残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

三田洞詣では終わった

2012-06-29 14:06:48 | 日記・エッセイ・コラム

 6月29日(金)、今日あたりサンコウチョウの巣立ちが見られるのではないかと僅かな期待をかけて、ながら川ふれあいの森(岐阜市三田洞)へ出かけた。ところが、残念ながら巣はもぬけの殻だった。近くで巣立った幼鳥を狙っているというカメラマンに聞くと、巣立ちは4日前の25日だったという。先週金曜日に見た時は巣立ちまでにはまだ少し間があるなとにらんだのだが、その3日後にはもう巣立っていたのだ。仕方がないから、近くにある野鳥の水場になっている小さな池に回ってみた。既に7人程の先客があり、野鳥の現れそうな位置に狙いを付けてカメラを構えていた。家には炊事のできない家内が待っている。何時現れるか分からない獲物を待つほどのんびりはしていられない。空手で帰途についた。帰着時間午後0時半。


サンコウチョウの雛誕生

2012-06-17 16:33:07 | 日記・エッセイ・コラム

 6月17日(日)、ながら川ふれあいの森(岐阜市)で巣作りをしていたサンコウチョウの卵が孵った。雛はまだ小さくて下からは見えないが親鳥が雌雄交替でせっせと餌を運んでいた。親鳥が口にした餌の昆虫がレンズを通してハッキリと見えた。10日も経てば可愛く成長した幼鳥が見られる筈だ。森の巣作りのサイトを訪れるのは今日が三度目である。春日井市の自宅から車で片道約1時間かかるが、後1、2回は通わねばなるまい。

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再度、ながら川ふれあいの森へ

2012-06-04 21:58:57 | 日記・エッセイ・コラム

 6月4日(月)、サンコウチョウの営巣が見られると聞いて、1週間前、ながら川ふれあいの森を訪れた。その時はお目当てのサンコウチョウが巣に近寄らず撮影できなかった。どうしてもものにしたい衝動に駆られて今日再び同処を訪れた。午前10時過ぎ現場についたら、既におよそ20人がカメラを構えていた。私はまず、双眼鏡で巣の位置の確認にかかったが、なかなか見つからない。そこで、フィールドスコープに切り替えて、この辺りとおぼしき箇所を順に探ってみたがそれでも駄目。苛々しながら小1時間同じことを繰り返していたら、抱卵中の親鳥が突然視野に入った。私の撮影機材はビデスコ(フィールドスコープとビデオカメラの組み合わせ)である。早速、それを組み立て撮影にかかった。撮影を始めた時、卵を抱いていたのは小柄な雌だった。きょろきょろと周囲を見回し落ち着きがない。樹下のギャラリーが気になるのだろうか。暫くすると雌は巣を離れて飛び去った。すると、入れ替わりに、大柄な雄が巣に戻ってきた。雄は目の周りの白いリングが大きくハッキリしている。尾羽は長く雄大である。雄も卵を抱いていたが2,3分して飛び去り、巣は空になった。私はそれを潮に引き揚げた。(写真はサンコウチョウの雄)

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ゼロサムゲーム

2012-06-03 10:03:24 | 日記・エッセイ・コラム

 6月3日(日)、囲碁クラブでの段位が足踏み状態で1年前と変わらない。囲碁の本を読んだり、ビデオの囲碁講座を見たりして研鑽に努めているにも拘わらずだ。考えてみるに、これはどうも、会員の異動の少ないクラブでは、会員がゼロサムゲーム(参加者の得点と失点の総和がゼロになるゲーム)の状況下に置かれているためのようだ。段位を上げるには他の会員の誰かを負かして得点を増やさなくてはならないが、負けた相手もだまってはいない。必ず反撃して失点を奪い返しに来る。よって、会員間の相対的な力関係がバランス状態にある限り、グループ全体のレベルとは関係なしに、個々人の段位は上がりも下がりもしないのだ。従って、個人的な段位を上げるには他の会員に抜きんでて技量を上げることが必要になってくる。そればかりか、たまに新会員が入ってきて、その会員が高い勝率を上げると、あおりで、技量に変わりはないのに段位を下げる憂き目をみることになる。