透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「Ume Cafe」にてランチ

2023-01-18 20:34:36 | 日記

晴れ時々雪。最低気温−15.0℃、最高気温−3.3℃。

ピアノを通じての友人と我家から徒歩5分のところにある「Ume Cafe」でランチタイムを過ごしました。

同い年ということもあり、「最近、集中力が続かなくなったね」などと気兼ねなくおしゃべりができて、嬉しかったです。最近、暗譜どころか楽譜を見ながら弾くのにも骨がおれ、気持ちが沈みがちだったのですが、たわいのないおしゃべりをしているうちに前向きになれました。

私たち以外にお客さんが居なくなったこともあり、お店の隅にある電子ピアノで練習中のショパンの「ノクターン第21番ハ短調」の最初の方を弾かせてもらったりもして・・・・。

彼女は友人が好きだというベートーベンの「エリーゼのために」を披露してくれました。娘さんを亡くして、力を落としていた友人を元気づけるために、この曲を猛練習して録音し、過日、送ってあげたのだそうです。

お店で弾くのはそれなりに緊張感を伴うもので、度胸試しになりました。お店の方のご厚意に感謝しています。

さて、店内の花瓶に差された桜は一足早く満開。その桜のように、明るく爽やかな気持ちでお店を後にしたのでした。

旭川は学生時代も含めて6年間、住んだことになります。

寒さ厳しい地で、ことに早朝は「きんきん」に冷えていたという記憶があります。

その寒さは「金属的な音を立てているように思える」ほどと作者は感じたであろうと解説に。確かに、寒さが極まると「金属的な音」が聞こえてきそうです。

そして、寒さといえば、氷点下20℃の生田原で、雀が羽を膨らませ、仲間と温め合うなどしながら外を飛び回っていたのを見たことがあります。

「雀降る」はそういう情景なのかと思いめぐらせているところです。

大寒を前にしたこの時期にふさわしい句だなと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする