日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

365日

2010-02-28 09:00:00 | (K)のブログ

 日刊イオがスタートしたのが昨年の3月1日でした。
 今日で365日、まる1年が過ぎました。当初は、まったくの手探りで、ブログの文章をどう書いていいのかわからなかったし(いまもあまりよくわかっていませんが)、どのような反響があるのかも未知数でした。さまざまな理由から、中断ということも考えていました。
 1年間、続けてることができたのは、それなりの読者があり、反響があったからだと思います。
 日刊イオの読者のみなさん、ありがとうございました。

 今日のブログが386回目の日刊イオです。1日に1回以上更新してきたことになります。ちなみに、386回のうち、私=kが102回も書いています。

 

 ブログを始めるようになり、他の方々のブログもたくさん読むようになりました。本当にいろんなブログがあります。例えば、何百日も連続でカレーを食べている、その記録を綴ったものもあり、けっこう面白いんですね。
 ほとんどが自分の趣味や好きなものに関するものなのですが、社会の様々な問題に対して発言しているブログも少なくありません。そして、その論考がなかなか深い。
 そういうブログを読んでいて、月刊イオで「ブロガーズ@io」という連載を始めようと思い立ちました。今年から社会問題について発信しているブロガーの方々に毎月ひとりずつ原稿を書いていただいています。

 「日刊イオは読んでいるけれど、月刊イオは読んだことがない」という方は、ぜひ一度、月刊イオも手に取ってください。メール(io@io-web.net)で申し込んでいただければ、先着で何名かの方には最新号を1冊無料で郵送いたします(件名に「月刊イオ1冊希望」と書いて、氏名、住所、電話番号を明記し送ってください)。


 2年目を迎え、内容が充実するかどうかわかりませんが、これからも日刊イオをご愛読ください。(k)

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揺れる首相発言、わく疑問

2010-02-27 12:57:26 | (瑛)のブログ
文科省のホームページにアップされている法律案の概要によると、高校無償化の対象となる学校は、国公私立の高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校、専修学校・各種学校等(高等学校に類する課程として文部科学省令で定めるもの)とする、とあります。

2月26日、鳩山首相は「(朝鮮学校除外は)結論が出ている話ではないとしながら、「当然、高校の授業内容というものが検討材料になることは間違いない。その中で結果として国交がない国の教科内容が果たして私どもが確認できるのかどうか」と発言しました。また、川端文部科学大臣は、「高校とみなせるものを対象とするのが大原則。そのためには何をもって判断基準とするのか。またどういう方法で確認するのか。最終的に物事を決めるものさしは、そういうことだと思っている」と発言しました(NHKニュースから)。

もちろん、税金を投入するので、判断基準は必要でしょう。
しかし、2003年の大学受験資格問題の際、国交のない中華民国系の横浜中華学院に関しては財団法人交流協会の認定を使って受験資格を認めた事実ひとつをとっても、「国交なし」を「理由」に挙げながら「除外」の可能性を否定しない上記の発言は、朝鮮学校を外すための口実にしか思えません。

過去、大学受験問題、学校法人への寄付金の損金扱いなど、外国人学校の処遇は一歩一歩前進してきたものの、日本政府は「朝鮮学校排除」という明らかなダブルスタンダードを取ってきました。長くなりますが、受験資格問題から文科省の朝鮮学校排除の過程を振り返ります。

2003年3月。
文部科学省はアメリカ、イギリスの学校評価教育機関(WASC、ACSI、ECIS)の認定を受けた16校のインターナショナルスクール出身者に大学受験資格を認め、アジア系の朝鮮・韓国・中華学校などは排除する方針を発表しました。それまで日本政府は国際バカロレア、仏バカロレア、独アビトゥア合格者には大学受験資格を認めていました。すなわち外国人学校を直接認めるのではなく、その合格者が「本国の大学受験資格」を持っていることに注目し、資格を与えてきたのですが、03年の決定は「特定の外国人学校」に大学受験資格を認める初の判断だったのです。しかし、「アジア系排除」の方針は世論の猛反発を受け、修正を余儀なくされます。

2003年9月。
文部科学省は、①欧米系の学校評価機関の認定を受けた外国人学校卒業生(インターナショナルスクール)、②外国の正規の課程と同等と位置づけられていることが「公的に確認できる」外国人学校卒業生(ブラジル学校、韓国・中華学校など)③大学の個別審査によって高等学校卒業者と同等以上の学力があると認められる者(朝鮮学校)に対して受験資格を与えると発表しました。
つまり、文科省は、その人に大学を受験する資格があるかの判断基準として、①欧米の学校評価機関、②本国認可―という判断基準を設ける一方、大学受験者の大半を占める朝鮮学校は外国の正規の課程と同等かどうかを「公的に確認できない」として、「学校として」受験資格を認める道を閉ざしたのです。国交のない中華民国(台湾)については財団法人交流協会を通じて認める形をとりました。

