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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 93 脳改革

2005-08-18 | カイロプラクティック
小泉政権は政治改革で騒乱の模様を呈している。小泉政権は長年の保守政権に大鉈を振りかざしたわけだが結果が見ものである。

定期的にコップの中の水を捨てないといつかは腐る。政治も同じだ。郵政法案が成立するかしないかは別として、保守的な有権者に支えてこられた議員は大慌てをしている。腐敗しきった政界には必要な大鉈である。

もう一つ、コップの水と同じ様に我々の頭も入れ替えないと腐る。腐った水は飲めないように、脳が腐った考えは進歩がなく使えない。10年も20年も同じ頭を使っている。こういうのは頑固と称されるが良し悪しである。(小生も傍から見るとそのようなところがあるらしい・・笑)

頑固と称される人は、比較的食わず嫌いが多い。食べもしないで、はなから否定する。新しい知識や技術を得ようとしたら、まず、脳みその中の古い知識をいったん出してみるとすんなり入るものである。そうすることで古いものと新しいものとの比較ができる。比較して始めて良し悪しが判断できる。

昨日、若い先生が研修に来た。悩んでいる。機械論からの脱却ができない。この若い先生は大学では優秀な成績だったに違いない。その優秀な基礎知識や考え方で頭の中が一杯詰まっていて、新しい知識や考え方が入る余裕がなくなってきている。

小生が使っているカイロプラクティックテクニックは機械論では理解しがたい。神経反射を利用したテクニック理論である。機械論からの脱却がないと臨床では使えない。

機械論からの脱却を図るため模索して悩んでいるようだ。教育機関で学んだ知識や考え方が濁りだしてきている。腐る前に一度、水を出してみるといい・・・迷うな。

拳骨