残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

料金不足

2014-06-21 11:41:43 | 日記・エッセイ・コラム

 6月21日(土) 昨日出した郵便はがきが料金不足で戻ってきた。消費税値上げ前の50円はがきをそのまま使ったのだ。料金不足を注意する付箋が貼られており、黒色の日付印が押されている。はがきを良く見ると運の悪いことに押した日付印が付箋紙をはみ出して宛名面を汚している。用紙にも皺が付いている。私にとっては大事なはがきだ。郵便局の粗雑な扱いに腹が立った。はがきの用件はお祝いを貰った礼状だ。汚れや皺のあるはがきをそのまま出すのは礼を失する。書き直すことにした。近くの郵便局の窓口で、はがきに貼り足す2円の切手を買うついでに、苦情を申し立てた。係りの女性は平謝りだ。無理を承知で反故にした50円のはがき代を補償せよと迫って見た。家へ帰って2時間ほどすると、謝りに局長さんが飛んできた。
 そもそも、郵便局がはがきを売ったのは「郵便はがきという信書サービス」を受ける権利を売ったのではないか。私には、当事者の一方が後から勝手に値上げしておいて、その権利を無効にすることが出来るものかという疑問が湧いた。はがきを取り扱った本局の担当部署に、そのことを問いただしてみた。初めは要領を得ぬ言い訳をしていたが、よく調べた結果として、お客との利用約款に、値上げ前のはがきは、その印面分の料金の支払いがあったものとみなすとあるのが、今回の場合、2円を貼り足さなければ使えない根拠だと説明され、一先ず納得した。