以上は大学受験資格問題ですが、寄付金問題においても「二重基準」を設けました。
2003年3月31日、財務省は、「初等教育または中等教育を外国語によって施すことを目的」とする各種学校を設置する学校法人を「特定公益増進法人」に加え、その学校法人への寄付が損金扱いになるよう、省令を改正しました。省令の文面だけ見れば朝鮮学校も十分対象となりそうです。しかし、認められる「学校の基準」は文部科学大臣が財務大臣と協議して決めるとされました、そこで文科省は、認められる外国人学校の対象を①「外交」「公用」「家族滞在」などの在留資格を持つ子どもに教育を施すことを目的とし、②かつ欧米系の学校評価機関の認定を受けた各種学校に制限したのです。結果、一部のインターナショナルスクールだけが認められ、朝鮮学校、中華学校は「特定公益増進法人」の対象から外されてしまいました。

長々と書きましたが、日本政府や文部科学省は朝鮮学校外しのために、一生懸命に口実を設けてきたわけです。
2003年の受験資格問題の際、文科省が記者会見で発表した外国人学校のリストの中にブラジル学校が1校もなかったことにアゼンとした記憶がありますが、文科省は今もって外国人学校をしっかり調査もしていません。今回の高校無償化の件では、「朝鮮学校排除」ばかりがクローズアップされていますが、外国人学校のなかには、中国のように海外にある同胞の学校を認めるシステムを持たない国もあれば、本国認可がそぐわないインターナショナルスクールもあり、その姿は多様です。

一方、外国人学校の現場にしっかり向き合った文部官僚もいました。2003年6月19日に池坊保子文部科学政務官(当時)は、東京・十条の東京朝鮮中高級学校を訪問し、授業を視察したうえで、「教科書も文部科学省の検定をパスしたものではないが、きちんとしたもので教えている」という言葉を残しています。

「すべての人にとって適正かつ最善な教育が保障されるよう学校教育環境を整備し、教育格差を是正する」とする民主党のマニフェスト。これに適った公正な判断を望みます。(瑛)
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アンケート

2010-02-27 10:06:56 | (K)のブログ

 高校無償化から朝鮮高校を排除するかどうかで、ネット上でアンケートを行っている。

http://research.news.livedoor.com/r/40856
http://research.news.livedoor.com/r/40389
http://qtown.jp/DispQuestionDetail.aspx?qid=75323

 こういうものを見ていると、アンケートがほとんど意味を持つものでないことがわかる。野球のオールスター戦のファン投票みたいなものだ。

 新聞社などが行っている「世論調査」も似たりよったりだろう。例えば政権の支持率などを定期的に「世論調査」として発表しており、当のマスコミが、その数字によって政権の運命も左右されるようなことを言っているけれど、マスコミが自分たちを権威付けるために言っているだけだと思っている。

 「戦後」も日本政府が朝鮮民主主義人民共和国に対し敵対視政策を続け、在日朝鮮人を弾圧し続けてきたと、何日か前のこのブログでも書いたが、そういう在日朝鮮人にとって、マスコミが発表する「政権の支持率」なんかなんの意味もない。


 しかし、おかしなことに対して、「おかしい」「こうあるべきだ」と声を挙げ行動を起こすことは大きな意味がある。

  朝鮮高校を排除しないように、現在、在日朝鮮人や多くの日本人が、日本政府に対し要請を行うなど、具体的な行動を起こしている。その行動がさらに広がれば、必ず正しい方向に向かうと信じている。(k)

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高校無償化問題―鳩山首相の発言

2010-02-26 10:16:11 | (K)のブログ

 高校無償化から朝鮮高校をはずす動きに関し、昨日の夕方、鳩山首相から信じられない言葉が飛び出した。
 時事通信は次のように伝えている。

 “鳩山由紀夫首相は25日夕、中井洽拉致問題担当相が朝鮮学校を高校の実質無償化の対象外とするよう求めていることに関し、「そのような方向性になりそうだというふうには聞いている」と述べ、対象から除外する可能性を示唆した。国会内で記者団の質問に答えた。
 首相は「指導内容というか、どういうことを教えているのかということが、必ずしも見えない中で、私は中井大臣の考え方は一つあると考えている」と語った。”


 昨日の午後、朝鮮学校関係者や保護者、日本人の市民団体らがこの問題に関して記者会見を開き、その内容を午後4時ごろに日刊イオのブログでアップした、その直後だっただけに、鳩山首相のこの発言は、耳を疑う信じられないものだった。
 朝鮮学校に子どもを送るすべての保護者は、どのような思いで鳩山首相の言葉を聞いたのか、鳩山首相本人はわかっていないはずだ。


