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平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

アエラに出身校・鹿児島県立加世田高校が紹介されていました。

2009年06月15日 |  #自分史 #茨木市議会議員
写真は4月19日発行のアエラ

アエラで大学進学「高い県 低い県」進学格差は希望格差からと題した特集です。

私の通った時代と同じ光景

 アエラには加世田高校についてこう書かれています。

午前7時40分、校舎にはウグイスの声に交じって、チョークの音が響く。7時40分から8時15分までの0時間目に始まり、3年生になると、最大8時間目まで授業がある。終わりのチャイムが鳴るのは午後5時50分だ。

 この早朝の補習に確か一年の途中までは付き合いましたが、正規でないこと、大学進学中心の校風に反発して以降は出席しませんでした。しかし参加しないのは私だけで、ほかの同級生は全員に近いぐらい出席していました。

 早朝の補習も嫌でしたが、夏休みもお盆を挟んでの10日間ほどで、毎日4時間の補習がありました。これも反発して途中から止めました。担任の教師は補習や管理主義に反発する私を露骨に嫌がったものです。その流れで教員を「彼ら」と呼んだことはけしからんと職員室の廊下に立たされたこともありました。

 しかし今も続く補習漬けにつき合う教員の労働条件はどうなっているのでしょうか。おそらくサービス労働なのでしょうが、今度校長に会う機会(関西加世田高校同窓会が年1回あります)があったら確認したいものです。

私の通った時代と変わったもの

 変わったのはバイク通学で当時は一切禁止でした。アエラの写真記事によると「加世田高校の学区は広く、家が遠い生徒は20キロ先からバス通学、生徒の半数は単車に乗って通学する」とあります。

 確かに昔よりも通学圏は広がっているようで、それに公共交通の衰退が輪をかけているのでしょう。大議論の末、許可になったものと思われます。通学圏といえば北海道などはもっと広いわけで地方に行けば単車通学が当たり前の高校は多いのかもしれません。

 記事は触れていませんが、もう一つ変わったのは男子生徒にも修学旅行が認められるようになったこと。いつからかは不明ですが、私たちの頃は加世田高校に限らず、県内の男女共学校で男子生徒に修学旅行がないのはいくつもあったようです。

 当時その理由を「男はやがて社会に出て見聞を広める機会がいくらでもあるが、女はそうではないので」と説明していました。この説明に反発する生徒の動きはあったものの、途中で生徒会執行部が腰砕けになったようで終息しました。

 出身校なので懐かしさがないことはないのですが、それよりも反面教師として教師を見ることの多かった高校時代でした。

 ただクラスメートは別で2年時のクラスはこれまで経験した中で最もまとまったクラス。当初はそうでもなかったものが2学期後半からぐんぐんと親近感を増し、女子だけ参加の修学旅行に男子が電報を打ったリ、クラス全員で塘池にハイキングするなどして楽しく過ごしました。

山下HPのトップ写真、イベント案内など更新しました。新鮮さに加え、写真の多さ、1000を越えるリンクなど、ボリューム充実です

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