元:店主の独り言

ほんの些細なこと勝手気ままに書いてます

GDPにみる景況感

2014-11-18 | Weblog
昨日、7-9月のGDP成長率が発表されました。
大方の予測では若干のプラス、2%程度と考えられていました、しかしその発表はマイナス1.6%、これは4半期の2期連続下落です。
この発表は、直ちに株式市場・為替市場に大きく反応しました、日経平均は500円を超える下落・対ドルでは115円前半への円高を引き起こしました。
第1・第2四半期のGDP成長率は納得の出来てしまう数値でした、消費税増税前の駆け込み需要・増税後の消費低迷です、そういった背景があるので第3四半期は重要でした、大きな伸びはなくともそこそこの数値に収まれば景気は戻り始めた・デフレの脱却が見られると都合良く解釈出来たのです、それに政府にとっては消費税増税を実施する絶対的な理由付けが出来たのです。
それらの安易な計画は脆くも崩れ去りました。
そもそもアベノミクスとは何なのか?
私はそんなもの最初から存在しないと考えています、アメリカを筆頭にたまたま景気が上向いたように感じられる、そのことが為替を好転させ・株式市場を活発化させた、ただそれだけのことだと思います、安倍自民党がそれを誘引したなんてことはないのです。
確かに一昨年12月以降、株式市場も為替も日本にとっては飛躍的に好転しました、特に為替が円安に向かったことは輸出型である企業にとってものすごいメリットです、でも思うように輸出量は伸びていません、単に決済条件が良くなり、決済が好転したに過ぎないのです。
ですから景気なんて全く良くなっていないのです。
ですが、みな、景気が良くなるねと勘違いして踊らせれていたのです。
それが今回のGDP成長率で完全に否定され、現実を見せられたのです。
私がもう1つ注目していたのは、昨夜のニューヨークです、もしこれが大きく崩れれば大変な事になってしまいます。
しかし為替はまた円安に戻り、株価もほとんど変動はありませんでした。
今朝の日経平均・為替は予想通りです、日経平均は200~300円の戻りだろうと予測しました、午前10:10時点で約280円の戻りです。
とりあえずは大きな問題なくすみそうです、株式・為替市場は安泰です。
でも景気なんて良くなっていません、ご注意を。

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