 法案の審議はもうすぐ始まる。迅速かつ幅広く、朝鮮高校を排除しないよう声をあげていく必要がある。
 大学受験資格問題のときも在日朝鮮人と日本人が大衆的な運動を繰り広げた。大きな前進を勝ち取ったと言えるが、朝鮮高校卒業生は排除され「各大学の個別審査」を受けることを余儀なくされた。
 大学受験はほとんどの大学が朝鮮高校卒業生の受験資格を認めているので「実害」は少ないとも言えるが、今回の高校無償化はそういうわけにはいかない。


 声をあげ行動を起こし、朝鮮高校を排除しないよう求めることが緊急に求められています。まず一人でも多くの人に知ってもらうこと、国会議員をはじめ各地方の議員に訴えることなど、できることから行動を起こさなければいけないと思います。(k)

首相官邸への意見窓口
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
文部科学省への意見窓口
https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry38/

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差別なき無償化を! 保護者たちが記者会見

2010-02-25 16:15:14 | (瑛)のブログ

 2月25日、午後1時。東京・永田町の衆議院第1議員会館で日本の市民団体や朝鮮高級学校の保護者たちら「朝鮮学校を支える有志の会」が記者会見を開き、朝鮮高校を高校無償化の対象にすることを訴えました。

記者会見に立ったのは、相模原国際交流ラウンジの菊池健一さん、東京朝鮮中高級学校の慎吉雄校長、東京朝鮮学園の金順彦理事長、神奈川中高オモニ会会長の孔連順会長、東京朝高保護者の洪竜守さん、朴史鈴さん。

冒頭、基調報告を行った金順彦理事長は、「もし、朝高だけが除外されるのなら、同じ外国人学校の中に新たな差別を持ち込むことになり、これは、鳩山政権が掲げる友愛や弱者救済の精神、何人にも『学ぶ権利』を保障するとした教育理念を自ら否定することに他ならない」と公正な判断を求めました。最後に全文を掲載しますので、各地で活用してください。

会見では保護者たちの思いが届けられました。

東京朝高の高1、高3に子どもを通わせている洪竜守さんは、「昨今の経済事情から朝鮮学校に通わすことができない保護者もたくさんいる。子どもたちの未来、日本と朝鮮の未来をつぶさないでほしい」と身を乗りあげながらの発言です。

また、3人の子どもを朝鮮学校に通わせているオモニ・朴史鈴さんは、「朝高に通う息子に意見を聞いたら、『これって差別だよね』と言っていた。朝高生は近隣の帝京高校とも交流するなど、何の隔たりもなく、日朝の関係を築いていっているのに、なぜ?と思う。ぜひ子どもたちの姿を見てほしい」と思いを伝えられました。

記者会見の場では朝鮮学校の運営状況や、朝鮮との関係、日本学校とのカリキュラムの違いなど、質問が相次ぎました。「本国の教科書をそのまま使っているのですか?」―日本の記者さんたちは、朝鮮学校をまだまだご存知ではないようです。

最後に慎校長は川端文部大臣に熱いメッセージを送りました。「川端大臣にぜひわが校に来てもらい、生徒たちの生の声を聞いてほしい」。

みなさん、「朝高外し」の動きにどんどん声を上げていきましょう!!!

