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迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

かいにあいに(9)

2018年12月01日 | 旅打ち
はじめから読む方はこちらから…かいにあいに(1)


ある程度やりたい事を済ませて席に戻り、ひと段落して上を見上げると大量の提灯がありギョッとする。
おそらく繁昌亭設立に寄付した方々お名前であろうが…不意を突かれた感が。


アナウンスで「2階も席は空いております」などというので、せっかくだから行ってみる。
見る角度も個人差があると思うが、私は基本中段~後方の中心が好き。
演者の上下の使い分けがはっきりわかるし、なにより見やすい。TVで見るのと変わんねぇじゃねぇかとは思うが…

開演前に周辺を見渡すと、なるほどスマホも録画をしている人も誰もいない。
浅草演芸ホールで堂々とカメラを回してた連中は何だったんだと思うくらい。民度の差なのか?


13時開演。「動物園」や「時うどん」など、分かりやすいネタから、月亭方正の兄弟子である月亭遊方の創作落語、
また、東京から来た三遊亭絵馬さんの紙切り。紙切りは幾度となく見たが、客の似顔絵を即興で行うのを見たのは初めてで驚いた。
中トリで笑福亭仁喬さんの「替わり目」を聞いて、おなかーいりー。仲入り、要はトイレタイム。

~続く~

かいにあいに(8)

2018年11月30日 | 旅打ち
はじめから読む方はこちらから…かいにあいに(1)


12時30分、若手の落語家さんが出てきて、一通りの挨拶をし、大鼓を叩いて入場開始。
東京の寄席はドンドンドントコイだったが、上方は違ったように聞こえた。文化の違い?それとも太鼓を叩く人の技量?
番号順10人単位で入場開始。そういえば今回の訪問では、リクルートスーツを着た若い娘さんの姿が多かった。
会社の福利厚生なのかな?それでも嫌々来ているという風な人がおらず、皆楽しそうだったのは良かった。
そして上方の寄席にも居ました和服姿の姐さん達。いいねぇ、華があっていいねぇ。


入口入って真っ先に目に入ってきたのが上方四天王の似顔絵看板。春団治・分枝・米朝・松鶴。
彼ら無くして現在の上方落語は語れないというレベルの偉人たち。特に米朝と松鶴。


13時開演。開演したら撮影はもちろんスマホの電源も切らねばならぬ。よって開演前に緞帳の写真を撮っておく。
そして外の売店で、現在上方落語協会に所属している(ほぼ)全員の名前が記載されている手ぬぐいを購入。
扇子と手ぬぐい、風とマンダラ。どっちを買ったほうがいいか迷うが、扇子のセンスが地味で小さかったので…
扇子は上野鈴本のもの、手ぬぐいは繁昌亭のものを使う事にする。使用用途はともかく、福岡で使う。

~続く~

かいにあいに(7)

2018年11月28日 | 旅打ち
はじめから読む方はこちらから…かいにあいに(1)


戦後から2006年くらいまで上方落語には定席が無かった。かつて笑福亭松鶴が開催していた堀之内寄席も「定席」ではなかった。
こうやって定席ができたことによって、落語家出演の場数を増やし腕もグンと上がってほしいという願いから建てられたと思うのだが、
現状はどんなんかなぁー?と思って。私は九州在住なので詳細は知り難いが。


観光地によくあるアレー。顔を出して、はいポーズ。


本日の番組表。ひときわ目立つ色物(赤文字)のタージン。この人漫談できるんだ…


これがよく分からん。トリの落語家と、その他大勢という事でおk?


10月末に近所のセブンイレブンで寄席の前売り券を購入していた。これでも整理番号が115番って…
全席自由席の平日昼席なのに何故?繁昌亭は私が予想している以上に繁盛していた。
何はともあれ便利な時代になったもんだ。

~続く~

かいにあいに(6)

2018年11月27日 | 旅打ち
はじめから読む方はこちらから…かいにあいに(1)

日本橋周辺をうろついていると、なかなか香ばしいショップが目に入る。
馬が好きなんですね。馬が走る姿を見るのが好きなんですよね?それだけの事ですよね?


日本橋12:07→堺筋線→南森町12:14
次なる目的地・南森町に到着。


ここで大阪天満宮にお参り…ではなく、その近所にある建物に用があってやってきた。


その建物の名は「天満天神繁昌亭」上方落語の寄席である。しかも定席(年中無休で開演)である。

~続く~

かいにあいに(5)

2018年11月26日 | 旅打ち
はじめから読む方はこちらから…かいにあいに(1)


サテライト大阪から少し歩いた場所にある「たろじろう」ここを今日の昼食の場とする。
旅打ちをすると決めた1ヶ月前から、ツイッターでお世話になっている裏目千両様にメッセージで
日本橋近辺で何か食べ物屋はないかと伺ったところ、お薦めいただいたのがこのお店。
11時半開店。早速お目当ての天ぷら定食を注文。


注文してから店の外を見ると、ごはん大盛無料なる素敵な合言葉。
大盛りに変更してもらうか悩むが、今後の事を考えてヤメにする。一応今でも投薬患者だし。


そして出てきたてんぷら定食。油っぽさを感じさせないサクサクとした食感が堪らぬ。
上品な味で美味しゅうございました。この店をご教授いただいた裏目千両様に感謝。


ふと店内の上を見ると、日本酒がズラリ。確かにここの店の天ぷらをアテに飲めたら最高だよなぁ。
しかし旅は始まったばかり。次の目的地が目的地だけに昼酒は厳禁。苦渋の選択だ。

~続く~