残照日記

 趣味の囲碁、探鳥、カメラ、木工を中心に日々のできごとを綴る

サンコウチョウの営巣

2012-05-29 13:21:48 | 日記・エッセイ・コラム

 5月29日(火)、昨日は岐阜市の三田洞へ野鳥の撮影に出かけた。マイカーで片道1時間半、気軽に出かけられる距離ではないが、Dさんからの情報に魅かれて思い切って行くことにした。私の車にはカーナビが付いていない。初めて行くところなのでネットの地図でルートを丹念に調べて出発した。目指す先は「ながら川ふれあいの森」の一角にあるキャンプ場。公園の駐車場で車を停め、15分程あるいたらキャンプ場に着いた。Dさんの情報では、サンコウチョウの居る場所は、カメラマンが沢山押し掛けているのですぐ分かるとのことだたっが、見回しても人影は無い。電話でDさんから追加情報を得ようと携帯電話を取りだしたが、通話圏外で使えない。やむなく当てずっぽうに1本の小道を進んだら、曲がり角の20メートル程先の路上に数人がカメラの放列を敷いているのを発見した。近づいて挨拶を交わし仲間に入れて貰った。撮影器具をセットして巣に照準を合わせようとしたが、肉眼では小さくて巣の位置が確認出来ない。生憎、双眼鏡は車中に置いてきて手元にない。困っていると先客の一人が手を貸してくれた。サンコウチョウは巣の近くに飛んでくるが、なかなか巣に入らない。1時間程粘ったが、この日は終に撮れなかった。サンコウチョウの実物を見るのは初めてだが、写真から想像するよりかなり小さな鳥だった。


天空のショー金環日食

2012-05-21 11:18:00 | 日記・エッセイ・コラム

 5月21日(月)、25年ぶりという珍しさに惹かれて今朝は午前6時に起き日食を見た。昨日は数年振りに訪れた孫のお相手で時間をつぶし、日食グラスを買いそびれた。そのため日食を目前にして、グラスを手作りしなければならない破目となった。ガラス板を15センチ角にカットし、その表面をゴマ油の煤で燻した。作成に小1時間を費やし、7時半頃の金環日食にやっと間に合った。太陽は赤いリングとなって中天に懸かっていた。写真撮影も試みたが上手くいかなかった。


ドラマは終わった

2012-05-14 13:36:12 | 日記・エッセイ・コラム

 5月14日(月)、去る2月27日から約80日にわたって観察を続けて来たハシブトガラスの巣から雛が巣立って行った。雛の様子から巣立ちは近いと見て、この1週間、巣のある公園へ日参していたが、急な用件で昨日1日休み、今日行ってみたら、巣は既にもぬけの空だった。巣立ちの瞬間を撮影しようと意気込んでいたのに残念でならない。カラスは可愛げのない鳥だが雛は可愛いい。3羽生まれて3羽とも無事育った。雛の成長には遅速があって成長の早い1羽は10日程前に巣立った。今回残りの2羽が同時に巣立って行った。


巣立ち間近

2012-05-08 15:12:44 | 日記・エッセイ・コラム

 5月7日(火)、私にとって超退屈な黄金週間がやっと終わった。この間、政治も経済もお休み。春山の遭難を報ずる社会面だけが目を引いた。ところで、2月末から観察を続けている小幡緑地公園(名古屋・守山)のカラスの巣は今どうなっているか。昨日の模様をお伝えしよう。4月上旬に雛の誕生を確認してから約1カ月が経ちだいぶ成長した。肌がむき出しだった体も黒々とした羽毛に覆われている。黄色かったくちばしも黒くたくましく変わった。巣立ちも間近に迫っているようだ。当面の課題は巣立ちの瞬間をハイビジョン映像で捉えることである。ここ暫く公園から目が離せない。

Karasunohina20120507fornet


解せない法曹のロジック

2012-05-01 11:39:55 | 日記・エッセイ・コラム

 5月1日(火)、先日、小沢一郎氏の政治資金規制法違反容疑に対する刑事裁判において無罪判決が言い渡された。新聞報道の判決文要旨を読んで、私は裁判官のロジックの展開に著しい違和感を覚えた。裁判官は、問題の行為について、実務担当の秘書からの報告と、それに対する小沢氏の了承の事実を認めながら、小沢氏に故意・共謀があったとまでは言えないとした。例えば、会社において責任者が部下からの事前の報告を了承し、実行に移したしたら、それが違法な行為であった場合は、組織ぐるみの犯罪と見るのが常識だろう。裁判官の論理は、小沢氏は部下が不正な謀ごとを作成する過程に加わっていないのだから、報告を了承しただけでは、共謀があったとは認められないというものである。私には屁理屈としか思えない。