以下、金理事長の基調報告全文です。

去る1月29日、今年4月からの実施に向け、「高校無償化法案」を今国会に提出することが閣議決定されました。
鳩山政権は発足当初、学校教育法上の各種学校である外国人学校について「高校無償化」制度の対象となり、朝鮮学校も当然に含まれるとしていました。
しかしながら、2月21日、「拉致問題担当相が、4月から実施予定の高校無償化に関し、在日朝鮮人の子女が学ぶ朝鮮学校を対象から外すよう文部科学相に要請、文科省の政務三役が検討に入った。」という衝撃的な事実が伝えられました。
実施直前になって朝鮮高校だけを除外しようとする、このような動きに対して、私たち教職員、学生、保護者たちは、大きな驚きと強い憤りを禁じえないでいます。 過去において、朝鮮半島の情勢を口実に、一部心無い人により何の罪もない学生たちに対するチマ・チョゴリ事件や暴言、暴行という犯罪行為が繰り返されてきましたが、今回は、日本政府内において極めて政治的な理由により、民族的差別をあからさまにする動きがあることを、看過することができません。
 日本植民地支配の被害者である在日同胞の子孫であり、日本で生まれ育った朝鮮高級学校生徒たちに対して、このような形で後期中等教育の機会平等の権利すら奪おうとすることは断じて許されないことです。 半世紀以上の歴史を持つ東京朝鮮学園は、学校教育を通じて、民族的自覚と現代社会のニーズに合致した資質を涵養し、日本をはじめとする国際社会や地域社会の発展に貢献する人材を育てることを教育目標に掲げ、国籍や思想、信条、信仰の違いを問わず、すべての在日同胞子女を受け入れてきました。
また朝鮮学校では、日本の学校制度に合わせて6・3・3・4制を採用し、学校教育法第1条が定める日本の学校と遜色のないカリキュラムで教育を行っています。
朝鮮高級学校が、日本の高等学校と同等の教育課程を有しているということは、日本のほぼすべての大学が朝鮮高級学校卒業生の受験資格を認めており、実際、東大や京大をはじめ多くの国公立や私立大学に現役で進学している事実ひとつ見ても明らかです。
東京朝鮮学園は創立以来、2万人以上の卒業生を輩出しており、全国の朝鮮高校卒業生は10万人を超えます。彼らは同胞社会はもちろんのこと日本をはじめ国際社会において、経済、文化、芸術、スポーツをはじめとするさまざまな分野で活躍しております。
朝鮮高級学校は、日本の作文コンクールや、英語弁論大会やNHK青春メッセージ、そして夏のインターハイや冬のサッカー・ラグビー全国高校選手権大会にも出場し優秀な成績を収めております。とりわけ2009年度全国高校ラグビー選手権大会で大阪朝鮮高級学校が大阪府代表として全国3位の快挙を成し遂げ、東京朝鮮高校も都の予選でラクビーが決勝、サッカーが準決勝まで勝ち進みました。
朝鮮学校を設置・運営する各地の学校法人朝鮮学園は、関係法規を遵守し、寄附行為に基づき学校の設置・運営を行っており、各種学校である他の外国人学校と同様に、所管の都道府県の監督を受け、学校の経理に関する報告もとどこおりなく行っております。
このように、地方自治体の指導、監督の下で運営している朝鮮学校を、極めて恣意的な理由で「高校無償化」制度から意図的に除外するということは、国際人権規約や日本国憲法の精神に反する不当な民族差別、人権侵害であると断言せざるを得ません。
もし、朝鮮高級学校だけが「高校無償化」制度の対象から除外されるならば、同じ外国人学校の中に新たな差別を持ち込むことになり、これは、鳩山政権が掲げる友愛や弱者救済の精神、何人にも「学ぶ権利」を保障するとした教育理念を自ら否定することにほかなりません。
私たちは、朝鮮高級学校だけが「高校無償化」制度の対象から除外されることのないよう、日本政府に対し強く要望いたします。
最後に、21世紀を生きる子どもたちの未来が一時の政治情勢によって左右されることがあってはなりません。鳩山首相は今年の施政方針演説で「命を守りたい」「『人』を大事にする政策を実施する」と内外に宣言しましたが、その理念のとおり、朝鮮学校に通う生徒の学習権が侵害されることのないよう、公正な判断をなされるよう心より訴える次第です。

学校法人東京朝鮮学園 理事長 金順彦

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期待していたわけではないが

2010-02-25 09:49:27 | (K)のブログ

 月刊イオは昨年11月号で、「提案! これからの朝鮮政策」という特集を組んだ。日本で政権交代が起こったタイミングで組んだものだ。
 自民党政権が「戦後」も朝鮮民主主義人民共和国を敵対視し近年では不当な「制裁措置」を続け、また日本にいる朝鮮人に対しても弾圧、監視・管理、同化政策を行ってきたわけだが、政権交代は、このような誤った朝鮮政策を改める大きなチャンスであり改めるべきだ、というのが特集の内容である。

 私自身、民主党に何か期待をしていたというよりも、それまでの日本の朝鮮政策の問題点を再確認するという意味があったし、「政権交代は政策を見直す絶好の機会なんだから、朝鮮政策も改めてよ。このチャンスを見逃さないでよ」と、ある意味お願いしていたわけである(いま振り返ってみると、どこかで期待していたのであるが)。


 現在、緊急な問題となっているのが、高校授業料の無償化制度で朝鮮学校を排除しようという動きである。
 日本の各新聞が伝えているが、中井洽拉致問題担当相が在日朝鮮人の生徒の学ぶ朝鮮学校を無償化の対象から外すよう川端達夫文部科学相に要請したという。その理由を「北朝鮮による日本人拉致問題が進展しない状況で、北朝鮮への圧力を示すカードの一つとしたい考えとみられる」(日経新聞、2月21日)と伝えている。

