写真はいぶすき菜の花マラソン 正面が開聞岳です。
午前中に依頼のあった「昨年末の大阪ダブル選挙から今夏の衆参ダブル選挙」についての原稿書き。以下がその内容。
安倍・橋下ラインで戦前国家に逆戻りでいいのか 大阪ダブル選挙から衆参ダブル選挙へ
年明けの政局は衆院選のダブル選挙を想定して動いている。このままだと自・公・おおさか維新で軽く3分の2を超え、一挙に憲法の改悪へと突き進むだろう。
さて、大阪ダブル選挙、橋下維新が大差でどちらも勝利した。維新が勝利した理由は「橋下さんには実行力がある」と思わせたこと。駅前でも何度となくその言葉を聞いた。そして「実行力はいいが、何をやったのか、それは本当に市民の暮らしを良くしたのか」と、こちらが問うと、「いや細かいことは言えんが、他の党はだめだ。橋下さんしかおらん」となる。
絶えず敵をつくる。その敵はけして世の中を支配している政官財の特権層ではない。教員や自治体労働者、その組織としての労働組合である。橋下は組織を持っていない我々の立場で、法外な既得権を有している勢力を攻撃してくれるとの構図がテレビ大阪などでも流された。東京のメディアが安倍批判を躊躇し、大阪ではそれが橋下になる。このふあっとした雰囲気に飲み込まれている人たちは、絶えず観客であって自分で物を考えない、疑わない。主権者として動いた経験もなく、主体的に動いている人たちは組織から動員され、手当てをもらう特権層だと思わされている。
しかし今回の選挙で橋下・維新は配下の議員に対する電話、街頭、演説会などのノルマを課し、これまでの浮動層を不動票に組織し、組織政党として強化してきた。このことを私たちは見逃してはならない。
一方のオール大阪はどうだろう。大阪市解体が問われた住民投票で薄氷の勝利は得たものの、その後の戦争法案を巡って、安倍自民党に対する革新リベラル層の反発は募っていった。
選挙戦では柳本と栗原両候補が自民党推薦ながら無所属で立候補したのに、安倍との握手が何度も流され、応援弁士は稲田朋美政調会長など極右ばかりが目立った。これではオール大阪の選挙にはならない。安倍官邸がオール大阪を嫌い、橋下・維新を背後で支援となれば革新リベラル層の多くが棄権に回るのも自然といえよう。
さて、この夏は安倍と橋下が改憲で合意し、公明とも組んで衆参ダブル選挙を仕掛けるのは既定路線であり、3党間の候補者調整も進んでいると見た方がいい。
野党の選挙協力が進まなければ衆参とも3分の2は完全に改憲勢力が占めるだろう。護憲リベラル勢力を一掃するために緊急事態条項を手始めとした憲法改悪となれば、それは戦前の暗黒政治の再来に他ならない。
立憲主義を取り戻し、戦争法を廃止するために以下の提案を具体化していきたい。
①大阪で参院選、衆院19の全小選挙区で反自公、反おおさか維新候補を擁立する。
②呼びかけ対象としては民主から共産までの政党と政治団体。
③19小選挙区のうち最低でも5選挙区ぐらいは無所属統一候補(学者、文化人、青年、女性など)を擁立し、それ以外は政党候補となるが、これを民主から共産までの政党と政治団体が一致して当選をめざす。
④政党の割り振りは直近の衆院、参院での比例区得票率を基本とする。試算では政党候補だけの場合、19小選挙区の割り振りは共産10、民主7、社民1、生活1となる。無所属統一候補が9の場合、政党枠は残りの10となり、それを得票率に応じて割り振ると、民主は3か4、共産は5か6の選挙区となる。選挙区、候補は各党の希望を尊重しながら調整する。
中央での政党間協議は進めてもらうとして、小選挙単位で「みんなで選挙しよう」の動きを作り具体的な協議に入ることが最優先の緊急課題である。
・・・・・・・・・・・・・
午後は大池2丁目にピースビラを配布。初当選した時はここからで、なじみも多く、今日も声をかけてもらいました。
夕方は #戦争あかん!ロックアクション の実行委員会。2月から今年前半の内容を中心に誰に何をスピーチしてもらうかは比較的簡単に決まったのですが、集会名称をどうするかでは議論百出でした。明日の市民選対会議の持ち方も相談。天六からエル大阪まで速歩で歩くと約20分、今日は往復していい汗をかきました。
天神橋からの眺めです。
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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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◆日々更新が目標ピースアクション #平和 #憲法 #人権 #原発 #1000人委員会
