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昨日のアルバイトの反動から、朝は極めてゆっくり、ゆっくりというより昼前まで愚図ら愚図らしてました、なんとも肩と腕のだるいこと、たった1日の労働でこれですから連続では、どうなっていたか・・・
ゆっくりしながら某中国新聞を読んでいると、一面にちゅうごく未来塾2020「統一地方選を前に」と題して、4月の統一地方選挙を前に、平成の大合併を経験した市や町を訪れ、暮らしの中に落ちる影を見つめる・・・の記事があった。
戸河内町、加計町、筒賀村が合併し安芸太田町が誕生したが、戸河内町猪山地区にあった、創立128年の小学校が統合に伴い廃止、地区の住民にとっては小学校は生活そのもの、入学式も運動会も放課後の神楽ばやしの練習も、地域住民全体でやってきた、それが小学校の廃止と共に、地域意識が薄れ、地区芸能の伝承に黄信号が・・・というもの。
村長が大雪に阻まれ、今年まだ一度も帰還していない、布野ダッシュ村こと旧布野村横谷地区も全く同じだ、平成の大合併により旧布野村・君田村・作木村等が三次市に合併。
その結果、地区の横谷小学校が統廃合に、子供はタクシーで学校に通いだし、子供神楽や文化祭等、地区一体となって取り組んできた、数々の小学校中心の生活・活動は序々に変わって来ている。
余談ですが、村長が横谷地区に通い住人になってこの新年で9年目に、9年前には当然勤めていたのですが、それでも秋の神楽は広島の仕事が終わってから帰ったものです、小学校の文化祭と農産物の品評会が、同じ小学校の講堂で開かれるのにも驚いたものです。
地区の方からすぐお誘いを受けたのが小学校行事への参加、当初小学校の子供はいないし、何せ通い住人ですからと思っていたのですが、熱心に誘っていただき参加してみて理解できました、地域住民の皆さんの夢と象徴の場なんですねー小学校は。
それが中国山地に共通した現実と課題になっているようです、かつて教育を普及させるため、離島・僻地、山間地に分校を作っていった国、その同じ国が今度は学校の統廃合を大々的に推進。
一概にどっちが正しいと言い切れない村長ですが、村の地区のよりどころである小学校を廃止して、10年20年後に発展していることは無いと感じる、このやり方はやはり過疎の推進としか写らないが・・・
木造の立派な旧横谷小学校、有効活用策もみえず寂しげに建っている。
追、先ほど建設省のライブカメラで見ると積雪1メートルでした、冬が厳しい地区ではありますが・・・