江の島弁天橋を渡って江の島に入ったすぐのところに、二百数十年前に創建された大鳥居がある。2本の柱は単なる青銅製のパイプだと思っていたが、よく見ると小さな文字が彫られている。この鳥居を再建するときに寄進した、250人ほどの篤志家の名前だ。写真中央に「松葉屋内 代々山」とあるのは、江戸新吉原のおいらんだそうだ。余程沢山「浄財」を集めていたのだろう。
江の島弁天橋を渡って江の島に入ったすぐのところに、二百数十年前に創建された大鳥居がある。2本の柱は単なる青銅製のパイプだと思っていたが、よく見ると小さな文字が彫られている。この鳥居を再建するときに寄進した、250人ほどの篤志家の名前だ。写真中央に「松葉屋内 代々山」とあるのは、江戸新吉原のおいらんだそうだ。余程沢山「浄財」を集めていたのだろう。