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午前中に依頼のあった「昨年末の大阪ダブル選挙から今夏の衆参ダブル選挙」についての原稿書き。以下がその内容。
安倍・橋下ラインで戦前国家に逆戻りでいいのか 大阪ダブル選挙から衆参ダブル選挙へ
年明けの政局は衆院選のダブル選挙を想定して動いている。このままだと自・公・おおさか維新で軽く3分の2を超え、一挙に憲法の改悪へと突き進むだろう。
さて、大阪ダブル選挙、橋下維新が大差でどちらも勝利した。維新が勝利した理由は「橋下さんには実行力がある」と思わせたこと。駅前でも何度となくその言葉を聞いた。そして「実行力はいいが、何をやったのか、それは本当に市民の暮らしを良くしたのか」と、こちらが問うと、「いや細かいことは言えんが、他の党はだめだ。橋下さんしかおらん」となる。
絶えず敵をつくる。その敵はけして世の中を支配している政官財の特権層ではない。教員や自治体労働者、その組織としての労働組合である。橋下は組織を持っていない我々の立場で、法外な既得権を有している勢力を攻撃してくれるとの構図がテレビ大阪などでも流された。東京のメディアが安倍批判を躊躇し、大阪ではそれが橋下になる。このふあっとした雰囲気に飲み込まれている人たちは、絶えず観客であって自分で物を考えない、疑わない。主権者として動いた経験もなく、主体的に動いている人たちは組織から動員され、手当てをもらう特権層だと思わされている。
しかし今回の選挙で橋下・維新は配下の議員に対する電話、街頭、演説会などのノルマを課し、これまでの浮動層を不動票に組織し、組織政党として強化してきた。このことを私たちは見逃してはならない。
一方のオール大阪はどうだろう。大阪市解体が問われた住民投票で薄氷の勝利は得たものの、その後の戦争法案を巡って、安倍自民党に対する革新リベラル層の反発は募っていった。
選挙戦では柳本と栗原両候補が自民党推薦ながら無所属で立候補したのに、安倍との握手が何度も流され、応援弁士は稲田朋美政調会長など極右ばかりが目立った。これではオール大阪の選挙にはならない。安倍官邸がオール大阪を嫌い、橋下・維新を背後で支援となれば革新リベラル層の多くが棄権に回るのも自然といえよう。
さて、この夏は安倍と橋下が改憲で合意し、公明とも組んで衆参ダブル選挙を仕掛けるのは既定路線であり、3党間の候補者調整も進んでいると見た方がいい。
野党の選挙協力が進まなければ衆参とも3分の2は完全に改憲勢力が占めるだろう。護憲リベラル勢力を一掃するために緊急事態条項を手始めとした憲法改悪となれば、それは戦前の暗黒政治の再来に他ならない。
立憲主義を取り戻し、戦争法を廃止するために以下の提案を具体化していきたい。
①大阪で参院選、衆院19の全小選挙区で反自公、反おおさか維新候補を擁立する。
②呼びかけ対象としては民主から共産までの政党と政治団体。
③19小選挙区のうち最低でも5選挙区ぐらいは無所属統一候補(学者、文化人、青年、女性など)を擁立し、それ以外は政党候補となるが、これを民主から共産までの政党と政治団体が一致して当選をめざす。
④政党の割り振りは直近の衆院、参院での比例区得票率を基本とする。試算では政党候補だけの場合、19小選挙区の割り振りは共産10、民主7、社民1、生活1となる。無所属統一候補が9の場合、政党枠は残りの10となり、それを得票率に応じて割り振ると、民主は3か4、共産は5か6の選挙区となる。選挙区、候補は各党の希望を尊重しながら調整する。
中央での政党間協議は進めてもらうとして、小選挙単位で「みんなで選挙しよう」の動きを作り具体的な協議に入ることが最優先の緊急課題である。
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午後は大池2丁目にピースビラを配布。初当選した時はここからで、なじみも多く、今日も声をかけてもらいました。
夕方は #戦争あかん!ロックアクション の実行委員会。2月から今年前半の内容を中心に誰に何をスピーチしてもらうかは比較的簡単に決まったのですが、集会名称をどうするかでは議論百出でした。明日の市民選対会議の持ち方も相談。天六からエル大阪まで速歩で歩くと約20分、今日は往復していい汗をかきました。
天神橋からの眺めです。
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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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