<strong><font color="blue">写真は9条への想いを込めたブックカバー</font></strong>
午後からズームによる新社会党中央執行委員会。2月の大会運動方針案について協議しました。
昨日結構ハードだったので、今日はズーム会議を挟んで資料整理の一日。終活作業で、自分の過去データの整理にかかっています。その中で出てきたもの。2014年のピースサイクルを写真データでまとめたものが出てきました。
大小の石が転がる賽(さい)の河原という場所が、さんずの川のほとりにあるそうだ。幼くして命を落とした童子は、ここで親を思い慕いながら石を積んで塔を作ろうとする。
だが、積み上がる間際になると鬼がやって来て崩してしまう。積んでは崩されの繰り返しが際限なく続くと思われたころ、地蔵菩薩(ぼさつ)が現れて童子を救い出す。中世の地蔵信仰から生まれた俗信らしい。
先日発表された直木賞の受賞作、今村翔吾さんの小説「塞王(さいおう)の楯(たて)」には、この話が暗示的に使われている。主人公は戦国時代の石工集団、穴太(あのう)衆の職人。どんな攻撃にも崩されない城の石垣造りに心血を注ぐ。
鉄砲鍛冶集団の国友衆は、堅固な石垣も突き破る武器製造を目指す。自分の技が相手を圧倒すれば戦乱が終わると、それぞれ信じている。だから強力な火器に耐える手だてを講じ、攻撃がはね返された側は、より破壊力のある武器を開発する。
今の日本を取り巻く国際情勢を重ねずにいられない。北朝鮮が発射実験を繰り返す新型ミサイルは音速の10倍で飛び、飛行中に軌道を変えることもできるという。迎撃能力の増強や敵基地攻撃能力の保有論議が高まるのは必至だろう。
小説では近江・大津城を巡って渡り合った両者が、太平の世は武器や技術ではなく人の心がつくるのだと悟る。兵器開発に夢中な権力者には地蔵菩薩から慈悲の心を説いてほしいものだ。
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