がーこ 見聞録

がーこの街歩きと飲み食いのブログ。

神域で迎える誕生日・住吉大社2

2013年11月22日 21時46分00秒 | 街歩き
前回からの続き更新です。
誕生日当日を朝から全国2300社ある「住吉大社」の総本社参拝で過ごす「がーこ」
「本殿」四宮の参拝を終え、境内内外へ散らばる「末社」へと向かいます。
この「がーこ」が向かった「末社」の「参拝」には「古来」から順序が決まっていて、まずは↓こちらから

                     
こちらは「種貸社」(たねかししゃ)です。
こちらで「お祓い」を受けた「種銭」を授かり、それを「商売」に加えて「一粒万倍」を祈願する「資金調達」の神様です。
また、この「種貸社」は「一寸法師」と所縁があります。
室町時代に書かれた「御伽草子」の「一寸法師」の冒頭に、
「摂津の国難波の里に住んでいた老夫婦は子宝に恵まれなかったため、住吉大社に参り、ようやく男子を授かった」とあります。
生まれた子は、その後「御椀の舟で住吉の浦を漕ぎ出し淀川を遡って都へと」向かいます。
このような事から、この「種貸社」は「一粒万倍」のご利益とともに「子宝安産」のご利益もある「神様」として祀られています。
境内には↓「御椀の舟」(撮り忘れてしまいましたが、一応、中に入って写真が撮れる仕様になってました。)

                      
なりきり「一寸法師」撮影ポイントがあります↓(こちらはしっかり撮影したものの失敗作)
                      
この「顔出し」一寸法師、大人が顔を出してこのポーズをとるの至難の業です。後ろから見るとものすごくかがんだ状態になります。
試してみたい方はご注意を…。
「種貸社」の次は「楠君社」(なんくんしゃ・君の字は下ののぼりの通りです。どうしても文字化けしてしまうのでこちらでは君を使いました)へ↓

                      
この↑樹齢約800年の「クスノキ」の大木が目印の「楠君社」は、「初辰さん」の愛称で親しまれている「商売繁盛」の「神様」です。
                      
正確に言うと、4年間48ヶ月、毎月欠かさず「御参り」を続けると商売が「始終発達」(48=しじゅうはったつ)するといわれ、本来その月の「初辰の日」(はつたつ=発達)に「種貸社」から始まる「参拝」ルートをたどる「参拝」を行うと「御利益」が強いと言われています。
「初辰」の日に「参拝」できない人は同じ月の「二の辰」「三の辰」というように「辰の日」にこの「初辰参り」を行うのがよいとされ、当初こちらへ参拝しようとしていた29日はまさにこの「辰の日」にあたっていたというわけです。結果的に「辰の日」参りは叶いませんでしたが、せっかくだから「初辰参り」を行った次第です。
ちなみに、この「楠君社」では「偶数月」は「右手」、「奇数月」には「左手」を挙げた手のひらに乗る「招福猫」が授与されます。実は過去にひょんなことから「左手招き猫」を手に入れていた「がーこ」「偶数月」の「右手招き猫」が欲しかったのです。
この日10月31日ぎりぎり「偶数月」滑り込み「セーフ」で「右手招き猫」を手に入れました。
「招き猫」は↓こんな感じです。

                      
ちなみに、年内最後の「初辰の日」は12月4日水曜日です。
さて、次へ向かいます。
「初辰参り」は↓このような順番になっています。

                      
この順番でいくと次は最後の参拝所「大歳社」へ行くことになっておりますが、「がーこ」は年齢を重ねたとはゆえ、「女性」この「大歳社」へ向かう前に「浅沢社」(あさざわしゃ)へ向かう必要があります。
「初辰参り」以外でも「住吉大社」へ訪れた「女性」が参拝する習わしとなっているこの「浅沢社」は住吉大社の「弁天さん」と呼ばれ「福の神」「女性作法」「芸事」の守護神として祀られています。

