3月30日(金)、ネット通販で購入したエアコンを地元の工事業者に頼んで取り付けた。我が家の冬の暖房は、これまでずっと費用の比較的安い石油ファンヒーターだった。だが、今冬は灯油の高騰で割安感が無くなった。省エネ型のエアコンの電気代と逆転したようだ。そこで、思い切って新品を購入したのだ。新設のエアコンを使ってみた結果は至極快適だ。厳冬には3日ともたない灯油補給の手間も省ける。一つ付け加えると、電気製品はすべてネット通販で買うといい。大型電気店と比べて2、3割は安い。
3月25日(日)、孫娘から志望高校に合格したと知らせが届いた。お祝いは何がいいと尋ねたら、年金生活の爺ちゃんの懐を気遣って要らないという。この子、幼少のころは母親からタフネゴシエーター(手ごわい交渉相手)と呼ばれていた。おもちゃなどを買ってもらう時の、親などとの交渉が非常にうまかったのである。私もおもちゃ屋で1個だけ買う予定のところ3個も買わされた経験がある。長じて分別が付いたのか大変な変わりようである。私は今回は孫娘に押し売りをして、欲しいものを考えておけと言って電話を切った。
3月20日(火)、今、我が家の庭は華やぎ小鳥たちで賑わっている。満開の梅には蜜を求めて可憐なメジロが集まってくる。雀はいつもそこを遊び場にしている。メジロとスズメは体長が似ていてお互いに警戒心がなく共存できる仲だ。枝から枝へ飛び移る小鳥の姿は居間の薄いカーテンに影絵のように映る。梅の木の隣にはクロガネモチが立っていて小さな赤い実がぎっしり付いている。この木には中型の野鳥、ヒヨドリとツグミが寄ってくる。モチの実は初冬には赤く色づくが、春の完熟期まで食べようとしない。美味しくなった実は群れがどっと押し寄せて数日で食べ尽くされる。