ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

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相模の遺跡巡りの旅

2017年02月10日 | 旅行
朝食後、5時半前に自家用車で自宅を出発し、国道17号バイパスに出て、戸田橋を渡り、東京都内に入って、環八を通っていった。しかし、天気が悪くて寒く、五・十日で、週末でもあるので、大渋滞していて、なかなか進まなかった。それでも、なんとか国道246号線に出て、西に向かい神奈川県へと入ったのだが混雑が続いていた。
 途中から、北に進路を変え、まず相模原市中央区にあるにある田名向原遺跡へと至った。ここは、後期旧石器時代末(約2万年前~1万8千年前)の遺跡だ。区画整理事業に伴う発掘調査により、1997年(平成9)に建物跡と推定される遺構(住居状遺構)が発見され話題となった。柱穴12基と焚き火跡2箇所も確認され、石器製作の場所ではないかと推定され、石器片と大量の石片が出土したのだ。石器は、193点の尖頭器、50点あまりのナイフ形石器が発見されており、後期旧石器時代の生活の一端を示す遺跡として貴重なので、1999年(平成11)に、国の史跡に指定された。その後、相模原市によって整備され、2007年(平成19)には、史跡田名向原遺跡公園としてオープンし、園内では、旧石器時代の住居状遺構、縄文時代の竪穴住居、古墳時代の小円墳、地層展示パネルが復元・公開されていまる。また、県道をはさんだ向かい側には、「史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館」(愛称:旧石器ハテナ館)が建てられ、遺跡から出土した石器を見たり、各種体験学習を行うことができる。最初に、館内を見学したが、旧石器時代専門の展示館は珍しく、とても面白いと思った。特に、旧石器時代の住居状遺構は、貴重なもので、旧石器時代人が定住生活へと向かう過渡期的なものではないかと、興味がわいた。
 次に、外に出て、遺跡公園を巡ってみたが、住居状遺構が復元されていたので、じっくり観察しながらカメラに収めておいた。ここには、縄文時代の竪穴住居が復元されていたのだが、昨年火災にあって、残骸だけになっていたのは惜しまれる。
 その後は、市内にある「相模原市立博物館」へと向かった。宇宙科学研究所(JAXA)の向かいにある立派な建物で、考古・歴史・民俗・自然に関する総合博物館なのだが、無料で入れるのがいい。プラネタリウム(有料)も併設されていた。館内を巡ってみたが、特に考古資料と民俗資料が充実しているように思われ、興味深く見学して、勉強になった。
 見学後は、昼を過ぎていたので、市内のファミリーレストランによって、日替わりランチを食べることにした。食後は、車を南下させ、綾瀬市域に入っていった。
 それから、神崎遺跡に行ってみたが、ここは、弥生時代後期の環濠集落跡の遺跡だ。1987年(昭和62)に行われた遺跡分布調査で、弥生時代後期の土器が採集され、1989年(平成元)に市史編纂事業の一環として、発掘調査が実施されて、東海地方を起源とする多数の弥生式土器や住居跡、環濠跡が見つかった。東海地方との関連性を示す遺跡として、集落全体がほぼ完全に残っていることなどから、貴重なものなので、2011年(平成23)に国の史跡に指定されたのだ。現在、遺跡公園として整備されつつあり、出土品は隣接して建てられ、2016年(平成28)にオープンした「神崎遺跡資料館」に展示されている。まず、館内を見てみたが、最初にスクリーンで遺跡の概要を説明してくれるのがいい。また、出来て間もない施設なので、展示もきれいで、わかりやすく、館員の方に説明してもらいながら、理解を深めた。外の遺跡公園は、まだ整備途上であるが、ほぼ環濠集落の全体が公園化されるとのことで期待される。
 いろいろ見ていたら、午後3時近くになっていたので、帰途に着いたが、国道246号から環八にかけて大渋滞していたので、思ったより時間がかかり、帰宅は夜8時頃になってしまって、疲れた。

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