ビック゛イシュー

　実は、がーこ、今週末資格試験が控えている。
　そのため、この数日、朝出かけて、午後遅くに帰宅ないしは、夕方近くに帰宅して、どたばたと家事をこなし、飯、風呂、寝る
　で一日が終わる、おっさんのような生活が続いています。

　今日は朝から午後一時近くまで模試
　一時間の休憩をはさんで(教室も昼休みに入るので)、さらに二時間の模試と、超過密模試模試生活をしていました

　昼食をとりに表に出た折り、商店街のアーケードのすみっこに、色黒な顔をした年配のおばさんが、何かを手にひっそりとたたずんでいるのに気付きました。
　手にしていたのは、これです。
　これはビック゛イシューという雑誌。
　
　噂には聞いたとありました。
　時々、梅田や難波でも、この雑誌を横断歩道近くで売っている人を見かけたこともあります。
　でも、実際、お金払って手にしたのは、今日が初めてです

　この本は一冊300-で売られています。
　そして、ここに書いてあるように、300-のうち160-が販売者の収入となります。
　
　
　これは、ホームレスの方々の自立を支援するためにはじまった事業なのです。
　詳しい記述は写真↓の通りです。
　
　

　この記述に従うと、年配のおばさんは、ホームレス。
　路上生活ゆえに、真黒に日焼けした顔をしていました。
　腕も、真黒に焼けてました。
　これまで、年配のおっちゃんが販売しているのは何度も見ましたが、おばちゃんは、初めてです。
　
　模試の問題で頭いっぱいのがーこ、一度は、通り過ぎましたが、ふと、思いつき、おばちゃんから一冊購入しました。
　マクドナルドで昼食をとりながら、ぱらぱらと読んでみたところ、意外と面白い。午後、がーこの知り合いが一人、学校に来るので知り合いのぶんも、もう一冊買おうと表に出ましたが、おばちゃんは、もういませんでした。

　今日は天気も、もうひとつ。

　でも、あのおばちゃんは、売り切ることが出来たんだと思いたいです。

　いままで、いまいち、売ってるおっちゃんたちが怖くて、買わなかったけど、今度からは、勇気を出して買おうと思います。
　ちょっとだけど、もしかしたら、そのひとたちに新しい道が開けるかもしれない。少しだけ力になれるのかもしれないことに使われるのなら、お金は命を持ちます。まさしく「生き金」ですね。
　命を持って使われたお金は、そのお金を手に入れた人に、希望をもたらす糧となります。
　また、ぜひとも、そうあってほしいと思っています。

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