残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

痛みから解放される

2013-05-30 10:05:58 | 日記・エッセイ・コラム

 5月30日(木)、1週間ぶりに痛風の痛みから解放された。一時は猛烈な痛みがきたらどうしようかと心配したが、幸い中等度の痛みで済んだ。私の痛風発作は足の親指に来るので、痛みで歩けなくなる。妻が病臥していて家事一切が私の肩に掛かっているので、ひどくなると食事の準備も出来なくなり、夫婦2人の顎は干上がってしまう。今、患部を摩りながらやれやれの思いに浸っている。痛風は原因物質である尿酸の血中濃度を抑えることによって予防できる。医師から薬の服用によって、血液1デシリットル中8ミリリットルを超えないようにと指導されている。先回の検査では7.9ミリと限界値に近かったので、これはやばいと思った途端のできごとだった。


痛風発作

2013-05-28 14:32:05 | 日記・エッセイ・コラム

 5月28日(火)、この2、3日、痛風発作に襲われて行動の自由を奪われている。好きな野鳥撮影にも出かけられず、日がな1日家に籠りきりだ。今回は幸い症状が軽くて痛い痛いと叫ぶほどではない。と言って快方への曙光はまだ見えない。後、1週間位は遠出は無理のようだ。来週土曜日には市民囲碁大会があって、参加予定であるので、それまでには治って欲しいと気が気でならない。私の痛風は右足の親指の関節にくる。赤く腫れ上がってズキズキ痛む。高脂血症を抑える薬剤「ザイロリック」を常用し予防に努めているお陰で、発症は滅多にない。久しぶりに痛風のいやな痛みを味わっている。


キビタキを撮り損ねた

2013-05-22 21:51:24 | 日記・エッセイ・コラム

 5月22日(水)、今日はキビタキを狙って海上(かいしょ)の森へ出かけた。海上の森へ行くのは今年になってこれが3度目だ。1回目は先々週だった。この時、キビタキの居る場所を、たまたま出会った他のカメラマンから教わった。2回目は先週で、キビタキの声の録音テープを持って行って試しに流してみた。すると効果覿面、本物のキビタキが2メートルと離れない目前の笹むらに現れた。ところが、惜しいことに獲物の現れるのが早すぎて、まだカメラの準備ができていなかった。バッグからカメラを取り出し、三脚を立てているうちに鳥は飛び去ってしまった。3回目の今日も現場へ着くと、早速、鳴き声のテープを流してみた。今回はキビタキはなかなか姿を見せない。テープを巻き戻してはかけ、巻戻してはかけしているうちに、野鳥ならぬ、同業のカメラマン達が寄ってきた。私は気が引けたので、それを潮にラジカセのスイッチを切った。その後、私は同じ場所で周囲の林を注意深く見回していたら、遠くの小枝に鳥影らしきものを認めたので双眼鏡で確かめたら、まがいなくキビタキだった。しかし、距離が遠過ぎて、今日持参の機材では写真にならない。残念ながら今日も失敗に終わった。


君子豹変

2013-05-04 12:37:27 | 日記・エッセイ・コラム

 5月4日(土)、日銀の政策委員会を構成する審議委員は、金融や経済に精通し、一家言を持った一騎当千の侍ばかりと思っていたところ、黒田東彦氏が総裁として乗り込み、従来路線とは断層的に異なる超金融緩和政策を提案したら、驚いたことに、委員会はただ一人の反対意見もなく全会一致でこれに賛成した。先日の朝日新聞朝刊に「黒田緩和へ委員豹変」の大見出しが踊っていたが、正にその通りだ。私が問題視するのは、審議委員のその姿勢である。黒田総裁の新政策に対し、己の経済学上の知識、思想信条に照らし、反対の意見を持った委員は何人かいたはずだ。にもかかわらず、それを主張しなかった。審議委員6人は白川前総裁時代と全く同じ顔ぶれだ。同前総裁と組んで煮え切らぬ金融緩和政策で長年にわたり日本経済を低迷させた責任者である。審議委員は衆参両院の同意をえて内閣が任命する金融政策の最重要ポストである。5年間の任期中は原則として当人の意に反して解任されない身分保障もある。もう少し責任ある態度で事に臨んで欲しい。