あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

共通テスト直前!「賢い親」が子どもにかける言葉 親は「合格・不合格」以上に大切なことを伝える

2024-01-12 | 受験・テスト・勉強
「 覚えられない、続けられない、頑張ってもなぜか成績が上がらない――勉強が苦手で、「自分は頭が悪い」と思い込んでいる人も、実は「勉強以前の一工夫」を知らないだけかもしれない。
そう話すのは、中高生に勉強法の指導をしている「チームドラゴン桜」代表の西岡壱誠さんです。

「僕も昔はこれらの工夫を知らなくて、いくら勉強しても成績が上がらない『勉強オンチ』でした。
でも、『勉強以前』にある工夫をすることで、『自分に合った努力のしかた』を見つけられて、勉強が楽しくなったんです。
効果は絶大で、偏差値35だった僕が東大模試で全国4位になり、東大に逆転合格できました」


西岡さんをはじめとする「逆転合格した東大生」たちがやっていた「勉強以前の一工夫」をまとめた書籍『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』が、
発売すぐに3万部を突破するなど、いま話題になっています。ここでは、入試直前に「親が子にかけるべき言葉」を解説します。


■「大丈夫?」「頑張ってね」は当然NG

 1月、2月は、受験シーズン真っ只中。

1月13・14日にいよいよ大学入学共通テストが実施され、2月ごろには中学受験が実施されます。
受験生はもちろん緊張していることと思いますし、受験生を持つ親御さんたちも気を揉んでいることと思います。

さて、そんな中で、親御さんは受験生に対してどんな言葉をかけて送り出せばいいのでしょうか? 

親御さんはみんな、わが子に頑張ってほしいと思っていることでしょう。合格してほしいと考えているでしょう。
でも、親御さんが「大丈夫そう?  合格できそう?」と聞いても、ただ受験生に対してプレッシャーを与えることになってしまいます。
親御さんとしては、子どものことを心配して言っていることが、かえって子どもの結果を悪いほうに追いやってしまうこともあるのです。

同様の理由で、「頑張ってね」と声をかけるのも、あまりいいことではないかもしれません。
普通の応援として「頑張ってね!」「ファイト!」という言葉を口にすることもあると思いますが、
「頑張ってね!」は「合格のために頑張ってね!」と言うのと同じですから、「合格しなさいね」と命令されているように感じてしまう子もいることと思います。


■東大生が親に言われた「どっちでもいい」の真意

「大丈夫?」もダメ、「頑張ってね!」もダメ。
そうなったら、どういう言葉をかけてあげればいいのでしょう? 


かなり意外なことですが、東大に合格している人たちに「親からどんなふうに声をかけられた?」と話を聞くと、実は1つ共通する要素があることがわかります。
それは、「どっちでもいい」です。
「合格していても、不合格になっても、どっちでもいい」
という趣旨の言葉を親御さんからかけられた東大生が多いのです。

一見すると矛盾しているように聞こえますよね。「親だったら、合格しても不合格でもどっちでもいい」なんて考えていないはずだ」と。
でも、これは実はとても大切なことなのです。

まず、漫画『ドラゴン桜』でも同様のシーンがあるので、読んでみてください。
※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

「どっちでもいい」。これは、子どものこれまでの頑張りを認めてあげることです。
第一志望に合格できるのか、不合格になるのかは、誰にもわかりません。
受験には運も絡みますし、運よく合格する人もそうでない人もいます。勉強時間の長さで受験の合否が決まるなら、浪人生は全員合格することになるでしょう。
模試でA判定を取っていたとしても、それは「合格率が高い」ということでしかなく、「必ず合格できる」というわけではないのです。

受験生は、どれだけ勉強しても「合格率」を上げることしかできないのです。
たとえるならば、受験がサイコロを振って「合格」と書いている目が出たら合格、「不合格」と書いている目が出たら不合格というシステムだと仮定すると、
サイコロの目をすべて「合格」にすることは誰にもできません。

この場合、受験勉強をするということは、「サイコロの目を1つでも『合格』に寄せる行為」です。
春の時点では「合格」の目が「1つ」だったとしても、半年頑張ったらその目が「4つ」になっているかもしれません。
最後の最後まで諦めずに勉強すると、その目が「5つ」になるかもしれません。

でも、どんなに勉強しても、サイコロの目「6つ」すべてを「合格」にはできないのです。

偏差値35から2浪し、3回受験した人間として、そして今まで多くの逆転合格・「リアルドラゴン桜」を見てきた身の上として言わせていただくと、
受験は、最後は「運」です。受験生の努力だけではどうしようもない領域もあります。


■合格・不合格「いずれでも残るモノ」こそが大切

でも、1つだけ言えるのは、合格になっても不合格になっても、「努力した」という過程は、嘘にはならないのです。
不合格というのは、ゲームで例えるならば「ゲームオーバー」だととらえられがちです。合格は「ゲームクリア」で、不合格は負けだ、と。

でも、たとえ「ゲームオーバー」だとしても、「ゲームセット(ゲーム完了)」ではあると思うんです。
最後まで頑張ったという事実は、きっと次に活かせる大きな糧になるのではないか、と。

受験生は、合格しても不合格になっても、涙を流します。「合格して嬉しい」「不合格で悲しい」と。
でも、涙を流せるほど頑張ったのであれば、どちらにせよ、自分の大きな糧になっているのです。

だから親御さんができることは、「ここまでよく頑張った。結果はどうなるかわからないけれど、ここまでの努力だけで、十分大人になったと思うよ」と言ってあげることです。
親が受験の結果に拘泥していないほうが、子どもはプレッシャーを感じず、のびのびと受験することができます。逆に、親が「合格してほしい」と思いすぎて
プレッシャーを与えれば与えるほど、子どもは合格から遠のいていくものです。

僕の母親は、僕が「どうかな、合格できているかな」とオロオロしていると、いつも僕を「なるようにしかならん!」と一喝していました。
そういう母親だったから、僕は2浪の末に合格できたんだろうなと思っています。

みなさんも、最後は「どっちでもいい」と言って、送り出してあげてください。」
                                                  (「東洋経済オンライン」より引用)




基本的に「絶対に合格するんだ」と想いを持って日々勉強に取り組んでる受験生は頑張ってるので、そこに対して「頑張って」と声をかけるのは
なんか違うよなと昔から思っていた。

むしろ「(言われなくても)頑張ってるよ」と心の中でムッとするんだろうなと。

なので、声をかけるなら、「風邪をひかない様」にとか「体調万全に」とか「しっかり寝ろよ」の方がいいのかと思うっていた。


そして、この記事の終盤に出てくる「最後は運」というのは自分も同意見である。
「運」と言われると「それまでの努力も何も....」と思われかねないが、「運」要素は結構デカいと思う。

だから滑り止めと思っていた受験が、時に滑り止めにならなかったり、ちょっと高望みかと思っていた受験に受かったりという現象も起こる。
もちろん、その「運」自体色んな種類の側面があるのだろうけど。


明日から共通テスト。
「頑張れ」は月並みな言葉且つ、こちら側からすれば応援したい意思を表現する端的な言葉なだけに安易に使いがちだけど、
本当に「最後まで諦めずにね」以上の意味もないこともまた事実だと思うので、今日は温かくして十分睡眠を取って明日の試験に臨んで欲しい。
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