残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

メジロとシジュウカラの混群

2012-11-29 11:05:00 | 日記・エッセイ・コラム

 11月29日(木)、今朝、庭にメジロとシジュウカラの混群が現れた。両方とも小柄な野鳥だが、合わせて拾数羽が半ば落葉した梅の小枝を飛び交う様は壮観だ。数分間遊んだ後引き上げて行った。冬鳥の季節に入ったが、妻の介護に縛られて、まだ一度も好きな探鳥に出かけられない。居間から居ながらにして野鳥が見られるのは誠に有難い。


顔のほくろ

2012-11-19 21:51:41 | 日記・エッセイ・コラム

 11月19日(月)、私は右目の下にほくろがある。少しずつ大きくなっている様子だが、あまり気にしていなかった。ところが最近、親戚の集まりで姪から、叔父さん!前から顔にそんな大きなほくろがあった。と尋ねられたり。里帰りした長女が私の顔をまじまじと見て、ほくろがこのごろ大きくなったんじゃない。などと関心を示されると、悪性のものではないかと少し気がかりになってきた。せんだっても、掛かり付けのドクターに、このほくろ心配要りませんかと伺って見たら、用心に越したことは無い。皮膚科へ行って取ってもらえとおっしゃる。そこで、近くの皮膚科クリニックの診察を受けることにした。まず、悪性のものではないかの検査をすることになって、今日、その検査結果が出た。幸い結果は白だった。ドクターの診断は老人性イボだとのこと。悪性化する恐れは無いかと尋ねたら、まずその心配はないという。今すぐ取る必要はないがあまり大きくならないうちに取った方がいいとのご託宣である。やれやれの思いで夕餉にはビールで一人祝杯を上げた。


狭くなった音の世界

2012-11-17 12:58:11 | 日記・エッセイ・コラム

 11月17日(土)、年を取って普通の人には聞こえる音が聞こえなくなった。一番困るのは病院の外来などで医師の診察室呼び込みの声が聞きづらいことである。つい最近とてもショッキングなことを経験した。近くの皮膚科のクリニックを受診した時のことである。中待合で順番待ちしていると医師が患者を診察室へ呼び込むのだが、私の耳には声らしきものは全く聞こえないのに回りの人は順に診察室に入って行く。私の順番がきたときも医師の声は届かず、補助する看護師の大きな声に促されて診察室にはいった。私は周りの人とは違う別世界に置き去りにされたような一種の孤独感に襲われた。そうした折も折、私はたまたまテレビ通販で難聴補助器具を紹介しているのを見た。早く言えば音の増幅器だがゲインが50デシベルでやや大型の耳かけ型である。値段は手ごろな4980円という。これは趣味の野鳥観察にも使えるのではないかと直感した。早速注文の電話を入れた。届いた商品は「シルバー・ソニックXL」という。今、性能を試しているが結構使えそうだ。壁掛け時計の秒針が時を刻む音が聞こえるようになったのである。今度、皮膚科クリニックへ行く時には装着して行ってドクターの呼び込みが聞こえるか実験するつもりだ。


メジロの初来訪

2012-11-01 11:29:09 | 日記・エッセイ・コラム

 11月1日(木)、庭の梅の木に今秋初めてメジロが姿を見せた。2羽お揃いで軽やかに枝から枝へ飛び交っていた。メジロは秋になると山奥から人里へ降りてくるのだそうだ。羽の色は美しい鶯色で目の周りの白いリングが可愛らしい。メジロが来る季節になると蜜柑を胴切りにして餌台に出してやることにしている。餌台はこれから常連のスズメ、ハト、ヒヨドリと共に賑わい、冬枯れの庭に彩りを添える。
Meziro20121106