残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

暑い! 鯉の池に日よけを掛けた

2018-07-14 15:25:51 | 日記
 2018.07.14 今日の外気温度は、午後3時、庭の日陰で38℃に達した。
 鯉の池に日覆いをしてやった。これを怠ると、鯉に致命的な事態を招く。
 池の水温が上がって、鯉が苦しみ、水面上に跳ね上がるのである。
 それを繰り返しているうちに、はずみで外に飛び出してしまうことがある。
 ある年、無残にも、干物になって蠅がたかっているのを見た。
 それ以来というもの、日覆をするのが、毎年欠かせない行事となった。
 手狭な池だが、今、尺余の錦鯉が3匹住まっていて、客人に珍しがられている。

記憶挽回作戦第二弾

2018-07-08 15:23:07 | 日記
 2018.07.08 60年余に及ぶ結婚生活を振り返って、病に伏す妻は「新婚旅行へも連れて行ってくれなかった。
 その後も、一緒に旅行した記憶はない。」と愚痴る。
 事実を言えば、新婚旅行には行けなかったが、夫婦揃っての旅行は少しはしたつもりだ。
 汚名を晴らすのと妻を元気づけるため、古い証拠写真をダンボール箱の底から探し出して見せることにした。
 今日はその第二弾である。
 行き先は長野県の湯田中温泉、昭和58年の秋だった。クラス会に同伴した。
 クラスメート16人と同伴者4人の合計20人の写った集合写真を見せた。
 私は妻に、湯田中温泉へ行った時の写真だ。思い出したかと尋ねた。
 沈黙が続いた。思い出せない様子だ。女性はたった4人。その内の一人だ。と助け船を出した。
 すると、妻は浴衣姿の自分を指さした。
 そこで、私は、この宿へ来る途中、電車の窓から、赤く色づいた大きなリンゴが、枝もたわわに成っているのが見えたなあと畳みかけた。
 妻から、思い出したと反応があった。
、妻が続けて言うには、当時、いつも、夫の私に食べさせる料理のメニューを考えていて、美味しいと言って食べてくれるのが嬉しかったそうだ。
 この言葉は会話の流れからして、ちょっと飛躍があるが、私の心の慰めにはなった。