残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

ヒレンジャクが撮れた

2011-01-22 21:38:40 | 日記・エッセイ・コラム

 1月22日(土)、岐阜市在住のD先生から、美濃加茂市の中山道会館の庭にレンジャクが来ているとの情報を得た。得難い情報だ。時計を見ると午前10時。撮影準備を整えてすぐ出発した。現地へ着いたのは正午ちょっと過ぎ。会館の構内駐車場に車を停め、広場を見渡すと、中央に大木が聳え、その梢に向かって10人ほどのカメラマンがカメラの放列を敷いている。早速、私もビデオを持ち出し、放列の端に加わった。双眼鏡で覗くと枝に留まったレンジャクの姿が見える。被写体まで可なりの距離があるのでビデスコ(フィールドスコープとビデオの組み合わせ)を使うことにした。だが、私はまだビデスコの操作に馴れていないので、なかなか被写体を視野に捉えられない。手間取っている間に鳥は飛び去ってしまった。やむなく、ビデスコはあきらめ、3倍のテレコンを装着した常用のビデオに切り替えた。今度こそチャンスを逃すまいと待ち構えたが一向にレンジャクは現れない。時刻はもう午後2時になる。沢山いたカメラマンもいつの間にか一人も居なくなっている。今日のところはあきらめて帰ることにした。それでもと思い直し、D先生から聞いた中山道会館裏手の木曽川堤防上へ出てみた。カメラマンが群がっている。会館構内に居たカメラマンはこちらへ移動していたのだ。レンジャクの姿も見える。こちらの方が前の場所より被写体に近く光線の具合もいい。鳥も一つ所に長居してくれて思う存分撮れた。

Hirenzyaku20110122


寒さに震える

2011-01-16 11:07:02 | 日記・エッセイ・コラム

 1月16日(日)、朝起きて雨戸を開け外を見たら、庭にうっすらと雪が置いていた。朝食の準備をしながら、再び外に目をやると、粉雪が舞っている。今日も寒い日になりそうだ。一日中、家に閉じこもりかとうんざりする。朝食を終えてソファーに腰をおろしたが、居間のガラス戸は寒さでひどく曇って見通しが効かない。ちり紙を丸めて内側から拭いてみる。2,3分はいいがすぐ元の木阿弥だ。こんな日はスズメたちも寒さに震え、餌さ探しに困るだろうと米を普段の倍量出してやった。ガラス戸越しにやっているバードテーブルのネット中継も今日は見て貰えない。


血液検査の結果にショック

2011-01-14 11:35:12 | 日記・エッセイ・コラム

 1月14日(金)、昨日はかかりつけのクリニックへ行った。前回の診察日に採血した血液検査結果の説明があった。先生は検査値を見ながら「クレアチニン」という項目の脇に腎機能低下と赤ペンでメモした。クレアチニンというのは腎機能の良し悪しを示す数値である。私のクレアチニン値は、もともと、かなり以前から標準値を高い方へ外れていたが、悪いなりに安定していた。それが今回は目に見えて上がっている。家庭医学書によると、この値がどんどん上がると遂には血液透析が必要になるとある。先生は、私の場合、これは老化に伴うもので効く薬は無いという。鎮痛薬の中には腎臓に負担を掛けるものがあるから、服用しないよう注意せよとだけ言った。


静かに暮れた元日

2011-01-02 17:50:12 | 日記・エッセイ・コラム

 1月2日(日)、元日は静かに明け、静かに暮れた。訪う人は無く電話が2本あっただけ。昨年暮れ、離れて住む孫たちへ送っておいたお年玉のお礼の電話だ。無聊を癒してくれたのは狭い庭を訪れる小鳥たちである。居間の前の梅の古木とその下の餌台に、日がな1日、スズメ、メジロ、ツグミ、ヒヨドリが入れ替わり、立ち替わりやってきた。特に、スズメは数が多く、多い時には20羽を超えた。餌台の餌は白米と蜜柑。白米はスズメ向け、蜜柑はメジロとヒヨ向けだ。お祝儀に何時もの倍量を振舞ってやった。