残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

火災警報機鳴動

2010-03-31 15:56:22 | 日記・エッセイ・コラム

 3月31日(水)、昼飯のおかずに鰯の干物を焼いていたら、台所の警報機が鳴りだした。けたたましいブザー音に続いて「火災が発生しました。避難してください」との警告である。私は一瞬たじろぎ、周りを見回した。何処にも火災の気配は無い。だが、それまで気付かなかったが鰯を焼いた煙が台所いっぱいに立ち込めていた。警報機はこの煙を感知して発報したとみえる。換気扇を回していなかったのが不注意だった。隣の居間にいた家内は泰然としているので、先ほどの警報は聞こえなかったかと尋ねたら、サイレンのような音がしたが、テレビからの音だと思ったという。折しもテレビは高校選抜野球を放送していた。

Daidokoro20100331


ネットブックがただ

2010-03-28 12:30:00 | 日記・エッセイ・コラム

 3月28日(日)、昨日、名古屋駅西のビックカメラへ行った。そこで目にしたのは値段がただのネットブック(ノートブックパソコンの小型版)である。私は目を疑った。価格表示に4万1800円とあって、その下に、NTTドコモの高速データ通信サービスと同時契約なら値段は零とある。店員にこれ本当かと聞いたら、本当だという。さらに、どう云うからくりでそんなうまい話になるのかと尋ねたら、ドコモから出る販売奨励金を原資に4万2千円までは値引きできる。だから、4万2千円以下の商品ならただになるというのだ。私はその高速データ通信サービスについて説明を求めた。私が今テスト中のネットワークカメラによる、野鳥の集まる庭の映像公開に使えそうなので契約することにした。かくて、私は4万1千800円のネットブックをただで手に入れた。(写真は庭に咲いたボケ)

Boke20100328


今日も海上の森へ

2010-03-21 21:21:00 | 日記・エッセイ・コラム

 3月21日(日)、今日の出発点も一昨日と同じ海上(かいしょ)の森センターだ。海上の森センターの建物は「愛知万博」のパビリオン「瀬戸愛知県館」を改修したもので、ここが現在、海上の森の多様な自然環境を保全する活動の拠点となっている。
 午後2時に車を離れて、また車に戻ったのは午後4時20分だった。2時間余り森の山道を歩き回ったわけだ。良く晴れていたが、風は冷たかった。日曜日にも拘わらず人出は無かった。途中出会った人はたった2人。その内の一人は、私が声をかけても、だまって通り過ぎて行った。鳥影は全く見かけず、鳴き声すら聞けなかった。路傍にひっそりと咲いた野草を見つけたので写真に収めた。

Robounohana0320100321


赤池、湿地、五輪塔

2010-03-19 22:05:16 | 日記・エッセイ・コラム

 3月19日(金)、この間から続いている瀬戸海上(かいしょ)の森の探訪に出かけた。今日の目標は「赤池」と決めて、海上の森センターの駐車場からスタートする。吉田川という谷川沿いに山道を登る。傾斜は緩やかで歩きやすい。30分程で赤池に着いた。清らかな水を湛え、周りの雑木林の影を映していた。困ったことに道はここで行き止まり。袋小路だ。やむなく引き返す。少し下ると、右手にそれる道があって道標に「海上の里」方面と記されている。海上の里へは既に2回ほど足を運んでいるが、途中に何かあるのではないかと思い、そちらへコースをとった。暫く登ると尾根へ出た。そこで道は分岐し、右は海上の里、左は「湿地」と記されている。湿地に向かうことにした。道はおおむね下り坂でスピードが上がる。10分程で湿地に着いた。海上の森の池は砂防堰堤による人工池が多いが、ここは自然に出来た水溜りだ。底には多様な水生植物が繁殖している様子だ。写真を2,3枚撮った。池の先へも道は伸びていたので、行き先は分からないままに、その道を辿ることにした。細い道を暫く登ると道標があって、左、海上の森センター、右、五輪塔とある。時計を見ると、午後3時ちょっと過ぎ、まだ時間はある。欲張って五輪塔も見て行くことにした。北方と西方に展望の開けた見晴らしのいい場所に、五輪塔はあった。大小数体の苔むした塔が檜の茂みに覆われて鎮座していた。今日の探訪はこれでピリオッド。帰途についた。(写真は湿地)
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海上の森の三角点へ

2010-03-17 10:26:48 | 日記・エッセイ・コラム

 3月17日(水)、昨日は海上(かいしょ)の森へ出かけた。麓の駐車場へ車を入れ、地図で調べておいた三角点を目指す。そこは地図測量の基準標石が立っている所だ。市道の四ッ沢から右に折れて山道に入る。すると、道の脇に野鳥の会の出した吊り札に「野鳥ただ今子育て中」とある。これは見逃せないと、樹上をつぶさに観察したが、巣らしきものは見つからなかった。暫く歩くと尾根道に出た。谷を渡る風が吹き抜けて体が冷える。道の両側は杉・檜と雑木の林だ。40分程歩いたら目的の三角点にたどり着いた。西方への展望が広く開けている。街並みの遥か向うに鈴鹿山系も望める。本日はここまでと決めて引き返した。