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残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

五平餅

2018-04-29 10:24:44 | 日記
 2018.04.28 昨日、ふるさとからの土産に、五平餅を貰った。
 私の郷里は、豊田市の山間部でモミジの名所香嵐渓に近い。
 そこで育った姉の長男が久しぶりに訪ねてくれたのである。
 私の子供の頃、五平餅は、山の芋を摺り下ろして作ったとろろ汁と共に、来客をもてなす唯一のご馳走であった。
 お客があると、囲炉裏に火を起こして、味噌だれを塗った五平餅を焼いた。
 とろろ汁は、周りの山から掘ってきた自然薯が材料である。だし汁には蜂の子を擂り潰して加える工夫もあった。
 お客さんを迎えた日の晩餐は何時になく盛り上がったものだ。

救われた子猫

2018-04-15 15:05:41 | 日記
 2018.04.15 以下はは私の知り合いM子さんの,心温まる子猫救助物語である。
 散歩中、私が公園の茂みに、ものの気配を感じて、目をやると、2羽のカラスが1匹の子猫を襲っている。
 鋭い嘴でつつかれ、子猫の小さな体は血まみれである。へその緒も取れていない幼子だけに一層痛ましい。
 私はとっさにカラスを追っ払た。周りを見ると外に3匹が横たわっている。
 既に犠牲になった者も混じった惨状である。これを見過ごすわけにはいかない。助けてやろうと心を決めた。
 私がこの場を離れたら、烏は舞い戻るに違いない。親しい友人のA子さんに電話し、加勢を求めることにした。
 幸いすぐ連絡がつき、A子さんが、ダンボール箱を携え、駆け付けてくれた。
 救急車さながらに、ぐったりした4匹の子猫を、ダンボール箱に収容し、最寄りの動物病院に搬送した。
 獣医さんの懸命の手当により、辛うじて1匹だけが助かった。表題の写真がその子猫である。
 筆者追記:
 周囲の状況から推して、4匹の子猫は捨て子に違いないが、今、M子さんは、生き延びた1匹の子猫の今後の身の振り方に、悩んでいる。
 手元に置いて育ててやりたいが、あいにく、今住むマンションはペットの飼育禁止だ。
 病院預かりも、そう長くは続けられない。
 
 表題の画像はクリックすると大きくなります。












































水ぬるむ(前回のつずき)

2018-04-08 15:35:52 | 日記
 2018.14.08 前回の記事の最後に一言付け加えるのを忘れたので追記します。
 最近何故か、庭内への野良猫の出入りが稀になったので、池の鯉の行動様式も世間並に変りました。
 餌を蒔くと、すぐ、大柄な3匹が寄ってきて、しぶきを上げて奪い合いを演じます。なかなか勇壮だ。
 
 (表題の画像はクリックすると大きくなります)

水ぬるむ

2018-04-05 15:19:28 | 日記
20180405 春風に誘われて、池の深みに潜んでいた鯉が、浅瀬に現れた。
 もうかれこれ10年前になろうか、5センチ程の稚魚を5匹買ってきて、ご覧の池に放った。
 ぐんぐん成長して、今では45センチ程もある。途中、2匹が落後していった。
 池の鯉はどこでも、人の気配に、岸邉に寄って来るのが普通だが、我が家の鯉は違った。
 人の足音が聞こえると、可愛げもなく、急いで深水に逃げ込むのである。何故だろうと頭をかしげた。
 長い間、その謎はとけなっかた。だが、数年前、ふとしたことから、理由が分かった。
 犯人は野良猫であった。ある日、何気なく、池の方を見ると、一匹の黒猫が、池を囲む石積に、
前足を掛けて、鼻先を水面に付けんばかりに、鯉を狙っていた。
 これだと納得がいった。鯉たちは猫に脅えていたのである。
 私は、天敵の猫と餌をくれる主人の見境が付かないのかと、鯉の愚かさを嘆いた。

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