ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

4月の見沼たんぼの散策

2017年04月20日 | 散策
今日は天気がまずまずで、暖かかったので、蕨市内の「天狗」で、昼食に重箱ランチを食べてから、自家用車で北へ向かい、見沼たんぼへ行ってみることにした。
 さいたま市緑区にある「見沼自然公園」へ到着し、その駐車場へ車を駐めようとしたが、平日なので空いていた。その後は、いつものように、長靴に履き替え、カメラを首からぶらさげて、散策を開始したが、暑くも寒くもないちょうどよい気温だ。
 まず、中央の池まで向かう途中に、モンシキチョウとベニシジミが飛んでいるのを発見したが、モンキチョウの方は撮り逃がしたものの、ベニシジミは接写した。池の端まで行ってみると、まだカモ類が何十羽も泳いでいるのが目に入った。観察してみると、オオバン、ヒドリガモ、カルガモが確認できたので、適当にカメラに収めておいた。
 その後、池の周囲を反時計回りで歩いて行くと、モンシロチョウとキタテハが飛んでいたので、追いかけたが撮り逃がした。園内には、いろいろな花が咲きだしてはいるが、まだ蝶の数は少ないのだ。
 それからは、公園を抜けて、畑地の方へと入っていくとキタテハが飛翔していたが、一瞬草の上に止まったところを望遠で捉えた。また、モンシロチョウとヤマトシジミが、タンポポやホトケノザなどの周辺を飛んでいて、時々花に止まったので、シャッターを切らせてもらった。
 今日は、陽射しが暖かで、散策していても気持ちが良く、ぶらぶらと見沼代用水の土手のところまでくるとベニシジミとモンシロチョウが飛んでいたので、再び何枚かカメラに収めておいた。
 その後、畑地を一周してみたが、それ以外の蝶には巡り合わなかったので、再度見沼自然公園の中へと戻っていった。ハルジョオン、ムラサキサギゴケ、オオイヌノフグリなどの野草の花も咲いていて、春を感じさせてくれる。
 散策は気持ちが良いのだけど、蝶の数はまだ少なく、それ以上の種類とは巡り合えないのかと思っていると、タンポポの花にスプリングエフェメラルの一つであるツマキチョウのオスが止まっているのを発見した。そっと近づいて、何回かシャッターを切ったが、なかなかかわいらしい蝶なのだ。
 それからは、駐車場へと戻っていったが、途中の土手の所にモンキチョウがいたので、追いかけてやっとカメラに収めさせてもらった。
 結局、1時間半弱歩いて、6種類の蝶としか出会えなかったけど、この時期はこんなものかとも思い、とても気持ちよい散策だったので、納得した。
 その後は、見沼田んぼを南下して、「浦和くらしの博物館 民家園」に立ち寄っていくことにした。ここは、見沼田んぼの中ほど、さいたま市緑区にある市営の施設だ。1995年(平成7)に開館し、市内に残された伝統的建造物を移築した公園で、現在7棟が立ち並んでいて、無料で見学できるのだ。国の登録文化財である「旧浦和市農業協同組合三室支所倉庫」、市指定文化財となっている「旧蓮見家住宅」、「旧野口家住宅」、「旧高野家住宅」など貴重な建物があって、面白く見学した。現在では、多くが市街地となっているさいたま市にもこうした古い建物が残されていたと思うと懐かしさを感じるのだ。
 のんびりと見学しながら、写真を撮ってから、帰途に着いたが、途中の道路も混んでいなかったので、思ったより早く自宅に帰り着いた。

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