木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 405 突然嗅覚がなくなる

2006-09-27 | PCRT(心身条件反射治療)
今日の新患。60歳代の御婦人。主訴 右手の第3,4,5指のシビレと慢性腰痛。半年前から発症し整形外科で治療を受ける。

レントゲン検査の結果C5/C6の隙間が狭いからシビレがでるといわれた。腰痛は我慢できるようだったので診てもらわなかったらしいが、最近酷くなり来院時に訴える。

問診時の話し方が気なるので詳しく聞いてみた。でてきた症状が筋肉骨格系だけでなくいろいろ出てきた。うつなども見え隠れする。全て感情が絡んでいる。自分でも何となく気がついている。

不定愁訴のため心療内科を勧められて受診する。精神的には落ちついているようだ。そんな患者さんが感情が影響している症状を訴えた面白い例を紹介する。

姑が寝たっきりで介護をしていて下の世話をしているとき、本人は世話好きで下の世話も苦にならず好んで世話をしていた。しばらくすると下の臭いが感じなくなった。

下の臭いだけでなく全ての臭いがわからなくからなくなった。原因がわからない。専門医でも原因がわからない。「ストレスだろう」ぐらいのことは言われた。姑の介護をする自分の気持の中に「下の世話は臭い」というような気持があったのかもしれない。

そのような何気ない「気づき」を感じたらしい。その後、自然と臭いが戻ってきた。何もなかったような元の臭いが戻ってきた。そな話しをしてくれた。

潜在的なところに「下の世話は臭い」というようなものをもっていたためだろうとその患者さんは理解し、物事の感情を理性で抑圧することの矛盾の表れかもしれない例であった。

拳骨


最新の画像もっと見る