 朝鮮を植民地にし朝鮮人の生活を破壊して、何十万という朝鮮人を拉致しておきながら、朝鮮民主主義人民共和国に対して正式な謝罪も補償もしていない日本の閣僚が、どのツラをさげてこんな暴言を吐けるのだろうか。
 もし、現実に無償化制度から朝鮮高校が排除されたとしたら、日本政府は、朝鮮学校に押しかけ暴挙をはたらいた「在特会」の連中と何にも変らないことになる。権力を持って堂々と排外主義を実践するということに他ならない。

 日本の世論も、オリンピックにうかれているのか、この問題にほとんど関心がないようだ。逆に、ライブドアリサーチ(http://research.news.livedoor.com/r/40856)を見ると「朝鮮高校ははずすべき」という意見が多い(「はずすべき」と書いている人間のコメントを読むと絶望的なってくる)。本来なら、中井担当相は世論によって糾弾され罷免されるべきなのにである。
 また、こういうことを書くと、「そんなに嫌なら日本から出ていけばいい」と言う連中がわきでてくる。

 民主党政権には、ぜひ、冷静で正しい判断をしてもらいたい(この文章はぜんぜん冷静ではないけれどね)。

 

 文部科学省がこの問題に関して意見を募集しています。
https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry38/
 朝鮮高校を排除しないよう意見を送ってください。(k)

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3回目の冬講習

2010-02-24 09:00:00 | (愛)のブログ
先日、会社の若い衆たちと1泊2日の冬講習へと行って来ました。
確か、去年イオでブログを始めた時にも、一番最初の自分のブログで何を書こうか悩んだ挙げ句、冬講習のことを書いた覚えが・・・。
そう思うと、1年はあっという間ですね。

今年はスキーではなく、千葉の外房へ行き温泉や鴨川シーワールドを回ってきました。
普段は部署もバラバラで、話す機会の少ないチョチョン員たちと、普段できない話を交わし、普段見れない表情をいっぱい見ることができました。

私にとって3回目の冬講習は、毎年毎年決して同じではなく、その度いなくなった人もいれば、増えた人もいて、一般的に5年経てば周りの環境はまた違ってくるというように、それは当たり前のことですが、なんだか、本当に一瞬一時が大事だと思わされる、そんな冬講習でした。(愛)

※写真はアシカショーでアシカが顔を隠している様子。
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朝鮮学校 無償化除外?

2010-02-23 09:12:04 | (瑛)のブログ
4月1日から施行される予定の高校無償化については、各種学校認可を持つ外国人学校も含まれる方向でしたが、またもや朝鮮学校が外される懸念が頭をもたげています。拉致問題担当相が朝鮮学校を対象から外すよう、文部科学相に要請していたとの報道が、2月21日の産経、熊本日日、静岡新聞の1面トップで報じられました。

思い出すのは7年前の大学受験資格問題です。インターナショナルスクールなどには認め、アジア系は外すという差別的な方針が伝えられるなか、亡き林同春・神戸華僑総会会長ら兵庫県の外国人学校関係者が即座に文科省に要請に訪れ、また国立大学教員からも声があがり、世論が「差別是正」へと大きく盛り上がりました。

このようなあからさまな差別が許されるとは思えない。拉致問題とは直接に何の関係もない朝鮮学校が槍玉にあげられ、朝鮮学校の保護者が財政的な負担を引き続き強いられることは、あまりに理不尽だと思うのです。

鳩山首相は1月29日の施政方針演説で次のように発言しています。

 「…世界中の子どもたちが、飢餓や感染症、紛争や地雷によっていのちを奪われることのない社会をつくっていこうではありませんか。誰もが衛生的な水を飲むことができ、差別や偏見とは無縁に、人権が守られ基礎的な教育が受けられる、そんな暮らしを、国際社会の責任として、すべての子どもたちに保障していかなければなりません…」

「…すべての意志ある若者が教育を受けられるよう、高校の実質無償化を開始します。国際人権規約における高等教育の段階的な無償化条項についても、その留保撤回を具体的な目標とし、教育の格差をなくすための検討を進めます…」

文部科学省のHPにある、法律案の概要によると、各種学校等については「高等学校に類する課程として文部科学省令で定めるものとする」としています。

7年前の運動によって、外国人学校出身者には大学受験資格の道が大きく開かれました。ただその学校の卒業資格での受験を認められなかったのは、外国人学校の中では唯一朝鮮学校だけでした。寄付金の問題に関してもインターナショナルスクール、韓国学校などには認められたものの、朝鮮学校はいまだ、認められていません。結果的に排除されたのは「省令」によってでした。

