Aによれば、「港の防波堤に設置される灯台は、港の奥に向かって右側が赤で、左側が白に統一されている」そうです。

こちらが新・龍口明神社です

2008-11-25 00:06:46 | 湘南
 
昨日ご紹介したように旧・龍口明神社は鎌倉市の飛び地にありましたので、昭和53年に、湘南モノレール西鎌倉駅から南東に徒歩約5分のところに移されました。旧・龍口明神社に比べると、はるかに大きくて立派になりましたね。神殿前の由緒書きには『欽明天皇13年(西暦641年)の草創』と書いてありますが、旧・龍口明神社に書いてある『欽明天皇13年(西暦552年)の創建』の西暦のほうが正しいようです。龍口明神社は鎌倉市では最も古い神社だそうで、ご神体は泰澄大師と慈覚大師が彫作した玉依姫命と五頭龍大明神の木像です。

藤沢の中の鎌倉

2008-11-24 00:25:20 | 喝!
 
五頭竜の恩恵を受けた村民は、死後の五頭竜を「龍口明神」として崇め、竜口山に祀りました。これが龍口寺の西隣にあった龍口明神社でした。「でした」と過去形で書いたのには、理由があります。龍口明神社があった場所は、『鎌倉市津』の飛び地なのです。そのため昭和53年に、湘南モノレール西鎌倉駅そばに新しく龍口明神社を造営して移転しました。龍口寺の隣には今でも鳥居が残っていますが、その奥の石段を上ってゆくと錠が掛けられている拝殿の手前に有刺鉄線が張られていて、『立ち入り禁止』と書いてあります。なお、ここが鎌倉市であることを示す何かがないか探したのですが、見つかりませんでした。『ちず丸』で龍口寺を検索して拡大してゆくと、その西側に赤い二点鎖線で囲んだ『鎌倉市津』の地名が藤沢市域の中にあります(→こちら )。なお、この地図では龍口明神社が瀧口明神社になっています。喝!

五頭竜伝説

2008-11-23 00:07:13 | 湘南
 
昔、子死越(現在の鎌倉市腰越)に近い池に五つの頭を持つ竜が住んでいて、子供を食い殺すなどさんざん悪事を働いていました。ある日、片瀬に近い海上に島が突然出現し、海岸に天女が舞い降りて来ました。五つの頭を持つ竜はこの美しい天女にすっかり夢中になり、悪事をきっぱりとやめることを誓って天女と結婚し、以後は住民のために一生懸命尽くしました。この竜は死後に対岸で竜口山(現在の片瀬山)となって、この地を守り続けています。これが江の島に伝わる「五頭竜伝説」です(→こちら)。そして、江島神社の有名な裸弁財天がこの天女だそうです。江の島弁天橋のたもとに立つ石灯籠には、五頭竜の飾りが付いています。なお、江の島アイランドスパ(えのすぱ)のシンボルタワー(?)のてっぺんに付いている飾りは五頭竜ではなく、なぜか双頭竜でした。

今や貴重品

2008-11-22 00:06:19 | その他
 
これだけを見せられて直ぐに何か分かる方は、カメラに関して10年以上の経験を持っていますね。分からない方のために書きますと、35ミリフィルムのパトローネ(分かるはずないだろうな?)を入れて売られていたプラスチック製のケースです。丈夫で密封性も良いので、クリップやボタンなどの小物、さらには薬の錠剤などを入れておくのに大変便利です。フィルムをカメラに装填してしまうと不要になるので、以前は邪魔物扱いでした。しかしデジカメが普及してからはフィルムを買うことが無くなったので、このケースも手に入らなくなりました。私の手元には未使用のフィルムが残っていますが、賞味期限、じゃなかった有効期限がとっくに切れている中身のフィルムはともかく、このケースは大事に取っておこうと思っています。そのうちに、『我が家の骨董市』に仲間入りするでしょう。今や貴重品です。

