日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

3月号、スタイリッシュな表紙に注目! 

2018-02-19 10:00:00 | (理)のブログ

 
 イオ3月号が完成しました! パッと目を引く表紙です。今月号のモデルは作編曲家の孫東勲さん。先月末に行われた「埼玉やきとり物語」では、音楽総合プロデュースと本番での指揮を担当しました。

 今年の表紙は、人物の印象的なポートレイトとその人を象徴するキャッチコピーという、これまでになかった表現方法を使ってデザインしています。毎号、どうやったらその人ごとの魅力を引き出せるか、編集部で意見を交わして撮影に臨みます。
 孫さんの場合は、「端正な顔立ちをしているからスタイリッシュなイメージに挑戦してみてもいいよね」という案が出たので、(麗)さんがそれに沿っていくつか構成を考えてくれました。

 撮影当日は、写真日和(http://shashinbiyori.com/)という、イオ編集部が常々お世話になっているスタジオにも協力してもらって色々なパターンにチャレンジ。
 最終候補にはスタジオで撮ったものと屋外(代々木公園近くの歩道橋の上)で撮ったもの、これまた全く印象の違う2枚が残りましたが、これまでにないドラマチックな構図がいい、とのことで冒頭の写真に決まりました。色味などのニュアンスは許相浩さんが綺麗に加工して下さいました。

 せっかくなので、もう一枚の写真も紹介します。


 

 さて、表紙以外にも3月号は見どころがいっぱい!

 特集は「みんなの子育て」。初めての子育ては、きっと手探りで不安いっぱいの日々だと思います。ほかの家庭がどのような子育てをしているか知ることで、共感や安心感、新たなヒントがあるかもしれません。今回は0~6歳の乳幼児とその親を対象に、産後に気をつけないといけないことや様々な悩みの対処法を紹介しています。特集の最後には、クスッと笑える育児マンガも載せました。

 特別企画は、「動き出した朝鮮半島」。平昌オリンピックを通じて、再び統一への一歩を踏み出そうとしている北南朝鮮。今回の対話で何が話され、なにが生まれようとしているのか―。また、これまでに北南朝鮮が歩んできた分断と対話の道のりはどのようなものだったか。朝鮮新報社の政治部記者が、厚みのある記事を執筆してくれました。

 他にも、▼阪神淡路大震災から23年目を迎えた今年、神戸市が主催する追悼行事で在日コリアンとして初めて遺族代表のあいさつを務めた崔敏夫さんの記事、▼日本全国67ヵ所にある朝鮮学校を行脚し、児童・生徒、保護者や同胞たちに大きな力を与えた長谷川和男さんの手記、▼250回分の「火曜日行動」(朝鮮学校への高校無償化適用と補助金支給を求めて大阪府庁前で毎週火曜日に行われているアクション)の図表を作った許玉汝さんのエッセイ、▼同胞歌劇「埼玉やきとり物語」の本番の日を追ったルポ、▼神奈川県の川崎・桜本にある小学校で、同校と川崎朝鮮初級学校の児童、ハルモニたちがキムチ作りを通じて交流した内容も掲載しています。

 連載も読みごたえがあります。今月号のイオもお楽しみください!(理)


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