まだ時間はあります。国会で本格的な議論が行われようとするなか、できることを考えてみました。

・首相官邸の意見募集https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.htmlに投稿する
・国会で院内集会を開き、朝鮮高校に通う生徒や保護者たちの声を聞いてもらう。
・受検資格問題の時のように、国会議員や文科省の職員に外国人学校の授業を見てもらう。
・地方議会から国会に対して意見書を出してもらう。

新聞、ネット、近所の友人、知り合い…。一人でも多くの人に知ってもらう必要を感じています。そのためにも、まず声をあげることを急がなければ!!!(瑛)
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梁勇基、W杯へ躍進

2010-02-22 09:51:09 | (茂)のブログ
 AFCチャレンジカップに出場している朝鮮代表がグループリーグを1位で通過、準決勝に駒を進めた。
 ※大会についての内容は、19日の(茂)ブログ参照。

 朝鮮代表は初戦のトルクメニスタン戦を1対1で引き分けたものの、キリギスタンを4対0(19日)、インドを3対0(21日)で下し、2勝1分の勝ち点7とし、トルクメニスタンと勝ち点で並んだものの得失点で上回り、1位で通過した。


 J1・ベガルタの梁勇基にとって、同カップは、フル代表に選出されるためのチャンスを勝ち取る場だ。
※同カップに朝鮮は、いわば「2軍」で臨んでいる。

 梁は、トルクメニスタン戦でフリーキックからゴールを記録、またインド戦では2ゴールを上げる、大暴れぶりだ。
 代表スタッフにも大きな印象を与えていることは間違いない。

 朝鮮は、24日、グループA2位のミャンマーと対戦し、決勝進出を狙う。(茂)
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地デジに移行しました♪

2010-02-22 09:15:50 | (里)のブログ
みなさんすでにおわかりの通り、2011年7月をもってアナログテレビ放送は終了し、
デジタル放送へ移行します。

私事になってしまいますが、
我が家にもデジタルハイビジョン対応型のテレビがやってきました。
今までは携帯のワンセグで「地デジ」を体験してたくらいですが、
ようやく準備は整いました。笑

アナログモードで番組を見ると、人の顔がややふっくら見えてしまいますが、
地上デジタルモードにするとやっぱり綺麗で「お~~」って感じになります。
ただ、チャンネルの番号が若干変わるので、まだ慣れていません。

テレビは家電屋に買いにいったのではなく、
ネットで注文して買ったようで、
注文した2日後にはばっちり家に届きました。
やっぱりネット価格となると安いみたいですよ^^
本当にちゃんと届くのか、多少どきどきするかもしれませんが…。

まずはこのテレビで残りの冬季オリンピックを、
そして6月にあるワールドカップを楽しみたいと思います。(里)
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「不逞戦人」

2010-02-21 09:00:00 | (K)のブログ
 少し前のブログで、見事、日本フェザー級チャンピオンになった李冽理選手の試合のことについて書きました。その李選手の祝勝会が2日前の金曜日に行われました。李選手が住む横浜市の同胞青年たちが中心になって開いたものです。そこに私も参加してきました。ということで、久々の日曜日のブログ更新です。

 祝勝会には会場に満員の同胞たちが集まりました。大阪出身の李選手ですが、横浜の同胞たちが本当に李選手を、熱く応援していることがよくわかりました。テレビで放送された試合の模様も流されて、当の本人と一緒に観戦するという贅沢なひと時でもありました。
 最初の挨拶の時はしらふで、ちょっとしどろもどろだった李選手でしたが、最後の挨拶では適度にお酒も入り、世界チャンピオンを目指すと力強く語っていました。
 祝勝会が終わると、李選手は次々に取り囲まれ、チャンピオンベルトと一緒に記念写真におさまっていました。写真のチャンピオンベルト、実物を間近に見るのは初めてでしたが、思っていたよりも大きかったです。


 さて、李選手のキャッチフレーズは「不逞戦人」です。前回のブログでもそのことを書いていて、「不逞戦人」というフレーズに読者から若干の反応があり、私自身もなぜ彼が「不逞戦人」をキャッチフレーズにしたのか、試合で見たときから気になっていました。ということで、この日、質問してみました。

 「不逞戦人」というコピーを作ったのは朝鮮大学校のボクシング部の同級生で、プロデビューに当たり考えたものだそうです。
 「不逞戦人」にはどういう意味が込められているのか? 彼の答えが、なかなかのものでした。

 「同胞たちは昔から今まで、差別のなか逆境のなかを戦いながら生きてきたし、いまも戦っている。私も同じように、まわりに流されることなく、戦い自分を貫き通したい。自分を貫くというのは、本名を守ることや朝鮮人としての誇りを持ち続けること。そして、自分を支えてくれる同胞社会のためにリングに上がる。そういう気持ちで戦うのだという思いを『不逞戦人』という言葉に込めている」


