あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

天皇杯 番外編

2011-01-02 | ドライブ・遠出・旅行
今回の天皇杯。
まずどうしようか悩んだことは、出発時間
遅く行けば希望するような席は無いし、かといって早く行くと待ち時間が長い。
(席取りの為なら、やはり開門時間前に並ぶ必要がある)
しかも寒空のもとでの長時間待機は非常に厳しい。

14時キックオフで開門は9:30。
中に入ってからも待ち時間は非常に長い。(することもないし)

で、とりあえず決めた出発時間は、6:30
(実際は10分くらい遅れたけど...)
東名高速道路は、当たり前といえば当たり前だが非常に空いていた。
しかし、そのせいかいつもよりみんな飛ばしていた。
(軒並み100km超の車が多かったように感じる)

富士川SAを過ぎたあたりで初日の出を見る。
しかしこのあたり、日差しが正面で眩しすぎる。
初日の出の感動よりも迷惑な感じ。

非常に運転しにくい...(事故るわ!)


中井PAで一度休憩。
8:20東京インター通過。
ここから環八を通り駐車場へ。

実は、ここでも何処に車を止めようか事前にあれこれ考えた。
まず前提として優勝した場合を想定して。

優勝した場合、その夜20:30くらいから清水で優勝報告会があったので、すぐに戻らなければ
ならなかった。16:00に試合が終わり何やかんやで17時過ぎに会場を後にすると
正味3時間半しか時間がない。
その中で東名高速での移動に少なくとも2時間は欲しい。
となると、国立競技場から電車に乗り、駐車場へ行くのに1時間半弱しかない。
そう考えるとあまり余裕はない。

そこで【駐車場の条件】として
1)あまり都心に近付き過ぎない。
(都内の下道をあまり長い時間走らないようにする。→渋滞にハマるリスクが高い)
2)駅から近く、東名の入り口からも近い
3)最大料金有りで、出来ればMAX1,500円以内

地図で見ると、東京インターを降り、環八を少し北上すると小田急線にぶつかる。
その西側にはすぐ「祖師ヶ谷大蔵駅」がある。
ここの駅周辺には非常にコインパーキングが多い。(駅から半径300M以内)
東京インターからも2~3KM程度で非常に近いし、新宿まで20分程度、
料金も軒並みMAX900~1,500円ということで、いくつか候補をリストアップして
当日、出かける前に駐車場の混み具合をチェックして目指す先を決めた。

幸い1,200円のところを確保できた。
祖師ヶ谷大蔵駅前に行くと「ウルトラ商店街」ということでウルトラマンで
街おこしをやっていた。(かつて円谷プロがあったのね)

ホームの音楽もウルトラマンでちょっと感動。(おぉ!)

そして開門時間を少し回ったあたりで国立競技場に到着。
それほど待たずにスタジアム内へ。


人は沢山いたが、やはりキャパがでかく、思っていた以上に席の選択余地があった。
陣取ったのはゴール裏、やや高め。
俯瞰で見渡せてサンバ隊の後ろでいいポジションだと思った。

11時半過ぎくらいでかなり席が埋まった感じなので、実際7:30~8:00くらいに
出発しても十分だったかなと思った。
(まぁしかし道中何が起こるか分からないので、早めの出発は間違いではないこと
は確かではあるけど...。)

前座(失礼)で女子サッカーの決勝戦を見て、いよいよ決勝戦が行われた。
17時頃、国立競技場を出る。
帰りの切符まで購入していたため、そのまま真っ直ぐ電車に乗って駐車場へ。

さて、「やり場のない気持ちをどうしたら???」ということで、
「ここは思いっきり食べて忘れよう」ということになった。
時間もまだ十分あるので、横浜中華街へ下道で向かった。

19時頃中華街へ到着。
久しぶりに「招福門」で沢山食べ、保土ヶ谷BP~東名高速道路で23:30頃清水へ到着。
ふぅ1日色々疲れた~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第90回天皇杯決勝 鹿島アントラーズ戦

