残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

消え行く隣家

2012-07-26 11:12:05 | 日記・エッセイ・コラム

 7月26日(木)、道路を隔てた真向かいの隣家が取り壊されることになった。築20年足らずのそう古くない家である。この家は住人の老夫婦が相次いで亡くなって以来、数年空き家になっていた。この家の住人とは2代にわたってつき合いがあった。旦那は差し物大工が本職で、御嶽教の先達でもあった。ある夏、その人は御嶽参りの途上、不運にも崖から転落して命を落とした。それから2、3年してつれ合いも脳卒中で後を追った。子供も二人いるがそれぞれに自分の家を持ち親譲りの古家は要らないようだ。人も家もいずれは消え去る。自然の理とはいえ淋しさを禁じえない。


ソフトを相手に囲碁対局

2012-07-18 19:48:47 | 日記・エッセイ・コラム

 7月18日(水)、家内が床に伏して外出がままならない。好きな囲碁も対局ソフトを相手にするか囲碁友達のMさんからのNETによる対局申し込みに応えるくらいだ。加入している囲碁クラブの例会は月に1回の出席が精いっぱいである。私の使っている対局ソフトは「天頂の囲碁2」というが、これがなかなかの優れものであることを最近知った。あるプロ棋士のプロフィールを調べようと、ブログを覗いたら、昨年12月、天頂の囲碁に搭載されているのと同じ思考エンジン「Zen」がプロ棋士武宮正樹9段に5子置いて対戦し11目勝ったとの記事があった。負けた武宮先生は座りなおし、置き石を1子減らして4子で再び対戦したところ、またもや武宮先生の20目負けだったという。私は天頂の囲碁を相手に棋力1級に設定して対戦しているが、最近の成績は5分5分の分かれである。クラブでは3段を認められている私としては不甲斐ない話だが現実として受け入れざるを得ない。一つの救いは勝率が少しづつ上がってきて今のレベルまで漕ぎつけた点にある。


電友会IT囲碁サロンへ

2012-07-06 15:13:02 | 日記・エッセイ・コラム

 7月6日(金)、電友会IT囲碁サロン(提供パンダネット)で無料で参加できる「コミュニティ会員」サービスが始まった。ネット上でただで碁が打てるとは耳寄りな話なので私は早速会員登録をした。 見知らぬ人を相手に1番打ってまず1勝を上げた。だが、このサービスは始まって日が浅いので、まだ会員数が少なく、思い立った時何時でも打てるという具合にはいかない。今日もログインして暫く待ったが対戦相手が現れなかった。囲碁好きの私は早く登録会員が増えることを切に願っている。登録手続きなど詳しいことは次のサイトに説明がある。ちなみに、電友会はNTTグループのOBの会である。

URL:  http://wwwa.pandanet.co.jp/a/denyukai/


自然薯の発芽

2012-07-05 14:24:19 | 日記・エッセイ・コラム

 7月5日(木)、昨年秋に採集し、去る5月に播いた自然薯の種、ムカゴが発芽した。播いて1カ月しても芽が出ないので失敗したかと半ばあきらめていたが、今朝見るとよわ弱しげだが蔓が5本伸びていた。播いた種は10個程だったから発芽率は約50%だ。今後の生育が楽しみである。私はとろろ汁が大好きだ。スーパーで長芋を買ってきて、おろし金でおろし、擂り鉢で摺ってとろろ汁を作るが、子供のころ生家で食べたような味からは程遠い。そこで本物の自然薯の栽培を思い立ったのである。