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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 98 対照的な患者さん1

2005-08-24 | カイロプラクティック
昨日来た新患二人を紹介する。健康の価値観が対照的である。1人は30歳代の調理師の男性。10数年来の腰痛もちである。

年に数回腰痛が出て困っている。今回はいつもと違って長引いている。以前は2,3日安静にしている楽になり、何とか仕事もできていたが今回は2,3日の安静では治らず整形外科で治療しても一向によくなる兆しがない。

インターネットで検索してCCRKのホームページを見て、CCRKの理念や治療法を納得したうえで来院した。

整形外科では構造学的な見方で、X線検査の結果、腰椎の隙間が開きすぎているのが原因といわれた。初検時の症状は、座位や立位の同一姿勢が5分以上できない。屈曲痛、伸展痛などの運動痛が顕著にでて問診中も辛そうである。

長年の慢性的腰痛がこれといって原因がなく、たびたび発症していることに疑問を持っていた。ストレスが原因であることに薄々気づいているが、腰痛とストレスがの関係が理解できなかった。

ストレスと腰痛の関係を説明し、更に自律神経と痛みの関係を説明する。ストレスによって自律神経のバランスが乱れ筋肉や内臓更に循環器系の機能異常が起こることが理解できた。

ここまで理解すると驚くほどの治療効果がある。運動系、自律神経系の神経バランスをと整える。ストレスによってブロックされた感情をCRETで開放する。治療後は痛みはない。どのような動作をしても痛くない。驚いている。

「ストレスで胃が痛くなるのと同じですね。ストレスが重なると弱い部分に出てくるのですか」本人の言葉である。身をもって体験することによって悩んでいたことが辻褄が合った。治療後に「腰痛は怒りである」の本を紹介した。

ストレスが身体にどのような影響を与えるか理解し、更にストレスを認めて受け入れることによって、慢性的な症状は早く改善する。われわれ治療家も機械論から脱却することが、より多くの患者さんの利益をもたらすことになっていくと信じている。・・もう1人は次回紹介する。

拳骨