透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「新・北のうた暦」から

2017-05-07 20:06:51 | 日記

晴れ。最低気温4.3℃、最高気温17.6℃(江別)、最低気温1.1℃、最高気温16.7℃(生田原)。

五月が始まってから、あっという間に一週間が過ぎようとしています。

我家の庭には雪解けからややあって、桜草がピンクのかわいらしい花を咲かせていました。

この花がスェーデンでは「五月の鍵」と呼ばれていることをこのコラムで知りました。

桜草〈五月の鍵〉と呼ばるるを 如何(いか)なる明日が展(ひら)けて行かん

                                                                                      山本 司

作者がどのような明日になるのかを憂慮し、自分たちの望む明日であれと希求している、そう読み解く田中綾氏。

田中氏が「政治状況は閉塞し、生活者は圧迫すら感じている昨今」と綴った状況を私もひしひしと感じています。

「五月の鍵」と呼ばれる桜草が希望に満ちた五月へ通じるドアをこじ開けてくれる鍵であればと心から願ってしまいました。

コメント
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