                      
「浅沢社」での参拝を終え、いよいよ「初辰参り」クライマックスの「大歳社」へ
                      
こちらは「収穫」の神様ということで、「集金満足」「商売繁盛」「家内安全」「諸願成就」のご利益があると言われています。
「浅沢社」と「大歳社」は境内から表に出て一般住宅の間に祀られています。
「大歳社」で「しめくくり」の「諸願成就」を祈願した「がーこ」拝殿右奥にある「おもかる石」へと向かいます。こちらは、たくさんの人の「念」がこもっていますので写真はありません。
「御賽銭」を入れ通常参拝をします、「おもかる石」を持ち上げて「石」の重さを覚えます。
次に「願いを込めて」「おもかる石」を持ち上げてみて、「軽く」感じたら「成就」「重く」感じたら「時期尚早」という願い事の「成就」「不成就」を占うのが「おもかる石」です。
「がーこ」はどうだったのか…。
それは「秘密」です。
(この石、普通に相当重いです。最初の重さを覚える時も祈願して持ち上げて戻す時も指をはさまないように注意しないと、本当にけがをしますので細心のご注意を)
この参拝の後、「種貸社」のお守りを求めて再度「本殿」に立ち入り二度目の吉祥「婚礼の儀」に遭遇しました。
また「種貸社」のお守りを授かり「阪堺電車」で「阿倍野橋」まで戻り歩道で一歩踏み出したところで「十円玉」を一枚拾いました。これがまさしく「種銭」と感じた「がーこ」でした。
いつもと違う「神域」で過ごす誕生日も、なかなか「楽しかった」です。
あれから三週間…。
今か、
今かと、
「御利益」を待ち続ける浪速のおば「がーこ」への「御利益成就」へのカウントダウンはもう、ぼちぼち始まっているはずなんです。
後は、
「行動」を
起こすのみ…。
コメント (2)
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神域で迎える誕生日・住吉大社1

2013年11月19日 15時39分44秒 | 街歩き
先月の末の「ハロウィーン」当日は「がーこ」の誕生日でした。
気学的に大きく「運気」が変わる「境目」に当たる今年の誕生日は「阪堺電車」に乗って↓

                    
「住吉大社」に降り立ちました。
                    
本当は、この誕生日の二日前の29日に参拝しようと準備までしていたのですが、お天気が悪くて見送ることに、翌30日は体調がすぐれず、結局31日になりました。
思うにこれは、
「住吉大社」
に参拝しよう。
と心に思い立った段階で、「神様」が「誕生日」当日に「参拝」しなさいと、ご指示というか気付きを与えて下さったのだと思います。
この「一の鳥居」をくぐって「神域」に足を踏み入れます。

                    
ちなみに、「参道」の真ん中は神様がお通りになられるので、参拝者は端を歩くのが決まりです。
                    
                    
「反橋」をこえて、「手水舎」で両手と口を清め、いざ「本宮」へ。
「本宮」の写真はありません。
なぜかこの日は本宮内で「撮らない」ほうがいい。
と言う強い気持ちが働いたので、撮りませんでした。

                    
「住吉大社」の本殿は「第一宮」が一番奥で「第二」「第三」宮までが縦に並び、「第三宮」の横に「第四宮」が並ぶという形式になっています。
参拝順序は一番奥の「第一宮」「二」「三」「四」と参拝することになります。
この日は「大安」ということもあり、「第一宮」では「婚礼の儀」の真っ最中。
参拝時に「婚礼の儀」と巡り合わせるのは「吉祥」という事で「ありがたく」静かに参拝。
(当然ですか、このような場合、鈴は鳴らせません。また鳴らせないように鈴尾も巻かれています)
今思えば、参拝日が31日になったのも、この「吉祥」と巡り合わせてくれるためだったのかな…なんて今になって思っています。
この後、本殿を出て「末社」にも参拝に回ったのですが、「末社」の「授かり物」が必要になって、本殿にもう一度戻ったところ、もうひと組「婚礼の儀」を目にすることができました。
「吉祥」を二回も拝ませていただけるなんて、「大吉祥」ですよね。
実に「ありがたい」神様の御計らいでした。
写真はありませんが、この住吉大社には、とても珍しい「釣人守」というお守りがあります。
お守り自体が「ルアー」の形をしていて、おもに「釣りたい」部分で「低層」「中層」などにわかれています。変わったところでは「餌」のお守りもあるのですよ。
「住吉大社」についてはもう一回更新したいと思っています。
続きは次回更新をお待ち下さい。
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今日明日は関西文化の日

2013年11月16日 07時30分16秒 | モバイル投稿
今日と明日は、関西文化の日。
兵庫・大阪・京都・三重・滋賀・福井と広範囲の施設が無料開放されます!
詳しくはネットで検索してね!