 李冽理選手の次の試合は6月に予定されているそうです。初の防衛戦となります。さらに上を目指すにあたり、重要な試合になるということです。
 みなさん、「不逞戦人」を応援しましょう。(k)
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テレビの前の若者は思う。

2010-02-20 09:00:00 | (麗)のブログ
バンクーバーオリンピックがただいま絶賛盛り上がり中ですね。
家に着いてテレビを付けるとニュースはいつもオリンピックの話題で持ちきり。

朝の番組でもメダルをとった選手には「ニッポンのサムライが」と労いの言葉をかけつつ、
惜しくもメダルを逃した選手たちへの気配りも忘れません。

しかし、お茶の間の話題にもなっていない全く知名度のない選手たちが
「●位に終わった」、「惜しくも…」などのナレーションで次々テレビに初登場し、
ほんの数秒で片づけられているの見て、まだこんなに選手がいるんだね!と驚きを隠せません。

その反面、こんなにいるんならもっと紹介してあげようよ…と
特に熱心にオリンピックの全競技を見ている訳でもないのに思ってしまいました。

最初は「この人だれ?」と思ったスノーボードの国母選手。
服装の乱れなどでたたかれたりして注目を集めていましたよね。
外見が派手なだけに連日連夜彼の話題が出るので、私も気になっていました。

そんなお騒がせの彼の成績は8位という結果に。
一般の人たちの声を聞いていたら、若者はどちらかというと彼の味方で年輩者の意見が厳しかったです。

「汚名返上という意味で、メダルをとったらかっこよかったんですけどね…」と残念がる若者。
「まあしょうがないんじゃないですか。服装がああだしね。」と厳しいおばちゃん。

私は前者に同意。
いやいや、それ関係あるのか?とおばちゃんに対して思ってしまいましたが、
自分の身なりもろくにできない人間がスポーツでいい成績なんて残せるはずがない。
という大多数の街の意見が聞こえてきます。
私も昔はスポーツマンでしたから、わからなくもないです…。
スポーツマンシップにのっとらない人間は非難集中です。

彼をよく思っていない人には今回の結果は「自業自得」ととって見えた…かどうかはわかりませんが、
競技を見る限りすごい選手なのは確かですよね。

それにしても、なんだかんだで注目を集めている選手たちが、
CMなどで散々アピールされまくったあげく残念な結果に終わってしまったら、
特に応援していないのになんだかこっちが悲しくなるというか、
あんまり持ち上げてくれるな…と選手が笑顔で訴えているような気がして虚しくなります。

私たちは、ニッポンの選手たちを応援しています。より
私たちは、ニッポンの選手たちを目に見えぬプレッシャーと戦わせています。
というキャッチフレーズの方が合っている気がします。

とまあ好き勝手言ってますが、それで選手とその競技の知名度が上がるのも事実。
なにより知名度があがることによって応援する人も自然に増え、選手の励みになります。
競技人口が増えると尚更いい!


まあ色々あるよね~。とテレビの前の若者は思うわけで、
いつの間にかバンクーバーオリンピックが幕を閉じているのです。(麗)        
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AFCチャレンジカップ

2010-02-19 09:21:03 | (茂)のブログ
 16~27日まで、スリランカで行われるAFC(アジアサッカー連盟)チャレンジカップ。
 AFC加盟国の中で、FIFAランキング下位のチームによる国際大会だ。
 優勝チームには、2011年に開催されるアジアカップの出場権が与えられる。

 グループBに属する朝鮮は、インド、キリギスタン、トルクメニスタンと対戦する。
 朝鮮代表は、A代表ではなく、いわば2軍による編成で望んでいるが、在日同胞3選手が選出されている。
 J1・ベガルタ仙台の梁勇基、京都サンガの金成勇、朝鮮大学校の金聖基。
 金成勇と金聖基にとってA代表はまだ遠い存在であるが、梁にとっては、W杯での代表選出に向けた、ラストテストという意味合いも含まれている。
 梁にとっては、朝鮮のスタッフに自分のプレーを直接売り込む最高のチャンスだ。

 チャレンジカップ初戦、朝鮮はトルクメニスタンと対戦。
 1対1で惜しくも勝利を挙げることはできなかったが、梁が得意のフリーキックで得点し、その実力をアピールしたようだ。

 次戦は、19日、キリギスタンと対戦する。(茂)
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オソオセヨ

