残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

終戦から69年

2014-08-15 15:03:02 | 日記・エッセイ・コラム

 8月15日 69年前、うだるような暑さの中で終戦の詔勅をラヂオで聞いた。雑音で内容は良く聞き取れなかったが、前日、通信社の外電を扱う仕事に携わっていた友人から、話を聞いていたので、何が起こったか、おおよその察しがついた。この放送を聴いて、私の率直な気持ちを言えば、助かったの一語である。それまで、日本が降伏の道を選ぼうとは、ついぞ思わなかったので、いわば晴天の霹靂である。物量で圧倒的に勝る連合軍に勝てる筈がないので、徴兵適齢期の私はとうに死を覚悟していた。この詔勅によって局面は一転したのである。