大阪なら、長居植物園・大阪自然史博物館・万博記念公園などが無料です!
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ともかく天守閣へ。

2013年11月13日 16時14分34秒 | 一獲千金したいマニア
11月2日三年ぶりくらいで「大阪城」へ行ってきました。
                       
「長堀鶴見緑地線・大阪ビジネスパーク駅」(略してOBPと言う方もいます。)から「青屋門」(現在修復工事中)を通るルートで大阪城へ向かったので、上は「極楽橋」からのぞんだ大阪城です。
内堀沿いに本丸方面に歩き正面へ↓

                       
ここに「天守閣」への入城チケット売り場と、改札があります。
入城料は600円、大阪市営地下鉄の一日乗車券で行った方は券売機でなく直接窓口で一日乗車券を提示すると100円割引の500円で入る事ができます。(要証明で中学生以下は無料)
お金払って近づいて撮った大阪城。要塞です。(正確には金明水井戸屋形から撮るとこうなります)↓

                      
ここで、階段で上る人エレベーターで5階まで昇る人に分かれます。
ほぼ皆さんエレベーター組。
5階から上は徒歩で階段を歩くしか方法がありませんのでご注意を。下りも階段のみです。
もう一点、お手洗いについては「2階」にしかありませんので、この表示↓にもありますように、切羽詰まっている方は先に階段で2階のトイレへ行きましょう。(トイレ意外ときれいです。また障害のある方は最上階までのエレベーターがあります。が事前にどういう条件で使用出来るのか確認されたほうか良いでしょう。)

                      
エレベーターを降りると「大坂・夏の陣図屏風の世界」が映像とミニチュア模型を使って展示されています。(写真は真田幸村隊)
                      
お時間に余裕のある方は、展示物をじっくり見られると、二時間はかかると思います。ただ、映像紹介が音声が重ならないようにそれぞれ一上映が終わってから30秒間再生されないので、意外と時間がかかります。7階には豊臣秀吉の生涯を紹介した「からくり太閤記」があります。
今回の「がーこ」の主な目的は「天守閣」に上ることでしたので、この部分は割愛します。
階段を上って天守閣へ。
当然ですが、大阪城の階段は「急」です。階段だけで息が切れます。
これが天守閣から入口「金明水井戸」方向を見下ろした状態です。

                      
個人的な趣味ですいません。「キンキンキラキラ」の物はほぼ条件反射的に見た途端写してしまいます。(OBP・大阪城ホール側の天守閣鯱)少し色づきはじめた木々のパッチワークが遠めに見えますでしょ?今はもっときれいだと思いますよ。
                      
そしてこれが「桜門」正面にあたる「天守閣鯱」↓右上に写りこんでいる一部が丸いガラスドームみたいな建物は「大阪NHK」の建物です。
                      
                      
この日は曇っていて見えにくかったんですが、「通天閣」↓
                      
「天守閣・真正面」の「鯱」ごしに見る「天下」です↓
                      
そもそも、なにゆえに「天守閣」に「がーこ」が上りたかったのか…。
それは「一獲千金したいマニア」の「天下獲り」つまり「一等当選への祈念」ですね。
「笑いたければ、笑え。されど、我が執念は尽きぬ」
といったところです。
まあ、そういうことでも、こういう場所へ出かける原動力になるということです。
さて話をまた大阪城へ戻します。
この「がーこ」の執念が詰まった「天守閣」外側から見ると↓「虎」がいます。

                      
小さく見えるけど実際は大きい↓「伏虎」と「鯱」「虎」のほうが「鯱」の二倍近い大きさです。2階に原寸大のレプリカがあります。
                      
                      
人間の大きさと比較すると↓(ただしこの方たちは海外の背の高い方がさらに兜をかぶっている状態であることを考慮して下さい)
                      
「キンキンキラキラ」で「でかい」
なんか「金運」がつきそうだ…。
と、どこまでも「がーこ」の体内でうごめく「欲」と「執念」でした。
でもね、一人の人間の中には「良心」も「強欲」も同居してるんだよね。
人の顔がどちらか「一面」であることはないということです。
ちなみに、↓とある場所まで登ると比較的安定した「城」の姿が撮れます。ヒントは「登る」ね。

                      
来年2014年は、「大坂冬の陣」から数えて「400年」ということで、「大坂の陣400年祭」が行われる模様です。
天守閣のインフォメーションでは限定冊数の「大坂の陣読本」を配布しています。
(5000部限定無くなり次第終了)

                      
「天下獲り」の「がーこ」の「野望」はこれからもメラメラと燃え続けて行くのです。
と、ここまで読んでくれた方に耳よりな情報を、
今週11月16日・土曜日は「大阪城天守閣」関西文化の日で「無料開放」されます。
つまり、「ただ」で上れます。
「天下獲り」をしたい方は、是非土曜日に。(時間午前9時から午後5時まで)
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