今朝の小噺

昨日帰宅して新聞入れを覗き込むと、不在書が入っておりました。
今回は己が注文して、何が届くのかがハッキリ分かっているため、焦ることもなく。
しかし、その荷物がとてつもなく重いのも知っている。「おるかー？」でお馴染みの運送会社なれど、
何回も重い荷物持って階段上り下りさせるのも、それが彼等の仕事とはいえ可哀想。
という事で、こちらから電話連絡を取り、次の休みの午前中に来てもらうよう伝える事にした。

私はケチなもんで、見知らぬ相手に電話をかける時は、絶対に公衆電話から連絡するようにしている。
朝イチなれど即連絡がつき、運送日時について伝えると、運送の人もしんどい思いをしないで済んだせいか
大変喜んだ声で「ありがとうございます！ハイ！ありがとうございます！助かります！」とアンサー。
「おるかー？」の会社の人が皆「おるかー？」の人じゃないんだなぁと、当たり前の事をしみじみ思う。

ただ、この人は本当にありがたいと思っているらしく、なかなか電話を切ってくれない。
「ハイ！ハイ！ハイ！どーも！ハイ！ハイ！」…この後も延々とハイ！が続く。
終わりそうにないのでこちらから切電するも、ハイ！だけでテレカの度数が２も減った。
とんだハイカラさんである。優しい心を振りまきたいのはわかるが…。
感謝も度が過ぎれば裏返る、という小噺でしたとさ。

明日から昨年１２月に敢行した旅打ち日記をうp。タイトルは「鳩と北条」全２８話。
暇な時の時間潰しになると思うので、読んで下さると嬉しいです。