発車時刻表要らず

2008-11-21 00:04:36 | 湘南
 
江ノ電藤沢駅に掲げられている、鎌倉方面行きの発車時刻表です。早朝・深夜を除いて、全部同じパターンです。藤沢駅の場合、毎時00分の発車だけ覚えていれば、12の倍数を足すだけで一日中の発車時刻が分かります。平日も休日も同じなので、大変便利です。ご承知のように江ノ電は全線単線ですので、上下の線路が分かれている特定の駅とホームがない信号所(1か所)でしか電車のすれ違いができません。したがって、この運転間隔を変えるのは大変ですし今以上のスピードアップも容易ではありません。便利な反面、不便もあります。

鎌倉もそろそろ紅葉

2008-11-20 00:05:03 | 湘南
 
暖かい湘南も急に冷え込んで来て、今日の日中は12月下旬の気温になるようです。鎌倉の街中も、そろそろ紅葉が始まりました(→こちら)。長谷寺では明後日の11月22日から12月7日まで、紅葉のライトアップ(午後5時~6時、入山無料)が行われます。江ノ電の車体は一足早く、すでに紅葉真っ盛りです。

帝国海軍の遺物があった

2008-11-19 00:02:25 | 湘南
 
この写真は、藤沢市役所本館の玄関に向かって左手にある植え込みの中に立っている石柱です。石柱の正面(四角柱なのでどこが正面かはハッキリ分かりませんが)には『東京湾要塞第三区地帯標』、背面には『海軍省』の文字があります。また両側面には『第一四号』と『昭和十六年七月三十日』と書かれています。明治32年に公布され昭和15年に改正された『要塞地帯法』では、砲台などの要塞を結ぶ基線からの距離が1キロ以内を第一区、5キロ以内を第二区、15キロ以内を第三区と指定して、立ち入りや写真撮影を制限していたそうです。藤沢市役所に残っているのは昭和16年に立てられた第三区の地帯標ですので、この標識から約5~15キロのところに海軍の重要な軍事施設を結ぶ基線があったことを示しています。戦後六十有余年、市役所の敷地に旧軍の施設(標識)がそのまま残っているのは不思議です。

宮ノ前の首塚の碑

2008-11-18 00:02:43 | 湘南
 
藤沢市鵠沼神明にある宮ノ前公民館の角に、大きな石碑が立っています。たまたま前方から歩いて来た年配のご婦人がその前に立ち止まり、時間をかけて心行くまで手を合わせていました。石碑の最上部には「首塚」の文字が見えました。その下には長い文章が彫られていますが、読み取れません。後で調べてみますと、鎌倉時代にこの辺りで戦がありましたが、その時の死者と思われる二体の遺骨が明治12年に発見されたので、ここに首塚の碑を立てたそうです。

暑い!!

2008-11-17 15:47:07 | 今日の1枚
 
気温が30℃を超える日を真夏日と言いますが、今日午後2時前から4時前にかけては30℃になり、真夏日でした。パソコンを置いている私の部屋は2階の西南の角にあり、晴れていれば一日中陽が当たっています。辻堂にあるアメダスの気温は20℃を超えませんでしたので、10℃以上も高い温度です。お天道様の有り難みをつくづく感じます。ただし、夏の午後はサウナ状態の地獄です。

雨にも負けず

2008-11-17 00:00:05 | 湘南
 
昨日(11月16日)は、第3回湘南国際マラソンが行われました。第1回第2回は春に行われましたが、東京都が今年から春の同時期に東京都心マラソンを行うことにしたので、こちらは秋に変更(従って2008年は春と秋の2回開催)になったのです。またフルマラソンのコースは、大磯近辺スタート・ゴールですが、鵠沼と二宮の2回折り返しになりました。昨日は、時々霧雨が降るあいにくの空模様で沿道の応援はほとんど無く、目立つのは大会関係者と警官ばかりという淋しい状態でした。幸いにも、招待参加のエリック・ワイナイナ選手(アトランタ・シドニー・アテネ五輪で活躍、第2回でも招待参加)を含む先頭集団が辻堂海岸を通過する頃は雨が止んで、暑からず寒からずの絶好のマラソン日和になっていました。