残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

ケリを撮る

2010-04-22 14:58:38 | 日記・エッセイ・コラム

 4月22日(木)、海上(かいしょ)の森の外れに広がる水田でケリを見つけた。2羽の番いで頻りに鳴いていた。この鳥を見るのは初めてだが、かねて野鳥観察の先輩、D先生に聞いていた話から、これはケリだと直観した。12倍ズームのビデオカメラに3倍のテレコンを取り付けて撮った。この鳥、動きが緩やかなので撮りやすい。田圃の中を餌を啄みながら移動するのを40分ほど追い続けた。この間、面白いことに、獲物を追う一団がもう一組いた。警察のパトカーである。俗に言うネズミ捕りだ。私が構えるカメラから15メートルと離れないところに、パトを停め近くの三叉路の一時停止違反を見張っているのだ。サイレンを鳴らして止められたのは1台だけだった。私が撮影を切り上げると同時にパトカーも引き上げて行った。(写真はケリ)

Keri20100422still


生活を夏時間にシフト

2010-04-20 20:18:42 | 日記・エッセイ・コラム

 4月20日(火)、今日の日の出は名古屋標準で午前5時15分、日の入りは午後6時29分だ。夜明けが早くなったので、生活時間を1時間前へシフトすることにした。冬場、午後11時就寝、午前7時起床だったのを、それぞれ1時間早める。夏鳥のシーズン入りで探鳥に出かける都合もある。野鳥の観察は早朝が好機だ。夏鳥の今年の観察場所は瀬戸の海上(かいしょ)の森と奥三河の茶臼山周辺と決めた。我が家から海上の森まで30分、茶臼山まで1時間半もあればいい。普段の生活リズムのままで観察に出かけられる。


万博瀬戸会場跡を歩く

2010-04-14 21:23:25 | 日記・エッセイ・コラム

 4月14日(水)、今日は愛地球博の瀬戸会場跡を歩いた。探鳥目的で出かけたのだが、古窯の歴史館、繭玉広場、物見の丘など万博でお馴染みの建物が保存されていた。これらの建物は元の場所に、広葉樹林に囲まれて点在し、人っ子1人やっと通れるほどの狭い遊歩道で結ばれている。物見の丘では木組の櫓の上から周囲を展望した。西方は名古屋の市街地、東は猿投山、北は海上の森、南は愛知工業大学のキャンパスだ。久しぶりに高い櫓へ登って、足がすくんだ。(写真は山中で見かけた山桜)
Yamazakura20100414


馴れてきた食材買い出し

2010-04-11 17:56:32 | 日記・エッセイ・コラム

 4月11日(日)、家内に代わっての食材の買い出しがもう3カ月続く。献立は幾日分もよう立てないから、その日その日のゆき当たりばったりだ。したがって、スーパー行きもほとんど毎日になる。お陰で店内のどの棚に何があるかは殆ど覚えた。初めのうちは店員さんによく尋ねたものだった。レジの女性たちとも顔馴染みになった。みんな老人の扱いは上手だ。勘定の済んだ買い物籠を近くの収納台までよく運んでくれる。時には冗談も交わしている。こんな生活も台所の主役は自分だと割り切れば苦にならない。(写真は玄関先に咲いたハナズオウ)

Hanazuou20100411


みろくの森を歩く

2010-04-06 15:40:49 | 日記・エッセイ・コラム

 4月6日(火)、久しぶりに春日井市東部のみろくの森へ出かけた。うぐいすのさえずりが聞けるのではないかと期待して行ったが駄目だった。でも、広葉樹は新芽をふき山は薄緑に彩られていた。谷川のほとりに作られた野草園では「しでこぶし」の花が綺麗に咲いていた。夏鳥のシーズンに入っているので、野鳥の姿に目をこらしたが、見かけたのはメジロとヒヨドリだけだった。歩いた時間は午前11時半から午後1時まで1時間30分。三脚にカメラ、フィールドスコープに双眼鏡と野鳥観察の七つ道具を携えての山歩きは老骨にはこたえる。

Shidekobushi20100406