4月22日(木)、海上(かいしょ)の森の外れに広がる水田でケリを見つけた。2羽の番いで頻りに鳴いていた。この鳥を見るのは初めてだが、かねて野鳥観察の先輩、D先生に聞いていた話から、これはケリだと直観した。12倍ズームのビデオカメラに3倍のテレコンを取り付けて撮った。この鳥、動きが緩やかなので撮りやすい。田圃の中を餌を啄みながら移動するのを40分ほど追い続けた。この間、面白いことに、獲物を追う一団がもう一組いた。警察のパトカーである。俗に言うネズミ捕りだ。私が構えるカメラから15メートルと離れないところに、パトを停め近くの三叉路の一時停止違反を見張っているのだ。サイレンを鳴らして止められたのは1台だけだった。私が撮影を切り上げると同時にパトカーも引き上げて行った。(写真はケリ)
4月20日(火)、今日の日の出は名古屋標準で午前5時15分、日の入りは午後6時29分だ。夜明けが早くなったので、生活時間を1時間前へシフトすることにした。冬場、午後11時就寝、午前7時起床だったのを、それぞれ1時間早める。夏鳥のシーズン入りで探鳥に出かける都合もある。野鳥の観察は早朝が好機だ。夏鳥の今年の観察場所は瀬戸の海上(かいしょ)の森と奥三河の茶臼山周辺と決めた。我が家から海上の森まで30分、茶臼山まで1時間半もあればいい。普段の生活リズムのままで観察に出かけられる。