終日「お元気ですか」原稿書き / 「一一一忌」と書いて「いちいちいちき」と読む。

写真はどちらもネットに出ていたもの。その通りだと思います。



　実にゆったりとした一日。ひたすら「お元気ですか」の原稿書き。依頼されている原稿もあり外に出る用事がないのはありがたいものです。明日までにすべて仕上げて外に出たいものです。

【情報紹介】

「南風録」は郷土鹿児島の地元紙です。

南風録( 1/11 付 )

　「一一一忌」と書いて「いちいちいちき」と読む。日中戦争の引き金となった盧溝橋事件があったころ、新聞連載された「路傍の石」の作者、山本有三の命日がきょう１月１１日である。

　小泉純一郎元首相が所信表明演説に引用し、話題となった「米百俵」のエピソードを覚えておられようか。救援米を食べず、子どもの教育に使う。この故事を戯曲にして、世に広めたのも山本有三だった。

　よりよい未来を信じて、今の苦難に耐える。理想主義という１本の棒が両作品を貫いているようだ。戦後すぐの第１回参院選に当選して「緑風会」を結成、良識の府をめざした人生とも重なり合う。

　理想主義の作家は憲法草案づくりにも腕を振るった。政府案を口語体にしたのだが、改憲派の国会議員らには分かりにくい「悪文」と散々のようだ。国民的作家もあの世で苦笑いしているかもしれない。

　分かりにくさを悪文の目安とすれば、あえて玉虫色にした昨年末の「最終的かつ不可逆的」な日韓合意など、その典型ではなかろうか。主語をあいまいにした戦後７０年首相談話も、と指を折りたくなる。

　山本有三が話し言葉にした憲法草案は、当時の官僚によって数回手直しされた。「極秘」のスタンプが押された文書を、今は国立国会図書館のホームページで閲覧できる。この夏、２４回目の参院選は憲法改正を争点にする。草案のご一読を勧める。

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HK & Les Saltimbanks "On l�・che rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ！ （いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法（特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる）に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。）
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