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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 94 ADHD

2005-08-19 | カイロプラクティック
昨日、ADHDの中学生が来院した。この患者さんは半年前に5回ほど治療をしている。症状は長時間の学習意欲なく、1,2時間の学習で帰宅してしまう。授業中も集中力なくイライラしている。もちろん専門医にかかっている。

お母さんの話では、朝の起床ができないため学校へ行かないことが多いらしい。朝が起きれるときは何とか学校へ行き、昼ごろまで授業を受けることができるとのことである。

前回の治療のときに、何とか朝の起床が1人でできるようになった。本人も学校へ行く意欲が出てきた。5回の治療ですごい改善である。NAETのすばらしさに小生が感動した。その後来なくなった。

昨日半年振りに来院した。お母さん曰く「また学校が始まるので朝、起きられるようにしてください」とのことである。初診時のときに計画性を持って治療をしてくださいとは行っておいたが、ドラマチックな改善を期待していたようでお母さんの希望とは違うため治療を中止したのだろう。

対処療法的治療はお断りである。どこまで改善するかは約束できない症例である。長期的な治療が必要になることも予想できる。

CCRKでの臨床結果を示す。鬱の患者さん、統合失調症の患者さんが社会復帰している臨床例を懇々と解いて説明する。この患者さんも5回の治療で変化が見られた。改善する可能性が全くないわけではない。

お母さんも、前回の治療で変化が見られたから再度つれてきたのだろう。藁をもすがる気持ちであることはうかがえる。お母さんの心の整理をしてもらいたい。

拳骨