2010-02-18 10:23:44 | (K)のブログ
 今日のブログはダブルヘッダーです(2つ書いたということ)。

 バンクーバーオリンピックに朝鮮の選手が2名出場していますが、スピードスケートの女子500mで、コ・ヒョンスク選手が9位にはいる健闘を見せてくれました。金メダルは韓国の李相花選手で、韓国はこの種目、男女で金メダルを獲得しています。
 また、フィギュアのリ・ソンチョル選手は男子シングルショートプログラムで25位。今日のフリーには惜しくも出場できませんでした(24位まで出場できるようです)。
 引き続きオリンピックを楽しみたいと思います。



 月刊イオの3月号が昨日できあがりました。1年の4分の1が終わったような気はしませんが、次はもう4月号かと思ってしまいます。

 特集は「達人に聞く生活防御策!」。日本の様々な公共の制度(サービス)を知らないがゆえに活用していないケースが多いものです。いろんな手当ては、役所からは言ってくることはなく、こちらから申請しないといけません。当然の権利として利用したいものです。

 3月は卒業、入学、就職など移動の多いシーズン。新しい場所で新しい生活を始めるという読者も多いことでしょう。
 今月の表紙は、家の玄関に飾る「オソオセヨ(いらっしゃい)」のウエルカムプレートです。新しい出会いがあるといいですね。ご愛読ください。(k)
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冬季オリンピック

2010-02-18 09:00:00 | (K)のブログ
 冬季オリンピックのバンクーバー大会が開催中である。
 冬季オリンピックは、夏のオリンピックに比べてどうしても影が薄い。今回の大会も日本ではあまり盛り上がっていないようであるが、どうだろうか。

 オリンピック自体に対し様々な批判があるのはさておき、私自身は、冬季オリンピックのテレビ放送をけっこう楽しく見ている。日本ではほとんど放送されることがない冬のスポーツを毎日テレビで見ることができるのは、オリンピックのときくらいしかないからだ。日本で冬のスポーツを放送するのは、フィギュアスケートくらいではないか。日本のマスコミは野球ばかり放送しないで、もっとまんべんなく各種スポーツを放送すべきである。

 特に楽しみにしているのが、スキーのアルペン種目とクロスカントリー種目。アルペンのダウンヒルは、生身の人間が時に150キロ以上のスピードで斜面を降っていく。もっとも危険なスポーツといわれ、迫力抜群だ。対照的にスラロームは華麗なターンで旗門を通過していく。スラロームが昔と変ったところは、旗をつけているポールの下がバネになってから、通過するときに旗門をなぎ倒していくようになった。それがまた格好いい。
 クロスカントリー種目も陸上の長距離種目と共通する面白さがある。クロスカントリーと射撃がミックスされたバイアスロンも、見ていて飽きない。クロスカントリーは、高校時代あまりやりたいと思わなかったが、いま振り返るとやっていても良かったなと少し後悔したりする。


 冬季オリンピックの種目は、昔と比べてずいぶんと増えた。冬季オリンピックの場合、種目の増加がいかにも「水増し」という感じがしてならない。

 新しい種目としてまず挙げられるのが、スノーボード。新しいスポーツができたのだから種目に入れても良いではないかと言われればそうかも知れないが、しっくりこない。アメリカ、カナダは別として、ヨーロッパの伝統的なアルペンの盛んな国はあまりスノーボードに力を入れていないようだ。
 昔はスキーのモーグルもなかった。これも無理に作った競技という感が否めない。これもヨーロッパのアルペン伝統国はあまり盛んでないようだ。サッカーからボールリフティングだけを取り出して競技にしたような感じ、と言えばモーグルをやっている人に怒られるか。
 エアリアルというのはスキーをはいて空中で宙返りをする競技だが、こんな競技をなんでやるのかと首をかしげてしまう。スケルトンという変なものもある。アルペン競技もスーパー大回転、スーパー複合はいらない。今大会からスキークロスという新しい競技も始まったが、実際にどんな競技なのか見てないのでわからないけれど(スノーボードクロスをスキーにかえただけなのだろう)、必要とは思えない。

 競技を増やすとき、ちょっと考えて増やせよと言いたい。そして、歴史の新しい競技は、やはり新しいだけにどうしても競技の質が高くない、というか浅い気がする。例えば、エアリアルという競技は、ある程度スキーのできる体操の一流選手が練習したらすぐに世界のトップに立てそう、そんな感じなのだ。もう一つ例えるなら、スノーボードのジャンプ競技がオリンピック種目になってもおかしくないかもしれないが、そんなものを増やしてどうするということなのである。


 今まで書いてきたこととはまったく関係ないのだけれど、日本のスノーボードの選手が服装の問題でバッシングを受けていたが、「だらしない」と個人的に思ったとしても、暴力をふるったとか誰かに直接被害をおよぼしたわけでもないのだから、一般の人はほっといてあげればいいのにと思う。(k)
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