残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

小澤一郎氏の民主党代表選立候補に唖然

2010-08-29 20:15:07 | 日記・エッセイ・コラム

 8月29日(日)、昨今の政界を見ていると、政治家の倫理感喪失もここに極まったという外ない。政治と金の問題で限りなく黒に近い民主党の小澤氏が周囲の同党議員に担がれて、近く行われる党代表選挙に立候補するという。衆議院第一党の民主党の代表といえば、議会の首相選出で首相に選ばれる立場だ。政治的手腕をうんぬんする前に、まず、身の回りがクリーンでなくてはならない。民主党内で小澤氏担ぎ出しの音頭取りが山岡氏で、鳩山前首相も支持を表明した。両者を初め、世論と乖離した小澤系議員の言動には呆れ返るばかりだ。鳩山氏は首相在任中、政局を混乱させこそすれ、功績と言えるものは何一つ無かった。あえて功績らしきものを探せば、首相辞任に当たって、幹事長の小澤氏を道連れにしたことくらいである。これでは唯一の功績も帳消しだ。


高くついた急須

2010-08-24 09:44:29 | 日記・エッセイ・コラム

 8月24日(火)、カーポートの出入り口に車の側面を当てて擦り傷を作った。販売店で見積もって貰ったら、概算修理費がなんと9万円。壊れた急須の代替えを買いに行った帰りの出来事である。この急須9万円かねと家内に呆れられた。久しく車についてのトラブルは無かった。いい塩梅だと思っていた矢先のことだ。我が家のカーポートの出入り口は狭い。バックで車庫入れをしていて、車が右側に寄り過ぎたので頭を左に振らせようと切ったハンドルの向きが間違っていた。右と左を取り違えたのだ。暑さで脳の働きが鈍っていたに違いない。販売店の担当者に事の次第を話したら、よくあることですよ。プロの私どもでもバックでの操作中、錯覚で右左を取り違えることがありますと、慰めてくれた。


自我を抑えよ

2010-08-21 21:44:36 | 日記・エッセイ・コラム

 8月21日(土)、今日は義兄の忌明け法要だった。お坊さんが7人も揃った田舎では稀に見る豪華版だった。お経が終わって最後に導師のお坊さんが短いながら説教を一つぶった。珍しいことである。それは私がかねがね望んでいたことである。お葬式にしても、法要にしても意味の分からないお経を長々と聞かされる。これでは故人の供養どころか退屈を強制するお仕置きの場になってしまう。現代の言葉で教祖の教えを噛み砕いて説いて欲しいのだ。お坊さんは皆修業を積み信奉する宗教の教理を身につけている筈だ。それを現代語で話せない訳が無い。話し方の巧拙は問わない。要は内容だ。
 ところで、今日のお説教の内容は「自我を抑えよ」というものだった。お坊さんは云う。坊さんになる為に私どもは修業をする。修業のテーマの一つに「自我を抑えよ」というのがある。道場ではその実践に鞭打たれる。例え話で豆腐のようにあれとも説く。豆腐は優れた食物である。食材としては添え物として使われることが多いが、脇役ばかりかと言えばそうではない。油揚げにすれば立派な主役になる。


視聴者の無い放送

2010-08-18 14:52:00 | 日記・エッセイ・コラム

 8月18日(水)、私は毎日午前中、庭の餌台の様子を、動画中継サイト「Ustream」を利用してネット放送しているが、視聴者は殆ど無い。でも毎日辛抱強く続けている。この時期、餌台に姿を見せるのはスズメだけだ。ありふれた珍しくもない地味な鳥だが、拾数羽が餌台でひしめき合う様は一寸した壮観だ。午前8時ごろ餌の生米を出してやる。スズメは餌の出る時間をちゃんと心得ていて、その時間に集まって来る。おかしな話だが、私は冬の到来を待ちわびている。冬には美しく可憐なメジロがペアで訪れるからだ。私は毎年、蜜柑を上下二つの輪切りにして置いてやる。すると夫婦と思われる2羽が連れだって来て、交互にそれを啄むのだ。片方はどうやら見張り番の役をしているようだ。蜜柑はヒヨドリも好物だ。ずうたいの大きいヒヨドリはメジロにとって脅威のようで、ヒヨドリが現れると、メジロは餌台からさっと退避する。ヒヨドリは体が大きいだけに大食漢で、たちまち蜜柑を食べ尽くす。招かれざる客だが、我がもの顔に振舞っている。冬場の餌台放送には少しは視聴者が集まるのではないかと、今から期待している。私の小さな放送局、暇があったら見てください。
アドレス:http://www.ustream.tv/channel/hawkt15


五山送り火

2010-08-17 11:12:58 | インポート

 8月17日(火)、昨夜は京都の五山送り火をネット放送で見た。私がかねてから利用しているサイト「Ustream」から映像が流れていた。午後8時、東山如意が岳の「大文字」の点火から始まった。暗闇に浮かび上がった「大」の文字は炎の揺らぎまで見てとれた。3,4年前のことだが私は知人の招きで、この五山送り火を現地の京都で見た。見物席は京都市北区知人宅の3階屋上に設けられた。周囲には高い建物は無く四方への展望が良く効いた。送り火は大文字、松ケ崎妙法、舟形万灯籠、左大文字、鳥居形松明の順に点火されて行ったが、その場所からは5カ所の内、鳥居形松明を除く4カ所まで望むことができた。