2011-01-02 | 清水エスパルス
手の中に最後の希望は確かにあった。


それは一瞬、ギュッと掴めたかに思えた。


しかし、またも最後にするりと手の中からこぼれ落ちた...。







清水エスパルス 1 - 2 鹿島アントラーズ
(くぅぅ...受け入れがたき現実)







リーグ戦中盤で噛み合わなくなった歯車が、この大会の最後の最後にようやく
噛み合うようになったかと思い気や
キャプテン兵働が準決勝で勝利と引き換えに左足小指を骨折し、決勝戦欠場という
最悪の結果となった。





決勝進出への代償はあまりに大きかった






伸二、淳吾、兵働の3人が絡み中盤を構成していくことで、初めて攻撃が
成り立つ部分が大きいだけに、兵働が欠けるというのは単にキィとなる選手が
一人いなくなるということにとどまらず、連動したりポジションチェンジしたり、
そこには独特なリズムもあるわけで、すぐに他の選手がそこに入っても
短時間でどうこう埋め合わせられるものではなかった。



試合開始早々から、とにかく鹿島の出足が良く、まさに準決勝のG大阪戦で清水が
やってたようなチェックの厳しさが際立ち、なかなか清水のサッカーを
させてもらえなかった。

気持ちは分かるが、大事に行こうとし過ぎ。




清水も厳しいながらも必死に耐える感じで、何とか決定的な場面は作らせなかった。
しかし、
前半26分CKから鹿島が先制
あちゃぁ...

とにかく今シーズンCKからきちんと競りきれずに決められるシーンが
多かったが、まさに象徴するようなシーンだった。
(結局最後まで解消されていなかった...)


失点は仕方ないけど、これで火が点いてくれれば...
(もうそれを願うしかなかった)
しかし、前半は最後まで鹿島ペースで終わる。

この感じは2年前のナビスコ決勝に似ている。
何か浮足立って、自分たちのサッカーを何も出来ず、ただ時間だけがいたずらに
過ぎていくあの感じ。







それを繰り返しちゃだめだ...






後半、少しずつだが前がかりになり始める。
鹿島も先制したことにより、意識しなくてもどこか守りに入る部分があったのだろうか。
ボールも回り始め、セカンドボールも拾え始め攻撃に厚みを増してきた。
鹿島の寄せも徐々に緩くなりつつあったその時、
ヨンセンのゴ--------ル!!!
(9年前の天皇杯決勝鹿島戦でのオリバの同点ゴールと重なる)








うぉぉぉぉ-------!!!!!
国立で雄たけびをあげる。







キタ-----------------------------!!!!!!
イケる!イケる!いけるぞぉ!!!






この展開はどう見ても追いついた方が絶対有利
一気に逆転だ-----!!!








が、しかし...










清水ゴール前でFKを献上。
「すごく嫌な距離だなぁ」と思っていたら、
うわぁー決まっちゃったよ...
野沢のFKにGK海人の手も届きはしたが、はじかれてゴール。




残り少ない時間でこの局面を打開出来る控えは清水には残念ながらいない。
先制して守備固めなら何とか駒を揃えられるが、何が何でも点を獲りに行くのは厳しい。
こうなると鹿島の試合巧者振りが際立ってくる。

ボールを上手く回され、時間をうまく使われる。
無情にも元日の夕空にタイムアップのホイッスルが響き渡る。









終わった...









全てが終わった...








最後の最後まで有終の美を飾ることは出来なかったが、
大一番を勝てないのは清水らしいといえば、清水らしい。
試合後、やり場のない気持ちを何処に持って行っていいのか分からなかったけど、
一声かけるならばブーイングではなく御苦労様と言いたい。



負け惜しみではなく、負けたことで何か色んな意味で後腐れなく次のチーム再建に臨めるような気がした。

暫くは冬の時代を向かえることになると思う。
ある程度は覚悟が必要だろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする