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本日の新北のうた暦の掲句です。
パンジーのことを「遊蝶花」と表すのだと初めて知りました。
この漢字を当てはめた方のセンスは抜群です。
さらにパンジーはフランス語のパンセからきていて、「思考」を意味するとのこと。これから発して、自由主義の象徴とされたこともあったのだそうです。
花言葉が「物思い」というのも花の名の語源から掬い取られているようで、なるほどと思いました。
また、「思考」を意味する「パンセ」がそのまま表題になっている哲学者パスカルの遺著「パンセ」へと解説は続きます。
読んだことはもちろんありませんが、「人間は考える葦である」や「クレオパトラの鼻が低かったら世界は変わっていただろう」などの名言が収集されているとのことです。
「名に深くパンセを秘めて遊蝶花」
この句と解説から見えてきた世界は深淵で高邁なものに思えてきました。
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。