木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 390 集中力

2006-09-07 | PCRT(心身条件反射治療)
昨日の高校野球の選手。右肩痛である。この患者さんは以前に「腰椎分離症&辷り症」でしばらく野球ができなかった選手である。

夏の大会も終わり、いよいよ秋季大会のブロック予選が始まった。この患者さんのチームはブロック予選を勝ち抜き来週から始まる県大会に駒を進めた。

もちろんこの選手(患者さん)も先発で出場した。しかし、ミスばかり多くて監督から「集中力が無い」と一喝された。昨日の治療中「先生、肩も痛いんですが、監督から集中力が無いといわれた。どうしたら集中力が出るのですか?」

最先端のスポーツを科学する分野? では、選手の集中力を向上されるために自律神経の訓練を行う。ちょっとした小道具を使って行う。そこそこ効果がある。以前からスポーツとメンタルの関係に着目し研究されてきた。

アマの世界でも普及してきている。高校野球の世界でもチーム単位で取り組んでいる。いろいろな分野の市場マーケットに高校野球がターゲットになっている。最近では「野球のための栄養学(食事学だったか定かでない)」というタイトルででていた。

小生から言わせれば野球だから、特別な食事をしても上手くなるかという問題である。その前に健康体をつくることが先決である。健康になるために栄養の吸収力を高めることをしたほうがいいように思う。

話しを戻す。CCRKで行っている集中力を高める特別な治療はない。集中力が無い原因を追究すればいいのだ。この患者さんは、自分の野球感と監督の野球感の反発が潜在的あった。当然、潜在的には監督の野球感を受け入れていない。

監督の話は、右の耳から左の耳へと素通りする。監督の話が上の空であり、元気のいい返事だけ「ハイ、ハイ」とお鸚鵡返しである。この潜在的な反発を開放すればいいだけである。特別な治療はいらない。

拳骨


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