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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 389 役割理論2

2006-09-06 | 感情ストレス
「あんな人が? ええ~ うそでしょう」というような、およそ犯罪を犯すようにはどうみても思えない人が犯罪を犯す。このような人が「魔がさした」などという。

役割論理からいくと決して「魔がさした」わけではなく、もともと悪い面をもっているらしい。ジキルとハイドのように両極端の二面性をもっている。悪い面の人格が犯罪者の役割を演じたのである。

人をみるときは固定的に見ていることが多い。あの人はあいう人だといった見方である。しかし、役割理論からみると、あの人はこんなときはこんあ人。あんなときはあんな人。そのときはそのような人。いろいろな役割を演じる。

このような多重人格的な役割は全ての人の潜在的な部分に隠されているように思える。潜在的なレベルでの感情が悪くも、よくも演じさせているのではないか。顕在的な意識は少ない。多くは潜在的に無意識的に人間を支配している。

自殺をしたり、犯罪を犯したりと、いつ自分がその立場に入れ替わってもおかしくないようだ。それらの感情を理性で抑えるのも人間が人間らしく生きていく術なのかも知れない。

しかし、一方では正反対の人格があることに気づきの無い人は「感情の抑圧」で押さえ込まれた感情が悪さをする。ジキルとハイド正反対のもう一人の自分を認識する事が必要かも知れない。

拳骨


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